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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

悪魔の花嫁 エルフの花婿 〜悪魔のぼくと美人なエルフのお姉さん〜

作者:よるねこ
最新エピソード掲載日:2026/03/24

 最強の悪魔は――ただのビビりな高校生だった。

 約千年前、王国は「暴虐の悪魔」によって滅亡寸前まで追い込まれた。
 勇者も英雄も討伐に失敗し、王国が選んだのは屈服。
 ――百年に一度、“最高の生贄”を迷宮へ捧げることで、その怒りを鎮める契約。

 そして今代の生贄として選ばれたのは、
 美しさゆえに狩られ、奴隷として育てられたエルフの女、リテュシア。

 覚悟を決めて迷宮の最奥へ進んだ彼女の前に現れたのは――

 「ぼく……こんな姿じゃ、もうお婿さんになれない……」

 正座して泣き崩れる、悪魔の姿をした十五歳の少年だった。

 サクマシロウ。
 日本から転移したただの高校生。
 ――だが彼は、無自覚のまま暴虐の悪魔を倒し、その力をすべて奪ってしまっていた。

 圧倒的な力を持ちながら、怖がられるのが怖くて外に出られない最弱メンタルの悪魔。
 奴隷として生き抜くため、利用と合理で思考する冷静なエルフ。

 王国に見つかれば、彼女は連れ戻され、彼は討伐される。

 だから二人は逃げる。

 ――人に値段をつける王国から。
 ――自分を縛るすべてから。

 目指すのは、誰にも縛られない自由な新天地。

 だがその関係は歪だった。

 シロウはリテュシアを「綺麗で頼れるお姉さん」と信じ、
 リテュシアはシロウを「利用価値の塊」として扱う。

 信頼と利用。
 善意と打算。
 最強の力と、最弱の心。

 すれ違いながらも共に進む逃避行の中で、
 少年は初めて誰かを守ろうとし、
 女は初めて誰かに守られることを知る。

 人に値段をつけることを拒む少年と、
 自分の価値を“黄金と同じ重さ”で理解している女。

 これは――
 悪魔の花嫁とエルフの花婿が、

 やがてひかれあい、愛し合うまでの物語。

※6時、12時、18時、21時に投稿予定※
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