表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/8

第二話 説明

「異世界から召喚されし通者たちよ、この世界を救うためどうか力を貸してほしい」


これは、あの日プレイしたゲームの冒頭でのセリフ

このあと適性検査が行われそこで主人公は勇者としての才能を見出される

そして、世界を救うべく旅に出るのだ


周りを見渡すと帰りたいと嘆くもの、いまだ状況の理解が出来ていないものと様々だ

その中で俺と同じようにはっとした様子のものもちらほらいる


もしかしたら異世界召喚の条件があのゲームだったのかもしれない


「これは、夢にまで見た異世界ライフなのでは」


そう呟き、期待に胸を膨らませた




この世界の説明が始まった

元の世界には帰れないこと、この世界は魔族と人間が対立していること、そして能力があるということ


やっぱりあのゲームと同じだ


魔族を倒したりトレーニングをすることで経験値を得てキャラクターのレベルを上げていく

レベルによって

筋力

体力

回復力

この三つが上がっていくといったとてもシンプルなものだ

しかし、能力は別だ

能力は生まれ持って1つ持っている

そしてレベルが100ごとにもう一つ追加される

だが、レベル100に行く人は少なく、基本的に能力は一人一つだ


そしてレベルと能力を知ることができるのがこの適性検査

つまり、この適性検査の結果によって素質が見いだされるのだ


物語の主人公は"相手の名前と能力を知ることでその能力を使えるようにする"というものだった

初期段階で"相手のステータスを知ることができる"能力を手に入れ能力を大量に使えるようになり無双していた



説明が終わった

周りは理解が追い付いていないもの、異世界生活に胸を躍らせるもの、帰れないことに絶望するものと様々だ

中には気絶をして運ばれた者もいた




そして適性検査が始まった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ