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手記1
現在時刻は朝。倒れた日から3日過ぎて、起きてから一日経った。此処は「アーウーディピカ」という地名らしく、俺が倒れた場所からそう遠くない場所らしい。そして俺を見付けたのは俺を起こしてくれていた声が大きい少年(少女と間違えていたが付いていた)ロンと、ロンの母親であり医者であるライムさんで、これはヤバイと連れて来て看病してくれたらしい。服は洗濯中で、剣は返してくれた。今はこの別世界についての基礎知識をライムさんに教えて貰う対価としてお手伝いをしている。ライムさん以外の住人ともまあ交流出来ているし、初めての別世界にしては当たりなのではないだろうか。このまま順調に行けば俺の目的も達成出来るだろう。少し光が見えてきた。
メモ:獣人の街「アーウーディピカ」。文明レベルは高い。獣の耳が生えていたり中途半端に獣だったりほぼ獣だったり。鳥族が天敵らしい(※鳥族の話になるとあからさまにイライラしている様子。ロンが何か言いかけていたがライムに止められていた)。みんな友好的(裏がある可能性も)。主食は様々。ペーラッツェパイ(あっちに詳しく書く)が美味しい。