キャットストリーム♪ #9
タイトル名からお察し下さった方もいると思いますが、本家「ジェットストリーム」は感動的な音楽と饒舌な詩の如き語りで癒される番組です。
では、もしもそんな本家に対し真逆の方向で勝負するラジオ番組があったとしたら??
多分、こんな感じのポップで笑いがこみ上げてくる番組ではないでしょうか。
キャットストリーム♪ #9
この番組は本家ジェットストリームとは180度思考と指向を変え、ポップな音楽とともにリスナーの皆様からの投稿をもとに、ソフトなトークをお届けします。
もっとも、これは言語媒体ですので音楽は皆様のプレイリストからチョイスしてください。
先月末位から台風が、もの凄いペースで日本列島各地を襲っていますね。被災された地域の方々、一日も早い復興を応援しています。
まだまだ台風のシーズンは秋が終わるまでは続くでしょうから、せっかくのレジャーを計画していても天候が悪くなりそうだったら、中止することも大切です。何よりも身の安全が最優先ですからね。
さて、いつもの番組のトーンとは少し変わった始まり方をしましたキャットストリーム。今回で九回目の放送ですが、ここからはいつものトーンでお送りしていきますよ!
今回のキーワードは「待ち合わせ!」です。
それではどんなメッセージが届いているのでしょうか? 楽しみですね~ 早速いってみましょう!
まず一通目はラジオネーム「中堅ハチ公さん」から頂きました。
「こんばんは。本日も平常通り残業中の中堅ハチ公と申します。取引先との待ち合わせエピソードを送ります。読んでもらえると嬉しいです」
あぁ~ 平常通り残業中って、いやはや、お仕事お疲れ様です。今日はゆっくりできているのかな? メールありがとうございます。
「私が勤めている会社では、年に一度取引先の社長様方を集め『意見交流会』というのを実施しています。まぁ実際のところ、意見交流会とは名ばかりで当社の新製品や、今後展開していくサービス等をお披露目する発表会のようなものなのですが……
今年は大阪のとあるホテルを貸し切って開催することに決まりました。全国の出席される社長様方へ案内状と会場までのアクセスマップを送付し、各営業エリアのスタッフが個別に挨拶回りを行い準備万端。
私は新大阪駅でお出迎えし、到着された社長様方を順次ハイヤーへ乗せる仕事を担っていました。因みに同僚は、飛行機で来られる社長様方を関空でお出迎え後、貸し切りバスに同行するということもあり、前日から胃が痛かったそうです。
集合時間の正午を前に、続々と新大阪駅に西から東から社長様方が到着し、私は順次ハイヤーへ案内していきました。しかし、名簿にチェックを付けていると、一人まだ到着されていないことが分かりました。
困ったことに、集合予定の時間を過ぎても現れず、何かあったのかと遅刻している社長へ電話しました。すると、予想外のコメントが返ってきたのです。
『何を言っておろうが! わしゃぁ、30分前から着いておるが! お前さんこそ、何処におるんや!』
その瞬間、私は全てを悟りました。結局、色々と文句を言われながらも迎えに行き、何とか会の開始時間には間に合ったものの、なんとも疲れた一日でありました。
例の社長曰く、大阪に到着するのが早すぎて時間を持て余したので、梅田で買い物をしていたのだとか。で、待ちゆく人にJRの駅は何処か尋ねたところ、大阪駅を案内され、私が来るのを待っていたそうで…… もうこんなすれ違いは、二度とゴメンです」
梅田から一番近いJRの駅って言ったら、それは新大阪は案内されないよ~
新大阪だったら、地下鉄乗って移動する距離だもんね。
でも、土地勘が無い場所だと、地図があっても読めない人にとっては本当にダンジョンを散策している状態なんですよ。
私も地図を読むのが苦手なんで、最近はスマホの地図アプリに助けてもらっているんですけど、スマホが無かったら本当に迷子になっちゃうかも。
メッセージをくれた「中堅ハチ公さん」、お体に気を付けて、定時退社して下さい! そしてゆっくり休んで(笑)
さて、もう一通いきましょう。ラジオネーム……これはなんて読むのかな?
倶楽部の『倶』の字に、『知』っていう字、最後が「安」っていう三文字なんだけど、なんて読んだろう~? 間違ってたら、ゴメンナサイ!
ラジオネーム、「クシヤスさん」 !
「キャットストリーム毎回楽しみにしています。私の故郷の待ち合わせ場所が世代によって呼ばれ方が変わっているという、ちょっとした珍現象がありましたので投稿しました」
「札幌には有名な繁華街……」
すみません、これ、読めないんです!(笑)
『薄い』っていう字に野原の『野』の字なんですけれども、なんて読むんだろう?
あぁ! ガラス越しにプロデユーサーが何か言ってる。何何?
「○○ィノ?」
……「ススキノ」か!?
みんなお騒がせしてすみません、無事解決致しました。ススキノで正解です。札幌というか北海道の方々すみません! 気を取り直して、「クシヤス」さんからのメールを読みますね。
「札幌には有名な繁華街『薄野』があります。そんな薄野での待ち合わせと言えば、『ロビ地下』。
大学時代を札幌で過ごした私にとっては、ロビ地下で集まり、薄野で飲んで遊ぶのが楽しくて仕方がなかったのです。
この前、息子が大学の友人たちと薄野で飲むというので、自分も辿った道だなぁ~ と懐かしく、ちょっと首を突っ込んでみました。
『おぅ、俺もよく仲間たちと集まっては飲んでたなぁ~ 薄野で。 したっけ、集合はロビ地下あたりか?』
『は? ロビ地下? フツーにヒロシ前に決まってるっしょ?』
『ヒロシ前? そいつは誰のことだべ?』
『なんも、改札上がったけ、フツーにあるっしょや、ヒロシ』
『ヒロシがある……!?』
『したっけ、汽車の時間あるから、もう行くよ』
そう言い残して、息子は夜の街へと繰り出して行ってしまいました。
息子の言う『ヒロシ』という存在が気になり、妻へ聞いたところ……
『あらやだ、今時ロビ地下なんて言わないわよ。ヨークマツザカヤって聞いても若い子たちがピント来ないのと一緒。大体、ロビンソン自体なくなってるでしょう? ヒロシ前が今の薄野でのメジャーな待ち合わせ場所よ』
……これも時代の流れなのでしょう。でも、昔の呼び名が通じなくなるのは、何処か寂しい気持ちになりますね~。
息子よ。お前が社会に出て中年世代と絡むときは、『ロビ地下』の方が通じが良いぞ、覚えておいてくれ!」
言われてみると、待ち合わせの場所って時代とともに変わりますよね。十年一昔なんて言うほどですから、きっと息子さんが社会に出て、お父さん位の世代と関わっていく時に、こういう豆知識は役立ちそう。
でも、私も『ヒロシ前』って一体なんのことなのか、気になります(笑) メールには、結局ヒロシ前が何だったのか、書かれていないので分からないんですが、誰か知っている人がいたらメール下さい。
さてさて、今日もエピソードを紹介していると、あっと言う間にエンディングのお時間が迫ってまいりました~。
ついに、次回放送でキャットストリームは記念すべき十回目の放送となります!
そんな記念すべき十回目のキーワードはコチラ。
「キャリアアップ!」です。
キャリアアップというと、ちょっと堅苦しい感じがするかも知れませんが、中学生から高校生、高校生から大学生のような「進学」でも、「就職や転職」でも、はたまた何かスクールに通ったよ~ という、本当に何でもOKですので、ドシドシメール下さい。お待ちしております!
一番キャリアアップしなきゃいけないのは、この番組自体でしょ! みたいな突っ込みメールが来るのかな?(笑)
えぇ~っと、私がラジオネーム「クシヤスさん」と読んでいたのですが、これは「倶知安」と読むのが正解なんですね。思いっきり間違えて読んでしまっていて、本当にゴメンナサイ。
では、本日のエンディングはこの曲です。
1995年2月リリース。週間オリコンチャート1位を獲得、90年代のヒット曲の例にもれず、ミリオンヒットを記録し、今でもメロディが流れれば口ずさめるよって方も多いのではないでしょうか。
大黒摩季で「ら・ら・ら」
♪♪
「今日も明日もあなたに逢いたい~♪」
……そんな番組をお届け出来るよう、これからも精一杯頑張ります! 次回放送もお聞き逃しなく!
今回のエンディングソングは、本当に使いたかった曲とは実は違ったりします。
見通しの甘さはまるで公共事業の様ですが、次回放送(話)のエンディング曲は「!?」っとなる曲を予定しています。(大黒摩季からのリレーですからね……お察し下さい。)
因みに、キーワードについてリクエスト(無いと思いますが)を頂けましたらエピソードを考えて投稿します!