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魔猫(4)
「ねえネディ?」
学校が終わり
再び手をつなぎながら家に帰る恵怜奈とネディ。
首に付けたチョーカーの鈴がチリンと音を立てる。
「なに?」
ネディが答える。
そよ風のいたずらでネディの金髪が風にそよぐ。
「あ…あの…寄り道していかない?」
寄り道を切りだしただけで顔が少し赤くなる恵怜奈。
「この先にね。小高い丘があるの。この街が全部見えるのよ。
私の小さいころからのお気に入りの場所で…」
「キミの最高のお気に入りの場所に行くなんて…」
ネディは少し笑った。
「まるでデートみたいだね」




