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監禁(19)
「ネディが必ず助けるって言ってたもん!ネディは嘘は言わない!
だってあんなきれいな瞳の人が嘘なんて付くはずがない!」
恵怜奈は重い鎖を引きずって立ちあがった。
「あなたになんて負けないわ」
鎖の重さに負けてよろける恵怜奈。
恵怜奈が立ちあがっても余裕の表情の天馬署長。
恵怜奈の髪の毛が僅かに動いたように見える。
その中に銀色に光る一本の髪の毛を見つけた署長は
急におびえたような表情をした。
「わ、私の前に立つなぁ!!」
署長が恵怜奈を突き飛ばす。
部屋の端まで転がる恵怜奈。
「調子に乗るな!お前は私に監禁されているんだぞ!
身の程を知らせてやる…」
署長はムチを取り出した。
ヒュンヒュンと風を切るムチの音。
「ひひひ…どうやら貴様には調教が必要のようだな。
思い知らせてやる!」




