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ソライロの扉  作者: 創成
2/3

2. 出発準備

初めてのファンタジーです!

この構成のファンタジーは昔から考えていたのですが、いざ執筆するとなると難しくて・・・・

まぁ、気楽にいきましょう!(独り言)

尚、今回は第3者目線で書きます。

ではでは皆さん、良い夢を。

「つー事で、次の街はココ」

「マジで!?」

「うわぁ・・・」

地図を見せられ声を上げる2人。

「へ?どういう事?」

・・・・地図を見せた男と状況を理解できてない天然な女子の、

計4人。

これが追いかけなければならない「アイツら」である。

「説明してよ、流〜」

「流」(ながれ)と呼ばれた男は、軽く溜息をつき・・・・

「説明してやれ、(そら)

結局人に押し付けた。

「はい」

空は一言も文句を言わず、説明を始めた。

「いい?真季(まき)。今いるのがこの辺り」

「うん」

「で、次の街がココ」

「うん」

「・・・・・なんも思わないの?」

「えっ?何が問題なの?」

ココまで鈍いと、さすがに空も呆れかけていた。

「ココから町まで、どう考えても1日はかかるの。いい?」

「うん・・・・ええ〜!?」

頭を抑える流。

疲れた様子の空。

唯一残った男は・・・・

「やっぱおもしろいねぇ!真季ちゃん!」

笑顔だった。

「笑わないでよ(きょう)さん!」

「ははっ、可愛い可愛い!」

「本当、天然ていうか・・・・」

「ただのバカだ」

散々な言われような真季。

「も〜!みんなしてバカにして〜!」

「はいはい。分かったから静かにね?」

「空、ほっとけ。行くぞ」

「お?出発すんの?」

「ああ。誰かさん(・・・・・)ができるだけ早く街に着きたいらしいからな」

「へっ?・・・・私の事?」

「・・・・さぁな」

「へぇ・・・優しいじゃん流。でもな・・・・・」

真剣な顔をして恭がしゃべる。

「・・・何だ?」

「空ちゃんは俺のだから!」

そう言って空の肩を抱く恭。

「え・・・・」

空はフリーズした。

「きょっ!恭さん!?」

「ん〜?なぁに?空ちゃん」

「ちょっと!何じゃありませんよ!」

真季の後ろまで逃げる空。

「あちゃ〜・・・・警戒されちゃった」

恭が空に向かって手を伸ばすと・・・

「バッ!」

瞬時に空が警戒態勢に入った。

「・・・くだらない事しなくていいから行くぞ」

ついに流が口を開いた。

「ガシっ」

何を思ったか、真希の後ろ襟をつかみ、

「お前助手席な」

と言った。

「う・・・うん」

『何考えてるんだろ・・・でも・・隣にいれるからいいや♪』

そんな感覚で真希は車に乗った。

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