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Legend of Star Night  作者: パインティー
第二章 革命のための戦い
49/157

Record:14 皇子の帰還

 黒葛原つづらはら辰馬たつまと斬り結ぶ剣劇。鍛え抜かれた金属同士が喰らい合う音が甲高く響く。

 おれが生まれる前の出来事で罪を犯した黒葛原一家まるごと追放され、特に重罪となったこの黒葛原は里の牢獄へ入れられることになった。いったい何をやらかしたのかは聞いてはいないが、あのじいちゃんがそう判断して牢獄にぶちこんだんだ。相応のことをやらかしているに決まっている。

 自分自身で気に入らない奴を殺したって言ってんだ。そういうことだろう!

「このクソ野郎が!」

 迫り来る白い刃がおれの命の灯火を消すべく襲いかかる。

「汚い言葉を使うんじゃねえよ、小僧!」

 黒葛原の剣は、とにかく人殺しに特化した汚いものだ。毎回毎回分かりやすく首だの胸元だの急所を狙った軌道を描く。

 こんなに分かりやすい剣なら防げるだろ!と思っていた数分前のおれはきっと悪くない。思ったより分かりやすい隙が少なすぎる。

 腐っても里出身の侍ってわけか。

「ちょこまかとぉ!」

 あまり攻めず回避と防御に専念しているおれを黒葛原が罵倒する。

「どうした! さっきから弱気だな!」

 数少ない隙を形にし、こいつを一撃で戦闘不能にする。そういうことができる技がないわけじゃない。

 さっきからちょくちょく煽る黒葛原の剣に、わざと真っ向から真月を打ち込み、刃先に深く食い込ませて武装解除してから切る―――というカウンター技がこいつには刺さりそうだと思っている。

 だがこの技は隙もでかい。思い切り食い込ませるつもりで振るうから大振りになるし、向こうがそれを読んで対抗してしまったら逆におれが武装解除させられるかもしれない。

「煽ることしかできないのかよ! ざまあねえな!」

 これだけ剣を斬り結ぶ闘いは初めてだ。

 何度も何度も金属がぶつかり合う。その度に甲高い音が鳴り響く。

「教えろ! 誰がてめえを牢から出した!」

 教えてくれるはずもないことを、おれは聞き出そうとする。それに対し、黒葛原はバカみたいに笑った。

「ハハハハ! 悪い、悪いな。ちょっと興奮しすぎて笑ってしまったよ。そんな馬鹿正直に聞いて答える訳でもないだろうが。」

 黒葛原は顔に手を当てて苦しそうに笑う。

「クフフハハ……良いだろう、俺は今気分がいい。少し、昔の話でもしよう。なに、お前がまったくもって毛ほども生まれてもいない時の話だ。」

 黒葛原は細雪を緩く構えながら―――自分の生い立ちについて語り始めた。

「俺は素敵な家庭に生まれ、人間として質の高い教育と深い愛に包まれ成長していった。俺には恵まれた教養と、そしていくらかの才能があった。」

 

『辰馬! 何度言ったらわかる! お前はこの家の長男として果たさねばならぬのだ!』


「父上は熱心な教育者でな、俺の今後を思って多くの教育を施していただいた。黒葛原家の存続をこの俺に掛けていたのだから当然と言えば当然だ。」

『このワシら黒葛原家に託された使命を忘れたか!』

『いいえ、忘れてはおりません。父上―――必ずや『真月』を我が手元へ。』

 黒葛原家の本当の目的―――それは真月を手にすること。そのために笹川家の当主を殺して奪う必要があった。

『そうだ! 我々が悲願を達成できるか否かは―――お前の双肩にかかっているのだ。』

 本来真月を得るためには、真月の継承者とならなければならないのだが、並々ならぬ障害が幾重にも重なっていた。

 真月を継承するための条件を、黒葛原家は満たしていなかった。そもそも笹川家ですらないのだからむべなるかな。

 殺して奪うにも―――さすが真月を継承するだけはある。相応の実力の持ち主を殺して奪わなければならない。

「龍斗を殺してその刀を奪うのは―――さすがに黒葛原家の誰もが不可能だった。」

 黒葛原は刀をくるくる回しながら独白した。

 真月を得るためには―――? こいつ、何のために真月を求めているんだ。黒葛原家の悲願……。

「この俺がしくじり、黒葛原家が里から追放され、俺自身は里の牢獄に閉じ込められた。そしてようやくそこから出て生き長らえていた。龍斗が死んだときは奪うチャンスとも思ったが、あの龍斗をいともあっさりと殺しやがった奴がそこにいたからさすがに諦めたよ。」

 黒葛原は大袈裟にため息をつく。

「だが今! この俺の目の前にその刀がある。―――これで興奮するなと言う方が無理があろう?」

 黒葛原は台詞の途中で刀を振るい、おれに斬りかかる。おれはそれを距離を取って回避する。

 こいつ結局誰が裏切ったのか言わないつもりだ。

「何のために真月をそこまで求めているんだよ!」

 一方でおれはいつもの嫌な予感がねっとりとおれの頭に絡み付いていた。

 真月には二つの役目があって生まれた。もうひとつは式典のための神具として、そしてもうひとつは―――「闇の王」を打ち倒すための聖剣として。

「我らが黒葛原家の悲願のためさ! さぁその刀を俺に寄越すんだ!」

 できるかバカ野郎! くたばれ!

 おれは真月をしまい、攻めの姿勢に転じる。

 これ以上の問答は無駄にしかならなさそうなので、この黒葛原とかいう野郎を戦闘不能に追い込むつもりだ。そのための秘策がおれにはある。

「なんでお前がおれのじいちゃんを殺せなかったのか―――その答えを叩きつけてやるよ!」

 

 おれは力を解放する。

 

ゴロゴロゴロ―――ズドドォンッ!

 

「何だ!?」

 雷の音が突然響き渡り、まばゆい閃光が奴の目を焼く。

 ぎゅーんと世界の時がゆっくりと流れるように遅くなる。おれはからだに雷光を纏わせ、速度の上がった思考で奴の隙をうかがった。

「その雷は―――何なんだ!?」

 里に住んでいた癖に知らねえのかよ。おれたちの里がなんて呼ばれてるのか、耳にタコができるぐらい聞いてきてるだろうが!

 ぐっと地面をしっかり踏み込んで腰を落とし、右こぶしを構える。

 

 雷打ライダ

 

ズドドォンッ!

 閃光とともにおれは目の前の黒葛原へ雷のパンチをぶちかます。あまりの速度に反応しきれなかった黒葛原はもろにそれを食らう。

「ぐふぅっ!?」

 黒葛原はぶっ飛んで壁に叩きつけられる。

「ガッッ……ハァッ―――!」

 思い切り叩きつけてやった。しばらく起きることはないだろう。

 そのまま黒葛原は壁から剥がれ落ち、倒れる。

「てめえにくれてやるほど―――この刀は安くねえよ。」

 一年前―――真月の試練を受け、真月を受け取ったときのことを思い出す。

 この刀の元所有者でもあり、先代当主でもあったおれのじいちゃんのことも一緒に思い出した。

 この刀には千年間続いてきた里の歴史と、そして―――おれにとってかけがえのなかった人の思いがたくさん詰まっている。

 殺人鬼おめえなんかにくれてやる刀じゃねえんだよ!

 

「……ふふ……ククク……」

 

 叩きつけた壁からまた気持ちの悪い笑い声が聞こえる。

 どうやら今のでやられた、という訳じゃなさそうだ。雷打を食らって意識を落とされないのか……こいつは!

「安くない、か。当然のことだ。」

 やつは叩きつけられた壁からゆっくりと剥がれ、再び立つ。その目は狂気に歪んでおり、気持ちの悪い目線をおれに向けていた。

「刀はすべて斬るためにある。何者も斬らずにただ崇め奉る―――斬るためだけに存在する刀を!」

 黒葛原は両手をあげ大袈裟に肩をすくめた。

「貴様なぜ今ので俺を斬らなかったんだ。」

 黒葛原は責めるようにしてそう言い立てまくる。

「実に滑稽。その刀を俺に寄越せ。それで斬って斬って斬って斬りまくってやる。それが刀というモノの役目だ。その方が真月にとっても本望だろうよ!」

 この―――クソ野郎が!

「ふぁっはっはっは! 寄越せよ、寄越しやがれ! 俺が正しく使ってやる!」

 黒葛原はそう言ってすさまじい速度で突っ込んできた。思考速度が上がり状況を素早く把握できる状態のおれでも捉えきれないほどの速度で。

「なっ―――ぐぁあっ!」

 もろに刀の突きを右肩にもらう。骨ごと貫かれた激痛がおれの顔をしかめっ面にする。いてぇ!

 なんでだ! なんでこいつの動きをおれが捉えきれない!?

「やっとまともに斬れたな! ククク……ははは!」

 黒葛原は刀を思いっきり抜き、おれの右肩にとびきりデケエ穴を開けて後ろに下がる。右肩に空いた穴からは大量の血が迸る。クソ!

 おれは急いで懐からポーションを取りだし、傷口にかけようとする。しかしその動きを察知している黒葛原が突っ込んでくる。

「おっと! 傷口には唾をかけて直せと親から教わらなかったのか! 薬には頼っているとそのうち病気になるぞ!」

 クソつまらない冗談とともに嫌らしく刀を突き出し、おれの意識をそっちに割かさせる。このクソ野郎…!

「ははは! ははははは! 痛いか、痛いよなぁ、待ってろ、今楽にしてやるから、そのまま、動くなよ!」

 ここぞとばかりに動きの鈍くなったおれの隙を全力で叩きに来る黒葛原。やることなすことすべてが嫌みったらしく、そして的確に命を狙う。一太刀一太刀すべてが全部おれの急所を狙ってくる。

 ええい、これしかねえ!

 おれは地下牢を照らすその篝火かがりびに目をつけ、黒葛原に牽制をかける。イライラする攻撃をかいくぐり、黒葛原にタックルをかけてぶっとばす。

「ぬごぉあっ!?」

 そしてそのままおれは篝火の火を右肩にねじ込み、傷口を焼く。

「ぐぅうう~!」

「貴様!」

 おれの意図を掴んだ黒葛原がすぐに体勢を立て直し、突っ込んでくる。おれは篝火を真月を握る左手に装備して待ち構える。

「!?」

 おれは突っ込んでくる黒葛原めがけ、篝火を投げつける。炎の粉を撒き散らしながら飛んでくる篝火につられ回避する黒葛原。その一瞬を見計らい、おれは左腕で再び雷打を打ち込む。

ズドドォンッ!

「おっとぉ! 二度も同じ手を食らうわけがないだろう!」

「くっ……!」

 こいつ、本当に隙がねえな! 底上げした思考速度でも判断しきれないくらいにブラフが多い!

 危なげなく回避した黒葛原は雷打を放って体勢を崩しかけているおれめがけ、思いっきり上段から細雪を振り下ろす。おれは雷打を放ったその勢いをさらに加速させ、急いでそこから離脱する。

「ちょこまかとぉ!」

 黒葛原の刀はそのまま誰もいなくなった空間を叩っ切る。イライラが溜まってきたのか、黒葛原の動きが少しずつ激しくなってくる。

 クソッ! このままじゃジリ貧だ。一応は焼いて塞いだ右肩の傷も再び開きまた出血し始めている。冗談抜きにこのままだと失血死する。

「あくまでも斬るために真月を使わないつもりか!」

「うるせえなクソ野郎!」

「また汚い言葉を使ったな。ククク、お仕置きだ!」

 再び黒葛原は突っ込んでくる。

「うぐぅあっ!」

 また黒葛原の刀を食らう。今度は左脇腹を貫通される

 またか、またこれだ! マジで何なんだこれは!

「おいおい、何当たり前のようによけるんだ……すぐに楽にしてやれないだろうが、動くな!」

「ぐぅっ!」

 黒葛原は容赦なく刀をねじり、傷口を大きく開かせる。激痛が血液とともに迸り、まるで焼かれたような感覚に陥る。それ以上の被害を避けるため、おれは無理やりその刀を掴んで止める。

「まだあがくか!」

「うっ!」

 抵抗の意思を見せるおれのその動きに黒葛原はさらにこちらの行動を封じる。おれの右肩を刀を持っていない方の拳で叩きつけ、さらにねじ込んでくる。そしてそこからさらに膝をおれの腹に打ち込む。

「ぐっぁあっ!」

「ふんッ! ふんッ! ふんッ!」

 黒葛原は一回では止めず、何回も何回も膝を打ち付けてくる。その度におれは意識を刈り落とされそうになる。

「そぉれ、最後にもう一発いっぱぁぁあつ! フゥウンッ!!」

 ひとしきり打ち付けて、ふらふらになったおれにもう一発黒葛原はフルパワーで膝を叩きつけた。

ズドォンッ!

 壁と膝のサンドイッチでおれの胴体はボコボコに痛め付けられ、おれは倒れる。徹底的に痛め付けられた腹部から血が逆流してきておれは吐血する。

「ゴホッ……がっはっ……!」

「ふぅ……ようやく倒れたか。手こずらせやがって。」

 黒葛原は乱れた服装を整え、服についた汚れを叩いて払い始めた。

 くっそ、いてえ。こんな大ケガは久しぶりだ。こんなに痛め付けられたのは修行でも三回ほどしかない。こりゃ当分、モノはまともに食えなさそうだ。

「それにしてもこれで死なんとは、お前の体はとびきり頑丈にできているな。褒めてやる。頑丈に産んでくれたお前の両親に感謝するんだな。」

 おれの目が、いや―――おれがそもそも捉えきれない黒葛原の動き。俺を徹底的に痛め付けた今の動きでさえちゃんと認識できていることを考えると、何らかの特殊能力が関係しているに違いない。

 例えば―――認識をわざと遅らせる、そういう魔術式を発動させているとか。

「よし! 有り難く頂戴するぞ、真月を。」

 黒葛原は刀をしまい、おれの腰元にある真月に手を伸ばした。

 さて、どうしたものか―――おれは思考速度を底上げし、次の手を必死に考える。

 

 その時だった。

 

「「うぉおおおおおおっ!!!」」

 

 聞き覚えのある雄叫びとともに誰かが突っ込んできた。

「!? ぐぁあっ!」

 突如ダンプカーにでも突っ込まれたかのように黒葛原はそれをまともに食らい、無様にぶっ飛んでいく。

「硝斗くんっっ!!」

 小さい頃から幾度も聞いてきた、鈴のような心地のよい声が聞こえる。

 あー、助かった。助かった……。

「ショートどの! 大事ないか!?」

「よくみろシバ! この姿のどこを見て大丈夫だと思うんだ!」

 ガタイのいい大男と青い髪を括った青年がそれぞれの武器を構え、黒葛原とおれの間に立つ。

 ジダゴ、シバ……!

「硝斗くん、大丈夫!?」

 彼女の手に魔術式陣が浮かび、暖かい光がおれの腹部を優しく包む。

 テルシア……!

「来てくれて―――助かった……ありがとう、テルシア……!」

「間に合ってよかった。あと少しでも遅れていたら……!」

 テルシアは泣きそうな表情から途端に烈火のごとく憤怒の表情に切り替わる。その視線はおれから黒葛原へ向いた。

「許さない!」

「おう! ショートの分を全部こいつにお返ししてやるぞ!」

「生きては帰さぬ!」

 三人のたくましい宣言に、叩きつけられた壁から剥がれた黒葛原は憎たらしく苦笑いを浮かべた。

「仲間のピンチに駆けつける。素晴らしい友情だな!」

 黒葛原はドアの近くへ近づき、こう捨て台詞ぜりふを吐く。

「そうカッカするなよ。俺は久しぶりに同郷の人間に会えて嬉しくて、ついついちょっとおしゃべりしすぎたんだ。残念なことに真月をくれなかったが、まあいつかくれることを信じてこの場はお開きとしよう。」

「何訳のわからねえこと言ってんだおめーは! それでショートがなんでこんなに痛め付けられたんだよ!」

 黒葛原は気持ち悪く笑う。

「躾のなってないガキには当然、躾が必要だ。それをいま施してあげただけにすぎない。―――そうカッカするな。」

「テメェーーっ!」

 追おうとするジダゴを、シバが制した。

「まてジダゴどの! ショートどのをここまでにした男だ! むやみやたらに飛び込むべきではない!」

「賢明な判断だよ、ジンの皇子。こっちに来るなら同じ躾をお前にも施してやるところだ。―――さらばだ!」

 黒葛原はその場から離脱した。黒葛原を取り逃がしたジダゴは青筋を浮かべて拳を地面に叩きつけた。

「あのクソ野郎が! よくもショートを!」

「ショートどの!」

 

 こうして、里の追放者である黒葛原との初邂逅は終わりを告げる。

 結果は、ご覧の有り様だ。

 

「シバ……戻ってこられたんだな……。」

 あの夕鱗竜の急襲によってバラバラにさせられたおれたちは、ようやくここで合流できた。

 そして―――シバにとっては。

「あぁ、ようやくだ。漸く―――ここに戻ってこられた。」

 おれの右肩に包帯を巻きながら、彼は力強くうなずいた。

「この戦いを終わらせる。―――それが今の拙者にできる、皇子としての責務。」

「そっか。悪い、もうその手伝いはできなくなりそうだ……。」

 まさか、ここで黒葛原に出会ってこんなにボコボコにされるとは思ってもみなかった。てっきりあの夕鱗竜と戦うんだとばかり思わされていた。実際は―――これだ。

「ショートどの、本来貴殿はこんなところにいるはずもなく、テルシアどのと一緒に今ごろはこの世界の中心へ向かっていく船の上だったはず。謝罪をせねばならぬのはむしろこちらの方だ。―――申し訳ない。」

「……。」

 おれはシバのその言葉ににじむ思いを感じ、右手の甲でシバの胸をゆっくり叩く。

「あんたの婚約者が、あの城の最上階にいる。もう一人―――あんたの婚約者とそのお付き人を助けるべく動いてる女の子がいる。―――骨人族スケルタンの女の子だ。」

 おれは力を振り絞って、伝える。

「その女の子に着いていってあげてくれ。そして助けるんだ、―――あんたの婚約者を。奴らは―――あんたの婚約者を狙っている。早く行ってくれ。」

「ショートどの、……!」

 おれとシバの両方を交互に見るジダゴにおれは声をかける。

「ジダゴ、シバと一緒に行ってくれ。」 

「……わかった。テルシア、言われるまでのことじゃないと思うけど、ショートのことを頼む。」

「うん。硝斗くんは任せて。シバくんをお願いします。」

「かたじけない!」

 シバは立ち上がる。そしてジダゴと目線を交わし、互いにうなずく。

「行ってくる。」

「あぁ、行ってこい!」

 

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