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【プロットタイプ】収束の美学

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

R15指定したのは場所が場所だから。


統一性に美しさを見出すのは、割と普通の事じゃないかな。

他者を踏み倒す事に、反乱分子を総じて叩き潰すのに、悦楽を覚える質の人間であるせいか、物が散乱した状態を拒む。まっさらな殺風景を好む。

まっさら、まっさら、まっさら。其れはある意味、ある方向性に纏まりがある、という事では無いだろうか? そして其れに美しさを感じるのは、美学の一種では無かろうか。


互いが互いに溶け合った後、脱力感からか惚けた顔をしていた。今はきっと、此奴の脳裏には何も無いのだろう。ただ白一色の光景だけが広がっているのだろう。

そうしたトランス状態が半刻程続いた後、鏡花はポロッと一つの言葉を吐き出した。

「美学……」

鏡花という生き物は長らく過ごして来ても理解出来ない事がある。ある時突然、意味不明な言葉を零すのもその一つだった。

答えを聞いて理解するのも悪くは無いが、自分の手で解き明かしたく鳴った故に、敢えて無言の道を選ぶ。相手との干渉を避ける為に、羽毛布団に顔を埋めた。

「私、中身が雑然としているから、統一性のあるものに美しさを感じるの。数学の解もそう。哲学の定義もそう。性交渉後の脳内もそう。ただ一つの方向性に収束するのに美学を感じる」

布団からモゾモゾと顔を上げて鏡花の顔を見ると、かなり狂気的な顔をしていた。目は大きく見開かれ、口元はだらしなく開いていた。何か別の物と交信をするその様は、あまり正常とは言えなかった。

「だから私、瑠衣も好き。絶対帝王が好き。雑然とした全てをたった一人で統率可能だから。その一つだけで全てが均される様が好き」

「其れはお前もだろう」

雑然とした駒達をたった一人の指揮官だけが全て支配する。俺は人形達の王かも知れないが、お前の方が、意思がある分扱いにくいだろう。

そう言うと疲れ果ててしまったのか、また瞼をとざす。こうなった理由と言うのは、次に起きた際にはもう忘れてしまっているのだろう。

其れでも、鏡花の口を着いて出たものである故に、嘘も偽りもない。

これはただの自論です。個人の意見ってことです。


人間って規則性のあるもの、統一性のあるものが好きなんです。

信念のガタ着いた、言動に一貫性がないキャラは人気でないし、嘘を嫌うのも言動の不一致から来てると思います。


というのも、雑然としたものって、疲れるんですよ。

逐一判断しなくてはならなくて、そこに脳みそ使って、肝心な時の判断が疎かになる。

だからその無駄を徹底的に省きたがるのは、一種の本能。


数学が美しい。 っていう人の考えも、多分この一つ。

たった一つの式で、どんな数字入れても必ず解が収束する。

余計な事を一切しない。雑然としてない。必ず規則性がある。

って事なのかと。


朝からド級に眠い癖に、二度寝は悪夢を見るので、今日も細々頑張ります。

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