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DNA(4)
「魔物が家に現れて不安で仕方がないっていうのにみんないい加減にしてよ!」
興奮して叫んでいる恵怜奈を不思議そうに見つめる三人。
「ジネディーヌ君が家に泊るってそんなにおかしい事なの?」
母親がどうしたのって感じで恵怜奈に言う。
「当然だろ?家に魔物が現れたら祓魔師の方に来ていただくのは」
父親も何言ってんだって口調。
「祓魔師の上級試験を合格した人のギャラは高いんだ。
それをタダでいいとジネディーヌ君は言ってくれている。
しかもこの家に住み込みこんで魔物を退治してくれるって言うんだから
こんなにありがたいことはない。そうだろ?母さん」
父親の言葉に母もうなずく。
「もちろんです」




