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偽りのアムネシア~王子様とOL~  作者: 幸村 侑樹
【第2章】
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58/115

シャワーとか、歴史とか 5

『お変わりはごさいませんか』

 スピーカーからハインリヒの硬い口調の声が聞こえる。

「問題ないよ」

『彼女は?』

「シャワー中だよ」

『——……報道の影響で、ダミアン様支持者だけでなく、ダミアン様ご自身への批判も相次いでいます』

「彼ならその飛び火も、たいまつにしそうだけど」

『ディルクのほうも黙秘を続けているそうです。私を含め同行した護衛官全員取り調べを完了しました。不審な人物は発見されておりません』

「そう」


——ただ、とハインリヒの声がかすかに剣呑さを帯びる。


『ゴットフリートからの報告では、ラウエンシュタインの関与が浮上しています』


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

次回更新も読んでいただけるとうれしいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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