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ダンジョンがありふれる世界で最強の固有能力に目覚め組織を作ったら助けた子供の愛が重いんだけど  作者: アルプス


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ダンジョン攻略

ダンジョンに到着した。


入口は静かに口を開けている。まるでこちらを試すように。


「さて、どこに入る?」


剣河が軽く肩を回しながら言う。


「いや、まずはノーマルでいいだろ」


「そうよそうよ」


雷華も同意する。


「分かった。じゃあまずはノーマルで行こう」


パーティ申請を済ませ、三人でダンジョンへ足を踏み入れる。


中に入った瞬間、空気が変わる。


そして――


すぐにオークが姿を現した。


「まずは俺がやってみるよ」


「おう、いいぜ」


「分かったわ」


そう言って、氷の槍を作り出す。


狙いを定め――放つ。


槍は一直線に飛び、オークに突き刺さる。


次の瞬間、オークは霧となって消えた。


「よし、倒した」


軽く息を吐く。


「これくらいのレベル差なら問題なさそうだな。じゃあ次は2人でやってみて」


「分かった」


そう言った直後、再びオークが現れる。


「行くよ」


雷華が雷を放つ。

閃光が走り、一体が倒れる。


その隙に、剣河が一気に距離を詰める。


振り抜いた一撃で、もう一体を斬り伏せた。


「いい連携だな」


そのまま奥へと進む。


やがて――ボス部屋へ辿り着いた。


扉を開ける。


中にいたのは、大きな影。


ハイオーク。


オークの上位種で、全体的に能力が強化された存在だ。


「2人とも、やるよ!」


視線を交わす。


「作戦はシンプルだ。剣河が突撃して注意を引く。その間に俺と雷華で攻撃を叩き込む」


「分かった」


二人が頷く。


次の瞬間、戦闘が始まった。


剣河が前に出る。

ハイオークの視線がそちらに集中する。


その隙を逃さない。


氷と雷が同時に放たれる。


何度か攻防が続いたが――


「今だ!」


最後の一撃が決まり、ハイオークは崩れ落ちた。


「よし……勝ったな」


剣河が息を吐く。


「ナイス囮だった」


「あぁ、お前らの攻撃があったからだ」


ハイオークが消えると同時に、ドロップアイテムと魔法陣が現れた。


アイテムを拾うと、詳細が浮かび上がる。


ーーー

斬撃の剣


斬る力を強化する剣

スキル【斬剣】が使用可能になる

ーーー


「ほぉ、剣か」


軽く眺めてから、剣河に投げ渡す。


「これ、お前にやるよ。どうせ俺ら近接できないし」


「そうよ、私も近接はちょっとね」


「お前ら……ありがとう」


剣河が少し照れくさそうに受け取る。


少しの静寂。


そして――


「思ったより早く終わったな」


ニヤッと笑う。


「このまま周回するか?」


「おぉ!!」


「いいわね」


二人もすぐに乗ってくる。


三人で魔法陣に乗る。


光が足元から広がり――


一度ダンジョンの外へ。


そしてまたすぐに、次の挑戦へと向かうのだった。

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