前へ目次 次へ 60/202 犠牲者(7) それから数日が経ち魔物の被害は連鎖して起こって行った。 被害者は数十人に上り警察も対応に追われている。 かつては静かな田舎だった怜奈が住む街に 連日パトカーのサイレンが鳴り響く。 そしてネディと恵怜奈の手をつないで朝登校も 変わらず続いている。 今日も相変わらずふたりで登校。 だいぶ手をつなぐのにも慣れてきた。 次は腕でも組んでほしいなあ… なんて妄想をしていた恵怜奈の耳に飛び込んできた 携帯の着信音。 ネディの携帯が鳴ったようだ。