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Blue Days  作者: キサラギ メイ
2/7

まいねーむ・いず

何書いてたんでしょうか…。

手元が狂って人物名も何も全く

出てきませんでしたね…。

頑張ってここらで名前出さないと…!

事故の影響で授業は午前中だけで終業。

成績に影響が出るほど勉強不足でもないし、

別に気にしなければそれまでの問題。

「成績は…、まだ優秀。」

自分の前回の試験の結果と今までの勉強量から推察するに成績が落ちるほどの偏差値の差は未だ生まれていないように思われる。

友人や恋人、そんな他人に時間を割く余裕があるとするのならば自分の為に有意義に活用すべきと私はいつも思う。何故自分の為に有効活用できる時間をわざわざ他人の為に使うのか。全く理解の及ぶ範囲外である。

「人生とは選択の連続である…。」

そっと呟いた言葉は12月の冷気の中に白く消えた。

私の人生にも、他の選択肢があったのだろうか。

自分の有意義な時間を他人に割くような、らしくもない生活の選択の余地が、私にも。

冷たい空は白く霞んで見えた。

そっと目を閉じて深く息を吸う。

乾いた、無機質な空気が胸を満たしていく。

突然、携帯の危険予測通知が鳴ったのとその衝撃が私に伝わったのがほぼ同時刻。

「あだっ!!」

素っ頓狂な声と共に背中に強い衝撃が走った。

「痛ッ…。」

ずれたチタングラスの眼鏡を戻して相手を確認する。

「ふぁぁ…、痛、くない…?」

声調から察するに相手は女子、体重はやや軽め。

「……早く、起きてくれないか。」

「え…? あっ、ごめんなさいッ!」

素早く立ち上がって深々と頭を下げる。

制服は私と同じ学校の同じ学年のもの。同級生のようだ。

「怪我が無いならいい。気をつけて歩けよ。」

コートに付着した埃を払いながらぶつかってきたその同級生(とおぼしき人物)に背を向ける。

「…あのっ!」

呼びかける声に出かけた足が止まった。

「2年1組の紅木さん、ご存知ありませんか…?」

「知っているが。」

ぶつかってきた相手は顔を輝かせてスカートを

靡かせながら駆け寄ってくる。

「今どちらに?」

私より少し背の低い相手は私の目を見上げる様にしてじっと見つめる。


「……その紅木とは、私だ。」

やっと名前出てきましたね。

こういうふわっとした緩い設定で進行しますので

所々ぐだる(ぐだっとする)シーンも多いかと…。

どうか温かい目で…。

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