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監視(8)
ネディの力強い声に歓声を上げる女子たち。
もはやアイドルコンサートの会場の様な騒ぎ。
「もしかしたら私も助けてくれるんですか~?」
1人の女子が質問するとジネディーヌは笑顔でうなずいた。
「もちろん全力でお守りします」
キャーと言う歓声がわき上がる。
「恵怜奈だけえこひいきしないでくださいよ~!」
女子たちが騒ぎたてる。
恵怜奈はさらに赤くなって下を向いた。
「いえ…恵怜奈さんだけは特別です」
ジネディーヌは真剣な顔。
「僕は恵怜奈さんを全力で守らなければいけない」
えー!と言う歓声の後、一斉に皆が恵怜奈を見る。
嫉妬と好奇心が入り混じる視線に恵怜奈は耐えきれず
頭を隠して机の下にもぐりこんだ。




