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目覚めて、1日が始まる 終

 階段を降りてすぐに、階段先の廊下の一部が土埃を上げていたのを目にした。それから、どうやら壁が崩れたらしい事も理解する。


 ルナは逸る気持ちを抑え、ゆっくりと壁に近づいていく。壁は完全に穴が空いており、外の少しだけ冷えた空気が流れ込んでいた。


 そして、ルナはセリアと共に穴の先を覗き込む。穴の向こう側、我が家の庭の中央で2人の人物の姿が見える。1人は大好きな姉のリア、彼女は銀色の淡い光を放つ大きな籠手……のような物を両手に纏っている。


 それからもう1人は、あまり好きではない男、ギルグリアだった。


 彼女と彼は、お互いに喧嘩でもしているかの様子で、拳を振るい合っている。……いや、ギルグリアが優勢でリアをあしらっているようにも見えた。


「……」


 ルナの奥歯が強く噛み締められ、ギリッと音を立てた。

 ……セリアは目が据わった隣人からサッと視線を逸らし、来るであろうギルグリアの悲惨な光景に、心の中で軽く手を合わせる。


……………


 攻めきれない。


 リアの心中で、微かな焦りが渦巻く。新たな魔法を身につけ、その力も申し分ない筈なのに、ギルグリアを倒し切った光景を想像できずにいたのだ。技術面でも、体術面でも、やはりやっつけ仕事である小手先の技量では急所に打ち込むのはかなり厳しい。


 《身体強化》を全身にかけ、踏み込んで右拳を振り抜く。ギルグリアはリアの飛来する拳を、ぶつかる寸前で避けて、リアの動きを止めるために掴み掛かって来る。それをリアが避けて、また打ち込んでの繰り返し。


 このままでは、ドラゴンより体力も耐久度も無い俺では負け戦だ。


 それに、1番厄介なのが、完全にいなされている事。


 さっきも言ったように技量で負けている以上、下手に打ち込めば拘束される。だから、無駄に結界を張る事も出来ず体力を温存しながらの猛攻を続けなくてはいけない状況だった。


 あと、純粋に負けるのが嫌だ。ここで辞めておけば良い汗かいて眠れそうだけど、散々強気な言葉を吐いた後で「参りました」……なんて台詞を吐きたくはなかった。


 男の意地、もしくは矜持を守るために。


 ……なんて、格好つけて言葉を並べてはみたのだが、俺がここまで奴をボコりたいと思うのは、この感情が強く表に出る。


 『怒り』だ。


『時と場所を考えないあいつの態度に対しての苛立ち、そしてファーストキスを奪われた事に対する怒り』


 例え心が男でも、ファーストキスの相手くらいは選びたかった。人生に一度の出来事だ。それを、不意にあいつに奪われたのである。殴るくらい、当然の権利だろう。


 こう考えてみれば、ギルグリアは見事に逆鱗ばかりを刺激してきている。口先だけで自分の事を好きだなんだと言ってはいるが、本当にそうは思ってないだろう。大事な人なら、その人が嫌がる行動を率先してやりはしない。


 まぁ、大前提としての人とドラゴンの価値観の違いがかなり大きいのもある。


 そんな訳で、やはり何が何でもぶっ飛ばしたかった。


「ふっ、良いパンチだぞリア!!」

「黙ってろ、舌噛むぞッ!!」


 左拳で殴りつつ牽制しながら、スキを見て下から顎を狙い右拳を振り上げる。案の定避けられた。


「っち」


 無理して追撃せずに両手を眼前で交差し防御の体制をとった。賺さず掴み掛かって来るギルグリアだが、防御された事で掴み所を見失い、再びの打撃を警戒して距離を取る。リアは即座にその距離を詰めて殴りかかっての繰り返し。


 時々フェイントも交えては見たものの、地力が大きく離れていれば、焼け石に水だ。全く役に立たない。

 もし高度な頭脳があれば、浅知恵を捻るよりももっと良い案が浮かぶのだろうが、無い物ねだりをしても仕方ない事。


(困った)


 相手に今、舐めたプレイをされているのは分かる。逆に言えば完全に手を抜かれているからこそ、まだ地に足をつき立っていられるのだ。


 ……だが、言い方を変えれば相手は慢心をしているとも言える。慢心とは、例え気をつけていたとしても、綻び程度のほんの小さな隙が生まれるものだ。……今までの経験上から間違いないと断言できる。言うなれば魔法使いの1番の敵は慢心、次いで油断と言えるだろう。


 デイルで試したから間違いない。


 そんな訳で隙を伺いながら、2人は戦い続けた。

 拳と拳がぶつかり合った瞬間、ギルグリアの手にピシリと亀裂ができ、そこから血が流れるのが見えた。少しだが、奴の防御を貫通していたらしい。これは嬉しい誤算だ。


 そして、ギルグリアにとっては凶報だろう。このまま対抗し続けては、手の亀裂が広がるばかりだ。だから、一度距離を取る筈。


 ここで、漸く転機が訪れた。思惑通りに、ギルグリアが距離を取り、目に見えた隙を晒した。


(よしっ、《縮地》で距離を詰めてしこたまぶん殴れば、形成は変わる)


 心の中でほくそ笑み、足の裏に魔力を纏った、その時。

 突如全身に青白い光を纏ったギルグリアは、地面に吸い寄せられるように、頭から突っ込んだ。


「えっ」


 衝撃のまま、土埃を上げてギルグリアは地面に沈んでいった。


 暫し、状況が分からず呆然としていると、背中から誰かがふわりと抱きついてくる。後ろに目を向けると、ルナがいた。満面の笑みだ。


 青白い光を纏い、数センチ浮かせている。ルナの表情は、薄い微笑で固定されていた。


「お姉様」

「る、ルナ……」

「私は、お姉さまが傷付くのを間近で見たくはないのです。傷ついたお姉様を見ると涙がでます」

「う、うん?」

「ですから、御自愛ください」


 首筋に額を押し当てるルナ。そのせいで表情は見えないが、震える言葉の節々から本当に心配してくれていると感じた。

 ……少しでも何時ものような、ヤンデレモードかと思ってしまった事を深く反省する。


「……分かった。すまんなルナ。気をつけるよ」


 妹に心配されては仕方ない。それに、今日は疲れたしここら辺で休みたかったのも本音である。

 そういった訳で、少し晴れやかな気分になり、リアは纏っていた籠手を解除した。瞬間、堅牢な籠手は魔力の泡となって虚空に消える。

 ……勝ち負けで言えば、負けの方だろう。だが、決着が完全についていない以上は、また再戦したい。


(あっ、そうだ)


 ギルグリアには、これから指南役&サンドバッグの代わりになってもらえばいいのでは? と思った。

 ナイスアイデアかもしれない。彼奴なら簡単な言葉を並べたら付き合ってくれそうだし、何よりいい特訓になる。今、必要なのは長時間魔法を維持する精神力と、格闘の技量、そしてセンス。一朝一夕で身につくものではないからこそ、それなりに技術を持っている奴に指導してもらいたい。


 例えそれが嫌いな存在でも、リアからすれば粗末な事だ。

 力を得ることに対して、たかが好き嫌いなんてしょうもない感情で選り好みをするなど、それこそ真の阿呆。


 ……まぁ、それでも正直言えばデイルに習いたいものだが、剣以外の技能では、やはりギルグリアの方へと軍牌が上がる。


 そんな事を、地面に体をめり込ませて動かないギルグリアを見ながら思うのだった。


…………………


 さて、一先ずこの話は隅に置いて。


「ルナ、そろそろ離してくれないか? 汗臭いだろ?」


 少し浮いているから重さは感じないので良いが、暑苦しくなってきた。

 だが無理に振り解く、なんてできないリアはルナに頼むように言うのだ。

 ルナはリアの頼みを受け顔を上げると、小首を傾げる。


「臭くありませんよ。良い匂いです」


 仄かに頰を赤く染めるルナの表情に、大人の色っぽさを感じた。


「まぁ、風呂上がりだしな。……また入らないといけないけど」


 汗を流してからじゃないとベタついて寝辛いと思い、壁を直してからシャワーを浴びる事にした。


「……では、後ほど御誘いに参りますね。あ、壁を直すの私も手伝います」


 暫しリアの首筋でスーハーと息を荒らげていたルナは、耳元で囁くき、そっと背中から離れる。


「……御誘いって何?」


 ポツリと呟いた疑問に、リアとルナの触れ合いを観察していたセリアは微笑みながら答えた。


「ルナさん、長いこと貴方に構ってもらえなくていじけているのよ。だから、後でゲームなり付き合ってもらえない?」


 構ってもらえなくていじけるって小学生かとツッコミたくなったが、それだけ慕われているのだと考えれば微塵も嫌な気持ちはしなかった。


「分かりました、俺でよければ付き合いますよ」

「ふふっ、有難う」

「いえいえ、じゃ……俺は壁を直してきます。……あのセリアさん、壁直すのに良い素材って無いですかね?」

「魔法の触媒? それとも、物理的に、かしら?」


 物理的になんて……直せない事は分かりきっている筈なのに。全く意地悪な質問だ。


「魔法の触媒で……」

「ふふっ、もちろん有るわよ」

「お、お値段はおいくらでしょう?」


 有るの!? と反射的に言いそうになったが、グッと言葉を飲んで、次に値段を聞いた。貸しを作りたくはなかったから。

 しかし、そんな見え透いた考えなど彼女には通用しなかった。


「……貸し一つ」


 セリアの返事を聞き、リアは凄く悩んだ。そして悩みに悩み抜いた結果、壁を壊したのは自分なので了承するしか選択肢はなかった。


「……くっ。分かりました、お願いします」

「了解よ。じゃあ触媒を持ってくるわね」


 満足そうな笑顔を浮かべるセリア、しかし目だけは獲物を見つけた鷹のようにギラギラとした光を放っていた。


 ……やはり彼女に貸しを作るのは辞めておいた方が良かったかもしれない。


 ほんの少し後悔しながら項垂れていると、セリアはくるりと振り返りながら言う。


「あぁ、あともう一つ」

「……?」


 今度は目も含めて、柔和な表情で彼女は言った。


「私の事は呼び捨てでいいわよ。普段敬語なんて使わないでしょ?」

「まぁ……そうですが……」

「なら、私に対してもいつも通りにしてくれないかしら? いえ、その方が私自身も有り難いわ。同年代の人に敬語を使われるのって、距離を取られているようで悲しいのよ」


 セリアは最後に「それに、貴方が嫌でなければ親友になりたいから」と付け加えた。


 リアとしては、セリアの歳上にすら見える余裕のようなモノを感じて何となく「さん」を付けていたのだが、どうやら彼女は「さん」と付けられると他人行儀に感じるらしい。


 しかし、本人からそう言われれば仕方ない。


 というより、友達関連の言葉を言えば、だいたいリアは落ちる。返事など決まっているようなもの。


「分かりまし……いや分かった。じゃ、改めてよろしくセリア!!」

「ええ、宜しく」


 内心で(ちょろい、ちょろすぎて可愛いわ。ちょろ可愛い)と呟きながら、セリアはにやける顔に別の笑顔を浮かべて、取り繕うのだった。


……………


「もう、今度は壊さないでね!」

「ごめんなさい……」


 壁を直して直ぐに母さんに叱られ、素直に謝った。


 あの後、ルナとセリアとリアの3人で壁の修理をしていたのだが、大音量の破砕音で寝ていた母さんが起き、スリープ状態だったアイガも起動してしまったらしい。


 その後は経緯を説明しつつ壁を直した後、叱られているという訳だ。因みにルナとセリアさんはリビングで待ってるとの事で、今頃2人でゲームを始めているかもしれない。


「わんぱくなのはリアちゃんの取り柄だからいいけど、その時の感情に任せて動いてはダメよ」


 耳が痛い。その通り過ぎて反論の余地は無かった。


「うん、反省してる。今度からは気をつけるよ」


 リアの謝罪を聞き、ノルンは頭を何度か撫でた。急に頭を撫でられ困惑していたリアへ、ノルンは声色がいつも通りのおっとりとした声で「よろしい、じゃ〜私は寝るわね。お休み」と言って二階に戻った。


 それと同時に、横から塵取りと箒を持ったアイガが近寄ってくる。


「マスター、埃の掃除と庭にできた穴を埋める作業、無事に終わりました」

「有難うアイガ」

「いえ、これが私の存在意義ですから」

「いや、本当に助かっ……」


 礼を言おうとして、先程のセリフに違和感を覚える。違和感の正体はすぐに思い当たった。


「待って、穴埋めたの?」

「はい、埋めましたよ」

「……穴にめり込んでたギルグリアは?」

「ルナ様より「埋めちゃって下さい」との命令を受けたので、そのまま綺麗に埋葬しました」

「埋葬!? いやいや死んでない!! 死んでないよ彼奴!!」


 我が妹ながら、思考回路が中々にブラックだった。気持ちは分からんでもないが、流石にここ半年の変化を見ていれば心底心配になってくる。


 それから、とりあえずギルグリアの顔だけを掘り返し生存確認をした。幾ら嫌いな相手でも生き埋めは可哀想だと思ったからだ。

 そしてギルグリアは普通に無事だった。


 しかし、掘り返して直ぐに虫唾が走るような愛の囁きを繰り返したギルグリアに、吐き気がし始めたリアは、躊躇なく《籠手》を振り下ろして再び生き埋めにしたのだった。


…………………


 ルナとセリアとのゲーム対決を終えて時刻は0時に差し掛かっていた。

 程よい眠気もあり、そこでお開きにして寝る事にした。


 ルナとセリアは仲良く部屋に戻り、俺も麦茶を飲んでから寝ようと、コップにお茶を注いで一服つく。


 コップの麦茶を飲み干して直ぐに、背後から声をかけられた。


「少しいいかの?」

「あれ? 師匠、起きてたの」

「うむ」


 騒動の際に来なかったのでてっきり寝ていると思い込んでいたのだが。

 そんな気持ちで、俺はデイルの分のお茶を注ぎテーブルに置く。デイルは「さんきゅーじゃ」と言って俺の向かい側の椅子に腰掛けて、いつになく真剣な目で口を開く。


「良い魔法を得たようじゃの」

「……見てたのか」


 デイルの発言から、恐らくギルグリアをぶん殴った所から見ていた事は容易に想像がつく。


「見てたのなら止めてくれても良かったのに」

「ふぉふぉっ、心にも無い事を言うものではないぞぃ。わしがあの時止めたならば、お主の魔法は発現しなかったじゃろうしな」


 確かに、止められなかったからこそ魔法を形に出来たのもしれない。自分の事をよく理解してくれているのが分かり、少しだけ嬉しく思いながら話を促す。


「で、別に祝い事だけを言いに来た訳じゃあないんだろ?」

「うむ、なら本題に移るとしよう。新たな魔法を見つけたり発明したりした場合、国の上層部に申請せねばならん決まりがあっての」

「ふぇ? そうなの?」


 聞いたことも無かったが、魔法使いの魔法使用、それから犯罪に対する法律はきっちりしている所を見ると(それもそうか)と納得できた。


「そうなのじゃよ、そこでリアが新たに生み出した魔法には名前をつけねばならぬ。登録する以上何かしらの名称が必要なのじゃ。そこで、何か好きな名前を付けて欲しい。申請はわしの方でしておこう」

「む、名前ねぇ……」


 突然言われても困るな。


 名前か、この歳になると中二病チックな名前は付け難い。いやまぁ、青春のど真ん中な時期なのだからこの歳というのも変だが、やはり真面目に良い名称なんぞ考えられないのだ。

 ……既に中二病っぽい名前の魔法を使っているだろ、とツッコミたい人がいると思うが、それらは既に先人が名付けたのだから仕方ない。


 しかし、だからと言って、全く意味の無い名前にはしたくない。《籠手》に因んだ名前にしたい。


「うーん、登録って事は、変更するのは無理だよな?」

「そうじゃのぅ、全国に通達されるからの」

「ふむ……難しいな」


 いきなり名前を付けろと言われても困るのが普通というもので。やはり5分10分では考えつかなかった。

 椅子の上で腕を組み悩んでいる様子のリアへ、デイルは「そういえば」と前置きして口を開いた。


「わしやリアの扱う《境界線の剣ルール・オブ・グラディウス》や《境界線の黄金剣ルール・オブ・ガラティーン》は、単純に《結界魔法(ルールエリア)》と、有名な剣の名前を繋げた単純なものじゃ。

 当時、わしがこれらの魔法を生み出した時も、リアと同じような歳での。その場のノリで付けてしまったのじゃよ」


 懐かしむように言葉を紡ぐデイル。


「成る程ね、だから、どこか中二っぽいのか」

「ふぉふぉ。

 と、まぁわしが何を言いたいのかというと、それ程深く考えなくても良いという事じゃよ。その場の勢いで名付けたとしても、この歳になると逆に気に入ってしまうものなんじゃ」

「……恥ずかしい時期はあったのね」

「そうとも言うの」


 デイルは笑って誤魔化した。


「なに、今直ぐにとは言わんよ。だが、少なくとも今月中には頼む。あと、資料作成と参考の為にお主の生み出した《籠手》を見せてはくれんか?」

「あー、すまん師匠。それは明日で頼む。今は魔力が枯渇しててキツイ」

「おっと、それはすまん。ではまた明日にするとしよう」


 それだけ言うと、デイルはコップの麦茶を一気に飲み干して席を立った。


「あぁ、あと、リア。お主が誰から学ぼうとも、そこに求めるもモノがあるのなら、わしは何にも言わんよ。じゃから、頑張れ」


 顔を背けて言う。その背中は、いつも以上に大きく見えた。


 ……どうやら、デイルには筒抜けのようだ。ギルグリアに師事をしてもらおう、と考えていた事が。

 しかし、否定せず突き放さず、貪欲な知識や力への渇望を肯定してくれている。それが妙に嬉しくて、少し照れながら首に手を当てて気を紛らわせた。


「ありがと、絶対にあのクソドラゴンをぶっ飛ばせるようになるよ」


 握り拳を作り、極めて明るい口調で言えば、デイルは「うむ、精進あるのみじゃ」と一言残して部屋に戻って行った。

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