第七話 告白
おれはれいなに全てを話した
今までは、あきらめて誰にも言ってこなかった自分の夢を
「いいと思う、実は私も冒険者になりたかったんだ…」
そういうとれいなは自分の過去について語った
あの日、れいなは突然帰れなくなった状況に困惑した
しかし、どうせ帰れないならと冒険者になって異世界を楽しもうとした
私の能力は戦闘向けじゃないし、強い人強い人っと
「ふーん。じゃあ、いいか。俺のは主人公と同じ能力だったから、使えそうだったら使えるようにしとこうと思っただけだからな。Cランクならいらないわ。」
え、主人公と同じってことはあのチート能力?この人についていったら安心そう
「あのすみません、仲間にしてもらえますか?」
「いや、女は足手まといだから大丈夫かな。」
「いや…でも…わたしの能力使えますから。」
「ふーん、どんな能力なの?」
「私の能力はーーー
「それであいつに能力だけ奪われちゃったってわけか。」
「そう、ほかに女子をグループに入れたがるのは下心丸出しのやつらだけだったから。」
…ま、普通にかわいいしスタイルいいからな
だが、実際れいなの能力は戦闘系じゃないとはいえ使えるいい能力だ
れいなと一緒ならもしかしたら
そう、思った