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偽りのアムネシア~王子様とOL~  作者: 幸村 侑樹
【第2章】
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嵐の前の静けさ 1


Oh(おお、), Misha(ミーシャ).」


 部屋へ戻る道すがら、感嘆したような声と遭遇した。


I'm(だい) relieved(ぶ、顔色) to() see(よく) you're(なった) looking(みたいで) much(安心) better(したよ).」


 進行方向から、にこやかな笑みをたたえた人物が歩み寄ってくる。


――この人、ダミアンって人だったよね?


 玄関前で初めて対面したときのことが思い出され彩那は身がまえた。仕立てのいいスーツに、黒光りした革靴を履いた装いは上流階級の匂いがした。


 彩那はちらっとミハイルを見る。出迎え時よりも、いくぶんか落ちついた様子で内心ほっとした。


Hi(こんにちは)

「は、ハイッ」


 いきなり話しかけられ彩那は、ぎくりとなった。どうしたらいいかわからず、とにかく口角を上げて笑顔を取り繕う。


「ファーストコンタクト、ハ、ソーリー」

「の……のーぷろぶれむ‼」


 申し訳なさそうに眉を下げるダミアンに、あわてて返事をした。


「ファーストコンタクト」つまりは玄関前で初めて会ったときのことを言っているのだろう。


I(ミー) couldn't(シャのこと) stop(が心配で) worrying(いてもたって) about(もいられ) Misha(なくてね。). He's(彼は) my(最愛) beloved(の従兄弟) cousin(だから).」


 英語だから意味はわからなかったけれど、ダミアンがミハイルを案じているのは伝わってきた。


「あ、あぃ、のう。おーけー」

Thank(ありが) you(とう)」 


 彩那の返事に、ダミアンは胸のつかえが取れたかのように表情を緩めた。その顔はどことなくミハイルと似ている気がする。


——やっぱり緊張していたせいかな


 第一印象で判断したことに彩那は後ろめたくなった。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

次回更新も読んでいただけるとうれしいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡


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