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DNA(7)
「赤い顔をしているそこのキミ」
食後のお茶をすするジネディーヌが恵怜奈に声を掛ける。
赤い顔を見られるのが恥ずかしくて下を向く恵怜奈。
「キミとひとつ屋根の下に住むことになるが
やましい気持ちは全くない。
純粋にキミに興味がある。ただそれだけなんだ」
「やましい気持なんか持たないでよ!」
恵怜奈は強がって見せるがさらに赤い顔が増幅されるのを見て
ジネディーヌは微かに微笑む。
「そう純粋に。ただひたすら純粋にキミに興味があるんだ。
悪いが今日からよろしく頼むよ」
ウインクをするジネディーヌ。
「Merci d'avance」




