表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Prosthetic War Online  作者: FURU
序章 【 prosthetic war 】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/18

prologue

初挑戦のVR物です。


 仮想現実─いわゆるVRというものが世に普及して、早100年あまり。今や生活の一部となったVRであるが、VRが生活に活用されるより一足早く普及し始めたVRゲームの技術躍進は「凄まじい」の一言に尽きる。


 特に今やVRゲームの代名詞となっている、ファンタジー世界を題材としたMMO RPGなんかでは、超精細なグラフィックに五感+αの完全再現により、最早「もう1つの世界」と言っても過言では無くなっている。


 しかし人間という生き物は度し難いもので、現実より仮想のファンタジー世界に入り浸るユーザーが社会問題になる程度には多い一方、完成され過ぎた故に「もう1つの世界」に“飽き”や現実世界と同様の“苦痛”を感じるユーザーも増えていた。


 ユーザーのVR MMO RPG離れを防ごうと、多くのゲーム開発企業が次々と新作を発表する中、20年近く沈黙していた【 game form 】社が突如として近日中の発売を発表したのが、【 prosthetic war 】というタイトルであった。


 かつて【 game form 】社は、当時から人気のジャンルであったファンタジーの世界観や難易度を、【 Dark Borne 】という1人プレイ用のタイトルで荒らしに荒らしまくったという“実績”があったのだ。


 今回の【 game form 】社の発表を受けてゲーム業界は「悪夢再びか!?」と慌ただしくなったものの、【 prosthetic war 】の詳細情報が出て以降、その混乱は【 game form 】社への嘲笑へと変わっていった。


 何故ならば今回【 game form 】社が発売を発表した【 prosthetic war 】というタイトルのジャンルは、流行りの逆を行く“近未来系ロボットアクションシューティング”であったからだ。


 20年前に業界を荒らした【 Dark Borne 】は、異色ではあったがジャンルそのものは流行に沿っていた。

 対して今回発売される【 prosthetic war 】はジャンルからして流行とは異なる上、ユーザーが若い男性に偏り易い要素の組み合わせとなっている。


 元よりコアなファンの多い【 game form 】社製ゲームであるが、業界自体が細っている現在においては“20年ぶりの新作”という冠を着けたところで、売り上げ予想を下回る─いわゆる“大コケ”になる…と【 game form 】社の競合他社は判断したのだ。


 ところが業界の予想を嘲笑うかのように、予約開始時点から【 prosthetic war 】は異例の人気を博した。

 この原因は、ファンタジー系MMO RPGでゲームというものに触れそれらに飽きたユーザーが、全くの別ジャンルである【 prosthetic war 】に流入したから…と分析された。


 各社が増やしたゲームユーザーを、皮肉にも各社が馬鹿にした【 prosthetic war 】がかっ浚って行った形に、ネットでは[20年前の悪夢再び!]と話題になり、更にユーザーが増えるという好循環。


「おっ、【 game form 】の新作だって!?

 こりゃやるしか無いだろ!」


 そしてまた、長らくゲームから離れていた1人の男が【 prosthetic war 】の世界へとダイブして行くのであった。


読んでいただきありがとうございます。


ブックマーク、☆、いいね等、執筆の励みになります。

「面白かった」「続きが気になる」という方は是非、評価の方よろしくお願いします。


感想、レビュー等もお待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ