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最後は私の側にいて  作者: 15me
17/32

15話 星見公園





星見公園に着いた。



緑が豊かで、程よく広くて。


バトミントンとか

ドッグランとかしたら楽しそうだ。



そして何より、

夜空を見上げれば

広がる天の川、そしてふたご座流星群、


天井電車からの景色とも引けを取らない。


風が草木を撫でる音が心地よくて、



高さのせいか、鳥や虫たちは居ない、

ここの植物達はどのように生態系を

築いているのだろう。



そんなことを考えていると、

光莉が指を指す。



「あそこに丁度いいベンチがあるよ、

座ろうよ、歩きっぱなしでちょっと疲れちゃった。」


「確かにね、起きたら電車乗ってる間以外

ずっと歩いてるもんね。」



お誂え向きな木製のベンチに座る。



「ふぅ…。」


「あー!足が生き返るー!」


「光莉、俺よりアウトドアなのに、

俺より体力ないのか…?」



しまった。

生前の記憶で話してしまった。



「なんでだろうね、

でも確かに悠人は散歩好きだったよね。

だから悠人は長時間の歩きに慣れてるのかも?」



あれ?


「光莉もアウトドアする時歩くでしょ?

ショッピングとか。」


「確かに、ショッピングの歩きは

全然疲れないんだよね、ずっと歩ける。」



もう、記憶戻ったとか

疑問なところではないのか?



「やっぱり好きなことはずっと

してられるってやつかな?」



「かもね、いまならずっと

この夜空を見てられる気がする。」



嬉しそう夜空を見上げる。


光莉の声色はどことなく明るい。



「そこの草原に横になろう?

ずっと上向いてたら後で首が痛くなりそう。」



光莉がそんな文句を言うのも珍しい。

と思ったが、よく考えたら2人で

草原で横になりたい口実だと直後に気付いた。



「服汚れない?大丈夫?

せっかく可愛い服なのに。」


「大丈夫、汚れたら洗えばいいだけなんだから。」



光莉が少し駆け出す、少し先で体育座りをして、

そのまま大の字になって寝転んだ。


僕もあとを追う、

僕は、立ったまま両手を広げて後ろに倒れる。



「うっ、」



背中を少し強く打ったがわかっていたからか

想像ほど痛くない、



「だ、大丈夫?」



光莉は少し動揺して心配してくれてた



「想像してたより痛くないから全然平気、」



「そんな声で倒れられたら心配するじゃん…。」


「ごめんごめん。」




光莉が呟く、


「……………本当に星、綺麗だね。」


「ね、本当に綺麗だ、

何億年前の光だとは思えない輝きだよ。」




「悠人、」


「ん?」


「頭の中まとまった。覚悟も決めた、

だから、話すね。」


「うん。」


「まとまったと言っても

取り留めのないの話し方になるかもしれないから、

わからないことあったら聞いて、

ちゃんと答えるから。」



「わかった。ありがとう。」



光莉は隣で、小さく息を整えた。





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