第六十五話
「いえ、見る限り、皆さんがいるという事は、もう終わったと思ったから…」
「だからって、帰るな!!」
オルナがドアのノブを下ろしてドアを押そうとするが、ドアはビクともしない。
隙間からにじみ出ていた。その黒い『物体』が、偽者ではなく、本人と知らせていたが、
「そもそも本人のいる手前で、そんな話をしないでくださいよ。
出難いったら、ありはしないじゃありませんか?」
その本人は不機嫌である。
「それはみんな、お前を心配したからだろ?
部屋にも引きこもっていたって…」
「それは心外ですね。
普通に登校はして、それにレフィーユさんや、それ以外の人にも接して、それが『引きこもる』と言ってはいけないと思いますよ?」
まるで屁理屈のような言い返しに、オルナは『出てこい』とばかりに言う。
「お前があまりにも出てこないから、今回、偽者騒ぎも起きたんだぞ?」
それにはさすがに非があるのを認めるのか、ようやく顔を出した。
「その件に関しては、ムカイさん、及び、様々な人に礼を言いたいですね?」
「様々な人?」
「いえ、偽者騒ぎはここだけじゃないのですよ。
私の町でも起きてましてね」
ムカイに頭を下げたが、これはこれでアラバにとっては良い話ではないらしく、。
「みなさまは事実を知らない分、悪名が高まるばかりですよ」
「それだけ、みんなが心配していたという事だろう。
出て来れない気持ちもわからないでもないけどさ」
オルナは、しばらく声を失うが、
「私はお前に感謝しているんだ」
ようやく言うつもりだったのだろう。
「私さ、お前がゼジをぶん殴った様に、同じ事をしてやろうと思っていたんだ。
でも、お前が先にそれをやった。
他の人にはさ、お前が感情をむき出しにして怒った結果だって言ってるけど、多分、あれ、私の感情も入ってるんだと思った。
だから、私はこれからも治安部としてがんばるつもりだ。
だから、お前もがんばれよ」
純粋な励ましに、ムカイも照れるほどだったが、
「…なんだ、その顔は?」
アラバはとても気難しく。
ドアを閉めた。
「なんでだ!?」
さすがにオルナはレフィーユに叩き壊して良いかと、首を向けると、ドア越しのアラバは言う。
「大体、私はどうあれ、復帰するつもりでしたよ」
「じゃあ、どうして時間掛かっていたんだよ?」
再度、魔法使いは顔を出して答えた。
「数週間前に、人様の右手の平の骨を折ったのをお忘れですか?」
するとレフィーユは思い出したように答えた。
「そういえば、そうだったな」
「もしかして、お忘れでしたか?
ですが、こんな状態で現場に出てきたら駄目でしょう?」
ちなみにゼジをその手で殴りもするのだから、治癒も遅れていたりしていた。
「じゃあ、なんだ、お前は手が折れていたから、治るのを待っていたとでも言いたいのか?」
「十分な理由だと思いますが?」
アラバはレフィーユにあきれたように聞いてきた。
「というより、コレを一番先に説明しないといけないでしょう?」
「ふっ、お前なら、骨を折っていてもやってくれると思ったのだがな?」
「スポーツをやってる人の感覚で言わないでください。
スポーツ選手でも、そんな事をするのはワールドカップくらいじゃないとやりませんよ」
アラバは右手を『ぐっ、ぱっ』とさせてため息を付いていると、
「まったく、少し休んでいれば、重要な事を忘れて。
挙句の果てには、偽者が現れる始末ですよ
これじゃ、休んでもいられませんね」
少女の姿が見え、彼女にも肩を竦めて見せた。
「まあ、やめるわけには行かないでしょう…」
昔、自分が命を断つために、上がった場所が全ての始まりだった。
おそらく、あの人は私がどうしてあんな場所にやって来たのか知っていたのか、今は知る由もないが、彼女は自分を作り上げたのだ。
「ですから、逃げませんよ」
これはあくまで、彼が見る幻覚だろう。
「私は、まだ頑張りますよ」
そして、これはまるで別れのように見え。
ようやく、一つの事件が終わったのが、ここにいるみんなだけがわかった。
「オルナさん、しっかり戦えるか、試してみませんか?」
はい、ようやく終わりましたね。
いえいえ、『ようやく』と言うのは、飽きたわけじゃなく。
まあ、今から四ヶ月前でしょうか、PCが壊れてしまいまして、リカバリも効かなくて買い換えの時期がやって来たのかと思ったとき。
スマホでも、キーボードが効くよ。
そんな思いが、自分をわき道にそらせてしまいました。
うん、結論から言いますと。
後悔です。
というのはですね、このサイトで、いざ文字を打つと、こうなるのですよ。
kこんな感じ文字が打てななる(こんな感じで、文字が打てなくなる)
ふざけて打ってません。
こんな異常事態、誰が予想したでしょう。
言い訳になりますが、更新の遅延理由はコレで間違いありません。
すいませんでした!!
今は買い換えてますので、問題はありませんが、間違いなく作品に影響も出たのも自覚しております。
ほんとにすいませんでした。
ホントにコレ、解決策あるなら教えてほしいくらいです。
さて、こんな作者ですが、嫌わないで優しくみてやってください。
それでは今後ともよろしくおねがいします。




