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監禁(16)
天馬署長が指を鳴らした。
すると部下が部屋へと飛んでくる。
「ご用でしょうか?」
「ああ…商談の方は進んでいるかね?」
「はい。首輪を取り除けたらとの条件付きで
ロシアの研究所と交渉を続けております」
満足そうにうなづいた天馬署長。
「さあもうすぐそのチョーカーを外してあげるからね。
そうしたらキミはすべてとおさらばだ。
外国へと売り飛ばされ
キミは恵怜奈と言う名前さえ失うんだ」
天馬署長は芝居ががったポーズで、立ちあがり手を広げた。
「絶望へようこそ!キミは人から実験動物へと
成り果てる」




