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DNA(13)
怪しい物音がした瞬間ほんわかとした気分が
ぶっ飛ぶ恵怜奈。
また魔物だろうかと考えると身体が震えてきた。
恵怜奈の頭の中に魔物の異様な姿が蘇ってくる。
恵怜奈は焦りと恐怖で体が震えた。
とにかくすっぽんぽんの今の状態はまずい。
だって裸で死ぬのはイヤだから。
もし裸で死んだとすると恵怜奈の物悲しい体型が
世間に暴露されてしまではないか!
それは絶対に嫌なのでとにかく服を着よう。
そう決意した恵怜奈は湯船から上がると
気配を探りながらゆっくりと風呂のドアに
手を掛けた。
その瞬間また聞こえてくるガサガサと言う物音。




