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プロローグ/赤坂編
僕はあの日、全てを変える力を手に入れた。
彼らがやって来たのは、6歳の誕生日であった。家族はその時犠牲になった。宇宙人はあっという間に住んでいた東京を壊滅させたからだ。
僕らは『未確認生命体』、つまり『宇宙人』の襲撃から負け続けだった。そして、人口は二桁行くかどうかまで減らされた。日本は東京が最終防衛ラインである。彼ら宇宙人と戦える人間はいなかった。
そんな絶望の中、僕「赤坂 星輝」は13歳の、絶望で自殺しようとした日に、何故か空から降ってきた武器「次元軸破壊・次元刀」というふざけた名前に見える武器を手に入れた僕は、今日この日まで宇宙人に勝利して行った。
しかし、僕は一つ祈っていたことがある。それは…