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ゴブとチートとダンジョンと  作者: 青もんた
13/50

ジャイアント・キリング

「ムッキーー!!!」

「ウキャキャキャキャ!!!」


「『敵複数発見、オートロック開始、発射可能。』」

「おりゃおりゃあ!!」


ブォーーー!!!


ガトリングの猛射で腹の立つ顔の猿魔獣が何匹かミンチになる。

爽快な気分だ。


(ふむ、、、グレネードランチャーの爆発は軌道が読まれて効果が少ないな。ならば、、、)


「MK1!操縦代わってくれ!ランチャーを改造する!」


「『仰せのままに、マイマスター!』」


俺は【武器作成召喚】と【加工】のスキルでグレネードランチャーポッドを、15連装ミサイルランチャーポッドに変えていく。


装填時間が長くなるが上手くロックオン出来れば楽に各個撃破出来るだろう。


「待たせたな!MK1!」

「『もう終わってしまいますよ?マスター!』」

「それはラク過ぎて困るな!」


何十匹も猿魔獣が集まってきた。


「『目標オートロック、完了。発射用意。』」

「発射!!」


シュパパパパパパパ!!!

ドゴォドゴォドゴォ!!


逃げ惑う全ての猿魔獣をミサイルが追尾。

肉片を撒き散らす大虐殺だ。


「グボォアアアアア!!!」


なんかデカいのが来たぞ!

猿魔獣の親玉か!!


「『マスター、アイロニックエイプキングにミサイルターゲティングは推奨出来ません。近接戦闘による対処を推奨。』」


「了解した!」


「『コンバットゴーレムMK1。近接戦闘補助システム、起動。ブレード機能、良好。オートカウンター、不可視部オートセンサー・パリィ機能、良好。マスターの『戦闘スキル』にリンク。敵生命体に対処して下さい。』」


「ウホホホ!!!」


巨人の様な素早い猿魔獣が爪をフルスイングしてきた!


ギャリリリィ!!


瞬時に大剣で攻撃を受け流し、切り返す。


「ウギッ!?」


「『敵生命体の構造を分析中。攻撃の手を緩めないで下さい。』」

「言われなくともぉぉ!!」


キュインキュイン!!

ガキィン!!

ドゴォッ!!!


MK1が巨大猿魔獣の蹴りを喰らってよろめいた。


「ぐわっ!?大丈夫かMK1!?」

「『損傷軽微。後ろです、マスター!』」


ブゥン!!と振り向きざまに大剣を振るうと奴の脇腹を切り裂いた。


「ウギャアアアアアア!!!?」


奴ががむしゃらに腕を振ったが俺の『戦闘スキル』【古武術・極】と【剣術・極】による絡め手を用いた組手カウンターで奴の両肩から腕を斬り落とした。


「終わりだな!【チャージスラッシュ】!!」


キュイーン!!

シュッ!!ドパァン!!


巨大猿魔獣の首は大剣で斬られ、クルクルと勢いよく空中に跳ね上げられた。


そして何かを吸い上げる感覚があった。


『鑑定。レベルが上がりました。『固有スキル』【ジャイアント・キリング】【ニ心同体】を取得しました。『魂魄』を吸収しました。』


いつもの鑑定さんのアナウンスが流れる。


「『お疲れ様でした、マスター。腹ごなしどころか、これまでの敵の中でも段違いの強さでしたね。戦闘時間は5分47秒でした。』」


「そうだな。いきなりでびっくりしたよ。お前の足手纏いにはならなかったかな?」


「『いいえ、マスター。マスターが居なければ私はアイロニックエイプキングには勝てなかったでしょう。それと、キャッチ。』」


MK1が落ちてきた巨大猿魔獣の頭を掴んだ。


「『この魔物はかなり高ランクのはずです。素材は無駄にしないほうが良いかと具申します。』」


「分かった。【影収納】に入れておこう。」


アイロニックエイプキングの素材はタンスの肥やしになった。


そのうち何かの作成に使えるだろ。


魔石はめちゃくちゃデカかった。


魔石を鑑定したところ、奴はこのダンジョンのコアを護る四天王の内の一体だという事だった。


「ダンジョン四天王か、、、残り3匹!必ず倒して、このダンジョンは制覇してやる!それよりもコーラとバーガーだな。」


外は臭そうだったのでMK1が素材を回収してるところを眺めながら【料理召喚】して間食を愉しむのだった。

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