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百億の昼と千億の夜

作者: 離羅

私と貴方はもう二度と会うことはないでしょう。

私達は産み落とされたその時からお互いを知らないまま生き、寂しさを忘れ人々の為、照らし続けて来ました。

私と貴方の記憶は今のモノではなく、お互いを愛し、お互いを求めあった過去のモノでした。私には貴方の名前がわかります。

キラ…

貴方は私を覚えていますか?




僕と貴方は二度と会うことはないでしょう。おたがいを必要としすぎた昔があるから

二度と会えない今があるのでしょう。

産み落とされたその時から僕と貴方は二度と会えない運命なのです…

運命に背いた二人の罰なのです。

僕は貴方の名前が呼べます。

アイラ…

僕は貴方を愛している。




神様は私と貴方を二度と会えない反対のものに変えてしまった。

神様は僕と貴方を二度と会えない別々のものに変えてしまった。

百億生きている私は貴方の存在を知らずに生きている。

千億生きている僕は貴方の存在を忘れられず生きている。




幸せになろうと二人で逝ったあの時からもうずいぶんまちましたね。幸せになりたかった。だから終わらせた。

来世こそ結ばれる二人で産まれようと。

神様は二人を許さなかった。だから今私は太陽で。

だから今僕は月で。

お互い会うことなく孤独に今を生きてる。次は愛し合える関係でいれる事を願いながら…生まれ変わったらまた会おう…

愛している愛しているキラ…

愛しているアイラ…

次こそは愛し合おう。神に背くことなくおたがいの気持ちのままに…

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― 新着の感想 ―
[一言] すごいの一言に尽きます。ストーリーも話の展開の持って行き方も良かったです。これからもいい話を書いてください、楽しみにしています。
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