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魔猫(5)
ネディのカウンターを食らって恵怜奈の顔は沸騰寸前。
もう真っ赤か。
「い…いやなら行かなくていいのよ」
「いや…」
ネディは首を振る。
「行ってみよう。今日は天気もいいし」
いつもの通学路から外れて違う道を歩き出す二人。
ネディのプレゼントのピンク色のチョーカーを
触りながらにっこり笑う恵怜奈。
ほんの少しだけどネディと仲良くなれた気がして
とっても嬉しい。
今日の青空の様な晴れやかな気分。
丘の上の景色は最高にきれいに見えるだろう。
2人は手をつないで坂道を上がって行った。




