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偽りのアムネシア~王子様とOL~  作者: 幸村 侑樹
【第2章】
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書斎会議 1 ~従兄弟~④

 ダミアンの父が、現女王エミリアに僅差で敗れたことで"次回の選挙は二世対決"とマスコミが銘打ち、国民があおられた形だ。

 ダミアン本人も父の雪辱を果たそうと躍起になっているらしい。モデルとして華やかな舞台で活躍する女王の長子と、国営銀行で幹部をつとめる堅実な従兄弟——その対照的な立ち位置も恰好の図式だった。

(ま、今回(・・)()こと(・・)は従兄弟様はシロだろうが、こっちはどうだかな)

 ゴットフリートが映像を切り替える。報道番組のアナウンサーが映しだされた。

『ミハイル王子が記憶喪失との情報もあります』

 高速道路の現場からは複数のマスコミやパパラッチが発見されている。護衛官によって映像データなどは消去させたが、すでに送信された後だろう。

 第一王子の非常事態は速報されて当然だが、記憶喪失の件は王族とその関係者のみに伝えられている。選挙王制である以上、多少なりとも足の引っぱりあいがあることは否めない。

(あるいは、ねずみがまぎれこんでいるか)

(まさかおまえじゃないよね)

 ミハイルは傍らに立つハインリヒを見やる。

(そうなりますと、ミハイル様は敵方の人間と密会されているということになりますね)

(だったらオレは、その茶番を高みの見物ってか?)

 ハインリヒは大真面目に答え、ゴットフリートは軽口を叩く……おたがいにあくまで冗談である。

(ボディガードさんも一枚岩じゃないしな)

(もっとも疑わしいのはヤンです。彼はダミアン様の支持者ですので)

 ゴットフリートの言葉には乗らず、ハインリヒはミハイルに見解を述べた。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

次回更新も読んでいただけるとうれしいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡


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