表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

オオカミ青年

●レミオロメンと異なる点を見せつつ、「相変わらずの良さ」もしっかりと感じられるアルバム。


【収録曲】


1.オオカミ青年

2.ハロー流星群

3.ベテルギウス

4.twilight

5.月食

6.砂時計

7.キャッチ & ボール

8.Beautiful day

9.パーティーサイズ

10.四季追い歌

11.光をあつめて


 2012年に活動休止したレミオロメンのフロントマン・藤巻ふじまきりょうのソロ初となるアルバム。最初と最後に『オオカミ青年』『光をあつめて』とメランコリックな面を強調させた曲を配置したり、『月食』では「太陽はどこだ」とファルセットで歌っていたりと、バンド時代と比べてシリアスな曲が目立つ感じでしょうか。また、ストリングスが一切使用されていないこともあって、よりシンプルにメロディを際立たせているようにも思えます。


 とはいえ、以前からほとんど彼自身が作詞・作曲を手掛けていましたし、作風自体が大きく変わった印象はありません。『キャッチ & ボール』『パーティーサイズ』のような明るい雰囲気の曲も収録されていますし、丁寧に作り込まれたメロディも従来通り魅力的。特に、『ベテルギウス』や先程挙げた『光をあつめて』はその点を充分に活かした楽曲に仕上がっていると言えるでしょう。


 バンド時代と異なる点を色々と挙げることができるものの、やはりレミオロメンの延長線上にある作品といったところでしょうか。『花鳥風月』に並ぶほどの傑作……とまでは行きませんが、「相変わらずの良さ」をしっかりと感じられたアルバムでした。


評価:★★★★★

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ