act08 疲れた先に…
少しさぼりました。
時間がなく、いいわけですね。
さて、どうしようか。
このまま技術主任のところに行くか。
まあ、後でもいいのだが。
「さて、面倒ごとが多すぎるから今回は素直に休むかな」
とつぶやくと
「なんでよ。たまには部下のアフターケアくらいいいじゃない。」
「オレのアフターケアはどうなる」
「私と一緒ならケアできるでしょ」
「あのな、オレはオタクなの。一般人とは考え方が違うの」
「そんなことないよ。きちんとしてる。そこらの一般人よりも。」
「お褒めの言葉として受け取っておくよ。でも今回は、部屋に帰るわ。
なかなか激務だったしな。お互いに」
「うん、わかった。でも次はちゃんと付き合ってよね」
「ok。約束するわ。」
オレはリオと別れ、自分の部屋に向かった。
今回の戦いと面倒ごとはさすがに参った。
政治利用までされそうになるとは思わなかった。
自分たちにそれ程価値があるつもりもなかった。
ただ、生き残ることだけをひたすら考えていただけなのだが、
それが彼らからすれば政治利用するだけの価値ができたわけだ。
デネブ星系の王族が今の人たちなら安心だけど
それでもああいう手合いは出てくる。
これからは、その対処も必要だ。今度メンバー全員で考えないといけないと
改めて思いなおす。
なんせ、ウチのメンバーはオレがこちらに来てからの同僚…、いや、戦友だからな。
と考えながら自分の部屋に入る。4畳ほど部屋にベットが一つ。机が一組。
その机にカバンを放り投げ、体をベットに沈める。
さすがに疲れた。
こんな面倒ごとのレンチャンはごめんだ。
確かにここに来た当初面倒だらけだったけど。
と思いながら、意識がなくなっていく。
その代わりに改めて、思い出されていく。
最初のことを…。始まりのあの日のことを…。




