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Prologue. 星間の手紙

 Hello, 親愛なる同胞


 旅は順調だろうか。君のことだから、良い星を見つけたに違いない。

 こんなことを私から言うのは間違っているのかもしれないな。だけど、君は優しいからこんな私を案じていることだろう。

 大丈夫、私は元気にしているよ。

 きっと君はこの先に何が起きるのか不安に思っているだろうが、君が心配することは何もない。

 星が消え、この宙の彼方に触れたところで、また新たに星は生まれるのだから。……それはもう、君自身で気付いているかもしれないけど。

 私はこの彼方で君を……君たちの選択を見届けよう。


 (かつ)ての隣人、ミラ



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