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外伝06.奈々・愛の独白

 外伝六作目となります。


 内容はタイトル通りです。


 最後まで読んで頂ければ幸いです。

 「ルナ様について知りたい? それはつまり、ルナ様の魅力を知りたくて、わたしに尋ねているのですか? それをわざわざわたしに聞かないと分からないなんて、ダメですね。ダメダメですよ。ですけど、ルナ様に目をつけるなんて見どころがあります、見る目があります。せっかくですし、わたし自らが教えて差し上げましょう。遠慮なんてしなくていいですよ。これはわたしがやりたくてやるだけです。むしろやらせてください。あなたがお気になさらずともいいのです。大丈夫ですよ、大して時間は取らせませんので。わたしとしても、ルナ様の魅力を伝えられるのは嬉しいことですし、ルナ様のためなら時間なんていくらでも割いて差し上げます。さてさて、まずは何から語りましょうか。ルナ様についてですよね。語れることが多くあるので何から語ればいいのやら。正直こればかりはわたしとしても悩みどころです。ルナ様の魅力について知って欲しいのですから、語る順番で抱く印象が変わってしまっては困りますからね。これは大事なことですね。責任重大です。わたしにルナ様の命運が掛かっていると言っても過言ではありません。ですが、ご心配はいりません。わたしなら、ルナ様の幼馴染みで親友で姉妹で家族であるわたしならば、ルナ様の魅力を余すことなく伝えられると自負しております。ですけど、改めて語るとなるとやはり難しいものですね。ルナ様の魅力、その全てが頭の中を駆け巡ってしまって思考が纏まらないです。意気込んでおいてこの様とはお恥ずかしい。こんな無様な姿を晒してしまって情けないですね。ああ、でもこうして頭の中を駆け巡っていくルナ様はどれも魅力的でして、見惚れてしまいます。ルナ様のお顔だけでなく、その容姿、頭からつま先にかけて、いえ、それのみならず、その周囲の空気までもがルナ様の色に染めあげる。思わず見惚れてしまいます。頭に思い描くだけで何故こうもわたしを恋に落としまうのか。一度のみならず何度も、数え切れない程にわたしは恋に落ちてしまいます。それはルナ様を思い描くだけの数だけあります。いえ、実際にルナ様に会う度に恋に落ちています。会うだけでなく、声を聞くだけで、電話が掛かって来るだけで、メールが届くだけで、わたしは新しい恋に落ちるのです。わたしをここまで魅了させるなんてルナ様はなんて罪な御方なのでしょう。ルナ様の数だけ恋があるのです。それは際限なく無限に等しい。夢幻でもありますね。まるで夢のような、幻のような魅力。理想的な、夢にまで見た存在。それでいて幻のように掴むことが出来ない、掴ませてはくれない。それでもそこに存在する。実在するのです。儚くはない、脆くはない。実体がある。触れることも視ることもできる。確かに居る。理想を体現なんて生易しいものではないです。理想を昇華させる。理想に成り代わる。ルナ様こそが人類全て、全世界、全宇宙の理想の存在になるのです。全ての存在を恋に落とす。一度だけでなく何度も。数え切れない程に全てを魅了する。それ程までにルナ様は魅力的なのですよ。この魅力を伝えるのは難しいかもしれません。もちろん誠心誠意努力してお伝えします。ですが、百聞は一見にしかずと言います。わたしがどんなにルナ様の魅力を語ろうとも意味がないのです。一度ルナ様を見てしまえば、わたしの言葉など一切合財吹き飛んでしまいます。その容姿。その御姿を見ただけで、わたしの言葉が稚拙で想像を遥かに超える、超越する、言葉などでは表せられない程に素晴らしいものだと気付いてしまうのです。目に、瞼に、脳に焼き付いてしまう。意識してではありません。無意識的にです。体が、本能が勝手に動かすのです。目はルナ様に釘付けになって離れることを許しません。離せられないのです。誰であろうとそれに抗うことは出来ません。誰もがルナ様に目を奪われるのです。もうルナ様以外を目に捉えることは出来ないのです。ルナ様しか見えない。これは幸せなことなのです。だってルナ様ですよ。ルナ様がそこに居るのです。視る以外の選択肢が生まれるわけがない。当然ですよ、ルナ様なのですから。目で見ないわけがない。一度見てしまったらもう自分の意志では抗えないのです。そもそも抗う必要がありませんけどね。本能に従えってことですよ。こうなってしまったら、もうどうすることも出来ないのですよ。ルナ様自身が動いて視界の外に消えない限り、どうすることも出来ないのです。その後ろ姿が見えなくなる、その最後の瞬間まで見届け続けます。姿が見えなくなってようやく気付くのです、ルナ様に見惚れていたことに。ですが、ルナ様の魅力はそれだけではありません。瞼を閉じれば目の前に思い浮かぶのです、ルナ様の御姿が。当然ですよね。瞼に焼き付けたのですから。本能でやってしまったことです。仕方のないことなのですよ。そして瞼に焼き付いたルナ様の御姿。一度瞼に焼き付いてしまったらもう消えません。瞼を閉じただけでルナ様が目の前に現れる。消えることのない御姿。いつでもどこでも、いかなる時でも瞼を閉じるだけで目の前に現れてくれる。ルナ様がその場に居なくても、一人で居たとしても、ルナ様がそこに在り続けてくれるのです。さらに脳に焼き付けたルナ様の御姿も一生残り続けます。忘れません。忘れられません。分かりますか? 忘れられないのです。夢に出てくるようになるほど忘れられないくらいに印象的なのです。ルナ様の御姿はそれほどまでに衝撃的で誰も彼もが魅了される魅力があるのです。わたしもルナ様の御姿が忘れられない。幼い頃の御姿もわたしは覚えています。これまで一緒に過ごしてきたのです。見てきたその御姿をわたしは全て覚えています。わたしはルナ様の成長記録を記録するために生きているのです。ルナ様の一生をわたしの一生を掛けて保存していく所存です。この役目は誰にも譲りません。これはわたしの存在意義、生きる理由。これが出来なかったらわたしに何の価値もありません。生きている意味もない。死んだも同然。死体そのものです。わたしはルナ様のために存在して、ルナ様もわたしのために存在してくれるのです。さすがルナ様、わたしのために存在してくれるなんて嬉しいです! 嬉しさのあまり卒倒しちゃいます! そして倒れたわたしを心配して駆けつけてくれるルナ様。甲斐甲斐しく看病してくれるはずです、ルナ様ならきっと、間違いないです。それだけでなく、わたしを心配して夢の中にまで会いに来てくれるはずです。ああ、そこまでしてくれるなんて、ルナ様はなんてお優しいのでしょうか。現実の世界だけでなく、夢の中でもわたしのために手を差し伸べてくれる。ありがとうございます。わたし、ルナ様のためだったら何でも出来そうです。何度だって倒れちゃいます。そうすれば、夢と現実でルナ様が二人がかりで看病してくれますから、それに勝る幸せはありません。ルナ様が二人、幸せも二倍です。素晴らしいっ! 幸せは世界を救います。ルナ様の素晴らしさが、存在するだけで世界は救われるのです。ありがたいことです。世界も宇宙もルナ様に感謝しなくてはなりません。でないとバチが当たっちゃいます。まあ、ルナ様に何かされてもご褒美でしかありませんけどね。バチにも、罰にもなりません。鞭にもならず、飴です。ですけど、わたしもたまにはルナ様に折檻されたいな。でもでも、わざと失敗してルナ様にご迷惑をお掛けするわけにはいかないですし、どうしましょうか? ルナ様が信頼して頼ってくれているのは嬉しいですし、信用を失いたくありません。ルナ様がわたしを頼ってくれるのは、わたしとルナ様が今までの人生で築き上げてきた絆があるからこそであって、それはわたしも大事にしたいです。ルナ様との絆は何ものにも代えがたいですし、そう簡単に壊していいものではありません。あっ、でも、ルナ様なら一回や二回の失敗でわたしを見捨てたりはしないはずです。でもなー、見捨てたりはしなくても折檻、叱ってくれたりもしないからなー。それはそれで寂しいです。ルナ様は優しいから、わたしが何をしても許してくれますから。それは信頼の証だとしても、叱って欲しいときは叱って欲しいです。お願いすればやってくれるかもだけど、それは違うんだよね。自然な、素のルナ様にやって欲しい。作り物ではなくて、ありのままでやって欲しいのです。まあ、ルナ様もわたしのことが大好きですから、仕方ありませんよね。なんたって、ルナ様にとってわたしは特別な存在ですから、特別扱いされるのも当然といえば当然なのですよ。特別扱いされるのは悪くないですね。特別、いい響きですね。特別であってもなくても、誰が相手だろうとルナ様の素晴らしさ、その魅力に気付かない人なんていないと思いますけど。ルナ様の魅力、それは可愛いだとわたしは思います。可愛いです。ただ可愛いだけではありません。すごく、ものすごぉく、可愛いのです。どこが可愛いかなんて一目瞭然です。全てです。全てが可愛いのです。存在が可愛い。何かをするではなく、そこに居るだけで可愛い。可愛いの擬人化ですね。可愛いはルナ様。もはや概念です。お顔、お目々、お鼻、お口、お耳などなど、その全てが可愛い。可愛過ぎます。それでいて美しいです。銀色の髪が神秘的でいて幻想的でこの世のものとは思えないくらいに美しいのです。ルナ様のお母上もそれはそれは綺麗な銀色の髪をしていました。ルナ様の綺麗な髪は母親譲りなのでしょうね。艶が良く、櫛の通りも良くて綺麗な色。それなのにルナ様は毎朝寝癖を作ってしまうのです。髪を大きくハネさせて。それを毎朝毎朝茜さんが直してあげているのです。時間を掛けて、丁寧に、優しく櫛で梳かします。わたしもルナ様の髪を梳かしてあげたいな。茜さんよりは上手くできませんけど、ルナ様の髪に触りたい。ニギニギしたい。匂いを嗅ぎたいです。でも、茜さんの腕には遠く及びませんからね。仕方ありません。茜さんが髪を手入れして、ルナ様の魅力は一層磨きがかかります。綺麗な髪になるのですよ。髪だけでなくお目々も綺麗です。お目々は綺麗な黒い瞳をしているのです。あの澄んだ夜空のような瞳。曇りなき眼です。一片の翳りもないのです。あの純粋で無垢な瞳が美しい。綺麗です。あれに見つめられたら、私でなくとも、誰であろうと呑み込まれちゃいます。ルナ様の魅力に呑まれてしまうのです。凛々しくて力強く、それでいて夜の帳ごとく美しい双貌は全人類を魅了する魔性の力が宿っています。あれは反則ですよ。あれに見つめられたらどんな頼みごとでも引き受けちゃいます。極めつけはウィンクです。ルナ様のウィンクは独特でどこかぎこちないのです。慣れていないのが丸わかりのぎこちなさなんですよ。それがホントめちゃくちゃ可愛いんです。変にあざとさがないのが個人的に高ポイント。小さい頃に、ああ、でも今も小さくて可愛いのですけど、今よりも幼い頃にそれとなくウィンクがおかしいですよと伝えたことがあるんです。そしたらルナ様、どうしたと思います? 伝えた時は大して気にしていないように装っていたのですけど、後でコソコソと鏡の前で一人練習していたのですよ。その御姿も可愛かった。写真でも、ううん、動画を撮っておきたいくらいに可愛かったです。ルナ様は隠れて皆にバレていないと思っていたようですけど、わたしを含めた茜さんと榊さん、皆に気付かれていました。それでも気付いていないフリをしてあげました。だって可愛かったんですもん。そこに水を差すようなマネはわたしには出来ません。しょうがないですよね。可愛かったんですから。その練習のかいがあってか、ルナ様のウィンクは余計におかしくなっちゃいましたけどね。わたしとしては可愛さが倍増したから大満足です。ルナ様は変なところで不器用ですから。無意識にウィンクするのは普通に出来るのに、意識してやると変なふうになるんです。それ含めて可愛いから別にいいのですけど。茶目っ気たっぷりにウィンクする姿……いいです。ぜひとも見てみたいです。まあ、ルナ様がそんなことはしないのですけどね。残念ながら。でも見てみたいです、一度だけでも。どうにかして拝めませんかねー。無理ですよねー。やったら思わず抱きついてキスしちゃいますよ。もちろんルナ様のお口にです。わたしの口でルナ様の口を塞ぎたいです。これも親愛の証です。やましいことなんて考えていません、一つ二つ程度しか。ルナ様の小さなお口、可愛らしいです。薄っすらとピンク色に潤う唇。そこから漏れる甘い吐息。願わくばわたしに吹きかけて欲しいです。そして口から出るルナ様の言葉は神託に相当、いえ凌駕するもの。ルナ様のお声でわたしの名前を口にしてもらうのがどれだけ尊いものなのか。わたしは呼ばれただけで感激しちゃいます。嬉しさのあまり感涙しちゃいます。ああ、ルナ様。ルナ様のお声でわたしの耳を満たしてください。そして最上の喜びをわたしに与えてくださいませ。ルナ様にキスしたいなー。口にとまではいかなくても、おでことか、首筋とか、ほっぺとか。そうほっぺた。あのぷにぷにしていて柔らかい頬にキスをしたい。知ってますか、ルナ様のほっぺたはすごく柔らかいのですよ。あれはもう赤ちゃんのほっぺたですよ。それくらい柔らかいのです。指で突っついたら返ってくるあの弾力。マジっぱない! ずっと突っついていたくなります。癖になっちゃいます。中毒性がヤバいんです。止められなくて、止まらない。それくらい柔らかいのです。柔らかいといえば、ルナ様の二の腕もぷにぷにしているのですよねー。ルナ様も密かに気にしているようで、たまに一人でぷにぷにといじっているんです。わたしも触ったことがありますけど、ルナ様が気にすることのほどではないではなかったです。むしろ、ぷにぷにと柔らかい方がいいです。そっちの方が断然いいです。そして、自分で触って気にしているルナ様も可愛いです。そのままのルナ様で、そのままの二の腕でいてください。お願いします。そしてそして、柔らかいのそこだけではありません。お胸だって柔らかいです。もちろんわたしは触ったことがありますよ。無理やりではありません。後ろからそろりと近寄って触っただけです。もう一度言っておきますが、無理やりではないですよ。その時だってルナ様は驚いてはいましたが、嫌がってはいなかったですし。恥ずかしがってはいましたが、その姿も可愛かったです。また触りたくなってきちゃいました。あの時から成長してるかな? わたしが触って測ってあげないとですね。こればっかりは茜さんに譲れないです。髪を梳かすのも、耳掃除で膝枕するのも譲っているのですから、これだけでもわたしにもやらせてください。やりたいです、お願いします。ルナ様のあの大きくなくて小ぶりなお胸がいいんです。まったくないわけじゃないですよ。ちゃんとあります。だからこそ触り甲斐があるのです。触りたい、揉みたい、鷲掴みにしたい、突つきたい、舐めたい、吸いつきたい。ウェへへ……おっと、ヨダレが出てしました。失敬失敬。ルナ様のお胸を触って、それからお腹を撫で回したい。ポンポンと鳴らしてみたい。いいですよ、ルナ様のお腹は、おへそも可愛らしいですし。くびれも美しいです。わたしはルナ様と一緒にお風呂に入りますからね。それら全てを知っています。家族、姉妹ですから、一緒にお風呂に入るのは当然です。別におかしくありません。ルナ様の体は魅惑的です。あの成長したのに成長し切れていない体。発展途上なのに、もう発展しないのではという体。お子様体型でも大人の体でもないあの絶妙な感じが最っ高にエロいっ! あれを拝んでしまったら神様を信じていなくても、神様ありがとうございますって感謝しちゃいます。拝むだけじゃなくて、しっかりと堪能したい。未だに一人で髪を洗えないルナ様。髪を洗おうとすると、プルプルと震えて怯えるんです。その背中が愛おしくて、思わず抱きついてしまうんです。普段は布越しで堪能していたルナ様の体を肌で感じられる。それも全身で。最高に幸せ。幸せを抱いたまま死んでもいいと何度思ったことか。あー、あの感触が忘れられない。今すぐにでも堪能したい。でもでも、スキンシップはやり過ぎるとルナ様が嫌がるんですよねー。わたしはもっと触れ合いたいのに、とても、とっても残念です。それでも抱きついちゃうんですけどね。わたしだって我慢しようとしてますよ。何回に、何十回に一回は我慢しています。それでも抗い切れずに最終的には抱きついちゃいますけどね。だってルナ様の体ですよ。お風呂だから全裸ですよ。ルナ様の体を全身で味わいたいじゃないですか。全身を舐め回してやりたいくらいですよ。わたしと茜さんだけが見れるルナ様の一糸纏わぬ姿。気を許した相手にしか見せない姿。信頼の証です。誰も知らないルナ様を見れてわたしは幸せです。幼馴染みで親友で姉妹で家族で同居人であるからこそ堪能できるのです。ルナ様の全てを拝めて、体を洗いっこしたりと、本当にお風呂の時間は至福のひとときです。一生お風呂に入っていたいくらいです。でも、お風呂から出た後のルナ様も素敵なんですよね。お風呂上がりにルナ様の白い肌が火照って蒸気した姿が色っぽいんですよ。短い時間しか見れないのがとても残念です。あの御姿をずっと見られたらいいのに。毎日見れるのが救いです。だからルナ様が茜さんとお風呂に入る時は、出てくるのが待ち遠しいのです。早く出てこないかなーっていつも思うのです。わたしもルナ様の護衛の一人ですから、お風呂の中を監視しようとしたら茜さんにこっぴどく叱られてしまったのです。覗きはダメですよーって。なんで見ちゃダメなんですかね。覗くも何も、一緒に入ることだってあるのですから、ルナ様の裸を覗いたっていいじゃないですか! ルナ様の身の安全のために行うことであって、別にやましいことなんてこれポッチもありません。なのに叱るなんて、茜さんもヒドいです。ルナ様が心配なだけなのに、叱らなくてもいいのに。それでも茜さんには逆らえませんので我慢します。茜さんを怒らせたら怖いですから。それに、お風呂上がりのルナ様を待つのはワクワクしますし、それはそれで楽しいです。お風呂上がりのルナ様はもちろんパジャマを着ています。ルナ様のパジャマ姿も可愛らしいんですよ。ウサギが描かれていて、ちょっと子供っぽいデザインなんですけど、ルナ様にすごく似合っているんです。ルナ様は昔からウサギが好きなんですけど、それには訳がありまして、お母様が残した手作りのぬいぐるみがウサギだったんです。それが唯一お母様がルナ様に送った物なんです。幼い頃はそれは大事そうにウサギのぬいぐるみを抱いていました。どこに行く時も手放すことはありませんでした。ルナ様にとって、かけがえのない大事な物ですからね。当然です。当たり前です。ちなみに、わたしもルナ様とお揃いのぬいぐるみを持っています。同じウサギのぬいぐるみを。ルナ様のお母様はわたしの分も用意してくれたんです。ルナ様と変わらず、我が子のように育ててくれました。嬉しかったです。わたしにとって忘れられない思い出であり、もう一人のお母さんです。ルナ様同様にわたしもウサギが好きになりました。まあ、わたしはウサギよりもルナ様の方が大好きですけどね。とにかくルナ様はウサギが大好きなんです。何かあればウサギがデザインされているものを選びます。無頓着なのにウサギにだけは強い興味を示して関心があるんです。似合いますもんね、ルナ様にウサギって。どちらも可愛いですし、可愛いに可愛いが合わされば、すごく可愛いものになりますし。それでそれで、ウサギがデザインされたパジャマを着たルナ様はすごぉく可愛いのです。まあ、ルナ様なら何を着ても似合いますけどね。学校の制服であるセーラー服も似合っています。普段着ている服も可愛いのですよ。茜さんとわたしが選んであげているのですけど、下着だけは茜さんに一任しているのですよね。わたしもルナ様が身に着ける下着を選んであげたいのに、茜さんばかりズルいです。もしかして、恥ずかしいのですかね? そんな恥ずかしがらなくてもいいのに。一緒にお風呂に入る間柄なのに、今更です。脱衣所でルナ様の下着姿は何度も拝見してますよ。わたしのだって見せびらかしていますよ。残念ながらルナ様は興味なさそうにしていましたけど。とにかく、下着姿は恥じらいもなく拝ませてくれるのに、わたしがルナ様の下着を選ぶのは恥ずかしがるなんて不思議でしょうがないです。ですけど仕方がないですね、ルナ様のご意向には逆らえませんから。せめて、わたし好みの服を着てもらうだけで我慢しましょう。その普段着も茜さんが選んだ服を着る割合が高いように思えますけど、気のせいですかね? 気のせいですね。さて、今度はどんな服を着せましょうか。コスプレをさせてみたいですね。巫女服なんて清楚で清純なルナ様にぴったりです。ナース服も天使なルナ様に合いますね。浴衣もいいですね。お揃いの浴衣を着て一緒にお祭りを見て回りたいです。夜空を彩る花火を眺めるルナ様、風情があっていいですね。映えますね。最高です。水着姿も見てみたいです。ルナ様は泳げませんから、水着姿はレア中のレアですよ。わたしでさえも数え切れるほどの回数しか見たことがありません。最後に見たのはいつでしょうか。たしか、小学生低学年の頃でしたね。成長したルナ様の水着姿を拝見したい。今度、試着ということで着せてみせましょうか。着てくれるかな? 他にはメイドやバニーさん。後はドレス。普通のドレス姿も見たいですけど、やっぱりウェディングドレス姿が見たいです。純白のウェディングドレス。ルナ様が着たら、もちろん綺麗でしょうね。早く見てみたいです。ルナ様とわたし。わたしがルナ様をお嫁さんに貰うのですから。わたしのためにウェディングドレスを着てくれる。それに勝る幸せがありましょうか! 今から待ち遠しいです。結局のところ、ルナ様は何を着ても似合いますからね。綺麗です。美しいです。可愛いです。そんな可愛いルナ様と一緒に寝ることだってもちろんあります。同じベッドで仲良くですよ。大体ルナ様の方が先に寝ちゃいますけど、その寝顔を眺めるのが大好きなんです。幸せそうに寝息を立てる無防備な姿に襲いたくなっちゃいます。さすがに寝込みは襲いませんよ。ルナ様の睡眠を妨害するなんてわたしには出来ませんからね。優しく見守ります。これはルナ様と一緒に寝られるわたしだから知っていることですけど、ルナ様は寝相が悪いのです。急に抱きついてきたりするのです。普段はわたしから抱きつくのに、この時ばかりはルナ様の方から抱きついてきてくれるのです。積極的ですね。嬉しいですね。きっとわたしの夢を見てくれているのですね。ルナ様の抱き枕になれて嬉しいです。お礼にわたしもルナ様を抱きしめちゃいます。抱きつく以外にも拳が飛んでくる時があります。でもルナ様は優しいですから全然痛くありません。仮に痛くてもご褒美ですから構いませんけどね。寝る時だけはルナ様の方からスキンシップをしてくれますから、わたしにとって寝るよりも大事な時間です。朝まで寝ずにルナ様の寝顔を眺めていたいくらいです。こんな素敵で可愛らしくて魅力的なルナ様が一人しかいないのがとても残念です。二人でも三人でもいてくれたらいいのに。わたし以外の人類がルナ様になってくれたらなー。そしたらここが天国、理想郷。ルナ様を独り占めしたい。独占したい。ルナ様に囲まれたい。ルナ様ハーレムを築きたい。色んなルナ様が見れて脳死しちゃう。でも、そこが天国ですから死んでもルナ様と一緒。一生一緒。永遠に、未来永劫にルナ様と一緒。幸せしかない世界。いいなー、そんな世界に行ってみたいなー。でも、ルナ様が多いって事は一人一人に構う時間にバラつきが出てしまいますよね。もちろん全員に接したい。平等にですよ。ですけど、現実的に、現実的にですよ。わたし以外の世界中の人類がルナ様になるのはあり得る、いえ、確実に起こることですけど。現実的に全員に平等に接するなんて不可能ですよね。絶対接する時間が短いルナ様が出てしまいます。そしたら、そのルナ様は嫉妬しますよ、確実に。ルナ様は嫉妬深いですから。表情に出しませんけど、態度に出ますから。我慢強いところがありますから必死に抑えますけどね。それでも態度に出てしまうのが可愛い。昔わたしがルナ様のお母様に抱きついて甘えていたら、ズルいズルいって泣き叫んでいました。ワガママですね、可愛いから許しますけど。結局二人揃って抱きしめて貰いました。温かかったです。ルナ様と顔を見合わせたら、ちょっと頬を膨らませて怒っていました。可愛いですね。子供っぽくて愛らしいです。その顔を見て笑ったら、ルナ様も笑い返してくれました。いい思い出です。今はそこまで嫉妬する姿を見せてはくれませんが、根本的な部分は変わっていないです。他にも人見知り一面がありますね。この前もわたしがクラスメイトと話していたら、ルナ様が遠くから見つめてましたよ。もじもじとして、話し掛けようかな、話し終わるのを待とうかな、どうしようかなと悩んでました。ルナ様は内弁慶なところがあるんですよ。親しい身内、特にわたしみたいに幼い頃から姉妹のように育ってきた、わたしになら自然な感じ。素で接してくれます。だけど、他人は他人で接しちゃうんです。誰彼構わずに一定の距離、壁を作るんです。それはネクロマンサーだとかセイヴァーハンドとかは関係なしに距離を置いているんです。どう接していいのか分からないのでしょうね。自分からは話し掛けられず、話し掛けてもらうのを待つ。それがルナ様の他人との接し方です。それがいいのか悪いのかと言えば可愛ければどっちでもいいわけですけど、わたしとしてはもじもじしているお姿が可愛いと思ってます。勇気を振り絞って話し掛けているお姿も可愛いくて尊い。ですけど、成長したなって嬉しさと、わたしの元から離れてしまう寂しさが入り混じっちゃう感情。あれは複雑です。ただ、他人と接しているルナ様はやっぱどこかぎこちないです。普段の堂々とした姿ではなく、そわそわと他人行儀です。まあ、それはそれで可愛いですし嫌いではないですよ。可愛いですし。どちらかと言うと好きですよ、可愛いですし。どちらかって表現はよくないですね。大好きです。圧倒的に大好きです。他人行儀に接するのはクラスメイトを相手にしても変わりませんが、そんなルナ様は学校で絶大な人気を誇っています。ルナ様親衛隊と呼ばれているルナ様のファンクラブがあるくらいですから。まあ、作ったのはわたしですけど。わたしこそがルナ様のファンクラブの会員ナンバー1の会長であり、ルナ様親衛隊の隊長なのです。このファンクラブは着実に数を増やしている最中です。ゆくゆくは学校を支配し、街を、日本を、世界を、宇宙を制覇する存在、団体です。もちろん男子禁制です。ルナ様に男は似合いませんからね。ルナ様の隣には女性。特にわたしがお似合いです。次点で茜さんですかね。榊さんは護衛として近くに置きましょう。男性ですが、榊さんなら信用出来ますから。ルナ様のために作ったファンクラブ。ルナ様喜んでくれますかね? こんなにも学校で精力的に活動しているのに、ルナ様はクラスメイトに対してよそよそしいのですよね。もっと安心して堂々と振る舞ってもいいのに。せっかくルナ様が生活しやすい環境を整えたのにな。ですけど、ルナ様がクラスメイトに対して他人行儀で接しているのを見るのはわたし個人としても悪い気がしません。君はルナ様に何とも思われていないんですね、わたしなんか昨日は一緒にお風呂に入って、その後は抱き枕にしちゃいましたって優越感に浸れますから。いやぁ、ホントに申し訳ないなー。だって素のルナ様を知っているのは茜さんと榊さんを除いたらわたしだけですよ。もう運命ですよ、これは。運命でしかありません。運命の相手ですよ。これはもう結婚するしかありませんね。ルナ様に相応しいのはわたしだけです。わたしだけが本当のルナ様を知っています。ルナ様の全てを知っています。だからルナ様、結婚しましょう。わたし以外にありえません。愛しています。おっと、話が逸れてしまいましたね。まあ、短くなりましたが、ルナ様の魅力を一言で表したらこんな感じですかね。ルナ様の魅力を全て語り尽くすのなら、寿命が足りませんけど、続きはまたいずれ話しましょう」

 最後まで読んで頂きありがとうございます。

 本当に読んで頂けたのかは疑問ですけど。


 本当はもっと本文を長くしようかと思っていましたが断念しました。

 上限の七万字まで書きたかったです。

 途中で上限までは書けないなと諦めて、今回のような形になってしまいました。

 このまま頑張って続きを書いても、二万字いけばいい方です。

 まだまだルナの魅力を語り足りないのに力及ばないのが残念でしかありません。

 上限まで書けるように実力を身に着けたいです。


 さて、今回で本作は一通り終わりになります。

 次に投稿するのは登場人物を解説したものとなります。

 是非目を通して頂ければと思います。

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