表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令嬢はハーレムを作りたい!  作者: 大天使ミコエル


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/240

47 ドレスを着る日(3)

 そんな風にアルノーに連れられて、アリアナはアイリの所まで辿り着いた。


 アルノーもハーレムに入れるつもりだから、仲良くなっておいて損はないわね。


 アイリのいる場所には、すでにシシリーが辿り着いていて、どうやらもう心配はなさそうだった。


「さて、安全に送り届けましたよ、お姫様」

「ありがとう、アルノー」


 新進気鋭の魔術師アルノー。

 国で一番有望だと言われる魔術師、レイノルド・ルーファウス自らが認め、そばに置いているとの噂だ。

 明るくて人当たりもいい。


 手を振ると、手を振り返し、レイノルドのところへ向かって行く。


「アリアナ様!」

 アイリが正式なお辞儀をする。

 教えた通りのその挨拶は、初めて会った時よりもずっと上達していた。


「いらっしゃい、アイリ、シシリー」

 シシリーの方は、麗しき伯爵令嬢の挨拶だ。

 話しかけようとしている男性が周りに数人いるのを確認した。

 黙っていれば癒し系。

 狙う男性もそりゃあいるだろう。


 シシリーはうちの子だもの。あげないわよ。


 アリアナがにっこりと二人に近づいていく。


「お招きありがとう」

「ええ」


 すっとアイリのそばに立つ。

「アイリ」

「…………っ!」

「お腹が空いてるの?」

「え、いえ。美味しそうだなぁって、思ってしまいまして」

 あまりの近さに照れながら、アイリが、えへへ、と笑う。


 うんうん。

 いい反応だわ。


「お父様と王家の方々が来て、挨拶が済んだら食べてもいいわ」

「なるほど」

 ゴクリ、と喉を鳴らすアイリの瞳は、食事が並ぶテーブルに釘付けだ。


「あら、ドラーグが居るわ」


 アリアナのその言葉に、アイリはもう、一人食事の物色をしているドラーグのそばへとちょこちょこと寄っていっていた。

 シシリーが苦笑する。

「私、二人と一緒にいるわね」

「ありがとう、シシリー」


 結局、二人とは挨拶だけを済ませ、アリアナはホールの中心へ戻って行った。


 アレスとルナの元まで戻ると、ホールの扉が開いた。


 アリアナの父であるサウスフィールド公爵と夫人、それに今回の主役、ロドリアスが入ってきたところだ。


 アリアナと下の二人も、外向けの顔を作った。


 サウスフィールド公爵が、みんなを見渡す。

「今日は、息子のために、よく来てくれた」

 よく通る声。

 これなら、戦場でも味方は鼓舞され、戦いやすいというものだろう。


 前に出たロドリアスは、公爵とは正反対に、細身でにこやかだ。

「今日は、集まってくれてありがとう」


 けれど、ここにいる誰もが知っている。

 内に秘める熱意は、公爵にも引けを取らないと。


 そしてサウスフィールドの子供達4人が揃ったところで、また扉が開くことになった。

 最後の招待客が入る時間だった。

女の子3人。2人がアイリの保護者感ありますが、3人とも仲良しです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ