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偽りのアムネシア~王子様とOL~  作者: 幸村 侑樹
【第2章】
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書斎会議 2 ~因縁~①

ザ☆ ヤローどもの座談会PART2-①‼

(少しは、なかよくなったみたいだね)

(私は自分の非に対し、正当な謝罪をしただけですので)

 満足げなミハイルに対しハインリヒは淡々と答える。

(雪合戦なんていいじゃないの。童心に帰ってさ)

 ふたりの会話に、ゴットフリートはにやにやと頬杖をつく。


 彩那を部屋に送り届けた後、書斎ではふたたび医師の診察(・・・・・)が行われていた。


(必要以上に彼女と親睦を深めるのはおやめください。昼食時のようなお振舞も——)

(あれ以上彼女に恥をかかせる必要はないし、記憶喪失を印象づけられて好都合だっただろ)

 ミハイルはつっけんどんに言い返す。

(それにマナー講師に僕を推薦するなんて親しくならざるを得ないじゃないか)

(やむを得ずです)

 外部との接触は避けたいところだ。

(しっかりエスコートしてんじゃないの。王子様)と、ゴットフリートが冷やかす。

(そんなことより、捜査の進捗はどうした)

(オレに当たるなっての。取り寄せた防犯カメラ映像に、ばっちりあの子が映っていた。証言どおり、女とぶつかっている)


 ハインリヒに睨まれ、ゴットフリートはPCに防犯カメラの映像を再生する。居酒屋近くの路地裏を千鳥足の彩那が歩いていた。これでは嘔吐するのも当然だ。

(アヤの言っていたとおりだね)

 少しして彩那は通行人とぶつかった。彼女と比較しても、体格からして相手は日本人ではなさそうだ。

(で、その女だが、特にあやしい点もない。そのまま通りすぎている。一応本国と他国の大使館、外資系企業にも聞きこんだが、関係者ではなかった。単なる観光客とみなしていい。ドイツ語話すやつなんてごまんといるからな)


 ゴットフリートは拡大鮮明化した女性の画像を表示させる。ミハイルたちにも見覚えはない。ぶつかった女性はまったくの別方向へと移動し、フレームアウトした。

(この様子では、聞きまちがいのおそれもありますね)

(まぁ、それも否定できないね)

 ハインリヒの指摘にミハイルも苦笑いした。

彩那は、そのままふらふらと並木通りの方向へと歩いていく。(居酒屋近辺はここまでだ)ゴットフリートが映像を切り替える。並木通りが映った。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

次回更新も読んでいただけるとうれしいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡


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