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おもちゃ箱

いらない

作者: kuroneko

息子の誕生を望む夫婦の元に生まれた少女の孤独。

※読後感の悪い物語です。苦手な方はご注意下さい。

 自分は、いらない。

 それが、女の子が自分について、一番はじめに知ったことでした。


「あんたはいらなかった」

 女の子は、毎日のようにお母さんからそう聞かされていたからです。言葉がわかるようになった頃には言われていましたから、言葉もわからないうちから言い聞かされていたのでしょう。お母さんがそんなうそを言うはずはありません。自分はいらないのだと、女の子は思いました。

 いらないと言われてどこかへ行こうにも、女の子には行くあてがありませんでした。女の子は仕方なく、毎日その言葉を聞かされていました。


 女の子はよく、お母さんの後をついて歩きました。台所や寝室やお庭、近くのお店でのお買い物、お母さんが何かをするところについて行きました。女の子は、いらない子ではなく、そこにいていい子になりたかったのです。そばにいて、なにかお手伝いをすれば、いらないと言われなくなるかもしれません。

 でも、お母さんはついてくる女の子に、「邪魔だからあっちへ行ってなさい」と鋭く女の子に言いました。一緒にいて邪魔ではない広い場所でも、そばにいて危なくない仕事でも、必ずそう言うのです。結局、女の子はお母さんに冷たくされるのがいやで、後をついて歩くのはやめてしまいました。一緒にいなければならないときは離れて歩くようにしました。


 自分は、悪い子だ。

 それが、女の子が二番目に、自分について知ったことでした。

 これもお母さんが、毎日のように言っていたからです。


「全部あんたが悪い」

 でも、全部って何だろう。

 自分がなにか間違えたり、時間に遅れたりするのはともかく、おとなりの犬が夜中じゅう吠え続けてうるさいことも、いつの間にか屋根裏にネズミが住み着いていることも、テレビのニュースで誰かが死んだと伝えてくることも、お父さんが時々、夜遅くお酒臭い息で帰って来ることも、自分が悪いんだろうか?

 女の子は、一生懸命に考えました。

 でも女の子は、おとなりの犬をいじめたことはなかったし、ネズミを家に入れたこともありません。誰かが死んだとテレビから聞こえてくる、その誰かに会ったこともありませんでした。お父さんが帰ってくる時間も、女の子が決めたことはありませんでした。


 そのお父さんがお酒を飲んで帰って来るとき、でなければ、お家でお酒を飲むときに、決まっていう言葉がありました。


「俺は男がほしかったんだ。お前が男だったらな」

 お父さんは、酔っ払うたびに女の子を膝にだいて、そう何度も言いました。

 そんなことを言われても、女の子は男の子に変わることはできません。お父さんがそういうたび、女の子は困ってしまいました。はじめのうちは、女の子はなんと答えていいのか分からず、黙っていました。

 女の子は本当は、「それは自分のせいじゃない」と言いたかったのですが、それでお父さんの機嫌をそこねたら、家にいられなくなってしまうように思ったのです。お母さんからはもう「いらない」とはっきり言われていました。お父さんからもそう言われたら、その先自分はどうすればいいのか、女の子にはわかりませんでした。


 そのうちに女の子は、「もし、自分が本当に男なら、こんなことを言われなくても済むんだ」と気付きました。それは、とても悲しいことでしたが、男の子が欲しいというお父さんの気持ちを、自分が変えることはできそうにありませんでした。

 やがて女の子は、お父さんが酔っ払って「お前が男なら」と言うたびに

「うん、そうだね」

と、むりやり笑って答えるようになりました。

 女の子がそう答えると、お父さんは「それでいい」と言うように、満足げに女の子の頭をなでました。

 女の子自身は、男の子になりたかった訳ではありません。ただ、自分が男の子ならお父さんをがっかりさせずに済んだし、いやなことも言われなかったと思っただけでした。

 お父さんが「お前が男だったら」と言い、女の子が「うん、そうだね」と返事をするたび、お母さんはまるでわざとのように、普段より大きな音を立ててお茶碗を洗いました。


 そして、お父さんに「うん、そうだね」という返事をくり返すうちに、女の子はお母さんが言う「全部あんたが悪い」の意味に気付きました。全部、自分が女の子に生まれてきたことが悪いとお母さんは言いたかったのです。


 自分が女に生まれてきたから、お父さんはがっかりしました。

 お父さんががっかりしたことで、お母さんもがっかりしたのでしょう。お母さんは、お父さんが欲しがる「男の子」をお父さんにあげられなかったのです。お父さんが女の子に「お前が男だったら」と言うたびに、お母さんはお父さんから、男の子を産まなかったことを責められている気持ちになったに違いありません。女の子も、お父さんにそれを言われるたびに、責められているような気分になったのですから。

 そして、自分がお父さんに「うん、そうだね」と返事をするたび、お母さんは自分からも、男に生まなかったことを責められているように感じていたのでしょう。


 全部自分が悪い。

 お母さんが責められているような気持ちになるのは、全部自分が女の子に生まれてきたからだと、そうお母さんは自分に言っているのだと女の子は理解しました。

 女の子は自分で選んで女の子になった訳ではありません。お母さんの気持ちがわかったからと言って、男の子に変わることもできません。女の子にできることは、これまでどおり、お母さんから少し離れて、お父さんに「うん、そうだね」という嘘をつき続けることだけでした。


 女の子には、好きなテレビ番組がありました。でも、お母さんは女の子がテレビを見ると文句を言い始めます。電気代がもったいない、外で遊びなさい、そんな下らないものを見るときだけいい顔して、いやな子だね。

 女の子は、だんだんテレビを見なくなりました。そして、笑顔が少し減りました。

 女の子は、絵を描くことが好きでした。白い紙に絵を描いていると、どんどん夢中になって自然に笑顔がこぼれます。でも、お母さんは女の子が絵を描くことにも不満を口にしました。またそんな下らないことをして。そんなことより役に立つことをできないの? そんな下らないことをするときだけ楽しそうにして、都合のいい子だね。

 女の子が絵を描くことも、少しずつ減っていきました。女の子の笑顔は、前よりもっと減りました。


 役に立つことと言われても、女の子がお母さんのそばにいることも、お母さんはいやがります。お手伝いしようにも、お母さんは何も教えてくれません。女の子は、どうしたら役に立つことができるのかわかりませんでした。

 それに、絵を描くことも、テレビを見ることも、女の子には楽しいことでした。でも、楽しそうにするとお母さんが怒るのです。お母さんは自分が楽しいといやなのだ、自分が楽しいことはすべて下らないことにしたいのだと、そう女の子は考えて、悲しくなりました。

 女の子が悲しい顔をすると、お母さんはまた言いました。

「何がそんなにつまらないの、子供のくせに、楽しそうにできないの」

 楽しそうにすれば「下らないことばかりするいやな子」と言われ、悲しくなれば「子供のくせに可愛げがない」と言われます。一体自分はどうすればいいのか、女の子はどんどんわからなくなっていきました。女の子の顔からは日に日に表情が消え、目はうつろになり、お母さんと目を合わせなくて済むよう、遠くを見るようになりました。


 やがて女の子は、保育園に通う年になりました。

 女の子は、保育園を自分と同じような子が集まる場所だと聞かされていました。ところが本当に行ってみると、他の子は女の子とは全然違いました。集まった子供達は、みんな笑っているのです。誰も女の子のようなうつろな顔はしていません。ここにいる子達は皆、女の子でも男の子でも、楽しいことをして笑っても、それで赦されているのです。ここには、「自分と同じような子」は一人もいませんでした。女の子は、どこか暗くて寒くて深い穴の中へ突き落とされたような気持ちになりました。お友達は、一人もできませんでした。


 保育園に集まった子達は、皆、大声をあげてはしゃぎます。

 女の子は、声をあげたことはありませんでした。お母さんに話しかけるたびに「うるさい」と言われてきたので、声を立てないよう、気をつけるようになったからです。

 言葉といえない音を大声で叫び、笑いながら走り回る他の子達は、女の子にとってわけの分からない、交われないものの集団でした。女の子はいつも、部屋のすみで黙って座っていました。


 保育園の大先生は、いかめしい顔つきのお婆ちゃんで、子供はいつも元気ではしゃいでいなければいけないと考えていました。この大先生にとって、女の子はこそこそと隠れてばかりいる悪い子でした。女の子が座っていると、わざわざ近づいて「なんで遊ばないの、笑いもしないし」と怒るのです。女の子は仕方なく、大先生が近づいてくると立ち上がってぴょんぴょん跳びはね、嘘の笑顔を浮かべました。そうすれば大先生は怒らずに通り過ぎるのです。大人はなんて単純で身勝手なのだろうと、女の子は思いました。子供が自分の思うとおりに振る舞えば、それで満足するのです。その子がなにを考えているか、本当はどうしたいのかなど、どうでも良いのです。


 次の春、女の子は小学校へ入学しました。

 女の子は相変わらず、はしゃぐことを知らない、まわりの子供に溶け込めない、友達のいない子供でした。それでも、大人はそんなことに気づきもしませんでした。

 学校へ通うようになると、女の子は他の子に比べてずいぶんいろいろなことが遅れていることがわかりました。時間どおりに準備ができない、体育はいつも一番ビリっけつ、給食を食べるのも一番遅くて、おしゃべりも人前で話すことも歌うこともへたくそでした。

 体育や休み時間のゲームで女の子が入ると、必ずそのチームは負けてしまいます。教室の中で、女の子はもてあまされていました。

 でも、女の子は成績はとても良かったのです。

 女の子は特別に勉強を頑張ったわけではありません。テストがあったり、先生がいろいろ訊いてくるたびに、他の子がどうしてこんなことがわからないのか、女の子には不思議でした。


 そして、勉強ができることは女の子にとって悪いことでした。

 学校で女の子は、教室のみんなからいじめられるようになりました。


 女の子は他の子達にとってお荷物でした。

 体育で一緒になれば必ず負ける、何を一緒にやっても一人だけずっと黙っている、つまらないからと仲間に入れなければ、先生に叱られる。それなのに、成績だけは良いのです。そして、ほかのことは何にもできないのに、成績がいいというだけで、他の子達は自分の親から、「あの女の子を見習いなさい」と言われるのです。

 そんな子と一緒にいて、楽しいはずはありません。

 始めはただ仲間に入れない、そのうちに陰口が始まり、それは時間とともに露骨な悪口に変わりました。そして今度はものを隠したり、わざとぶつかったりと、女の子を困らせるようになりました。


 女の子は、先生に告げ口はしませんでした。

 ただ、家に帰って、お母さんに「いじめられるから、学校へ行きたくない」と言いました。

 お母さんは、「そんなのやり返せばいいでしょう」と言って、相手にしてはくれませんでした。でも、女の子は知っていました。本当にやり返して、相手の親から文句を言われれば、結局自分が謝らせられるのです。そして、やり返すことができない自分は、もっといじめられるに違いありません。


 女の子は理由はもう忘れてしまいましたが、一度だけ家で大声で泣いたことがありました。その時お母さんは、「うるさいから外で泣きなさい」と女の子を怒ったのです。言われたとおり、女の子は泣きながら外へ出ました。それなのにお母さんは、自分の言うことを素直に聞いた女の子のことを、「家に入りなさい、恥をかかせて」と言ってまた怒ったのです。

 仕返しの相手が親を連れて文句を言いに来れば、あの時のように「なんでそんなことをするの」と怒られるのはわかりきっていることでした。


 女の子の成績が良いことに気をよくしたお父さんは、以前よりもっと「お前が男だったら」と言うようになりました。母さんは、以前より大きな音を立ててお茶碗を洗うようになりました。そして女の子は、どこにも自分がいていい場所を見つけられず、うつろな目のまま「うん、そうだね」と嘘の笑顔をお父さんに見せていました。

 成績がよくて良いことなんかなにもない、何かができようができなかろうが、求められるのは自分じゃないことだけなのだ。笑いながら女の子はそう思い、その心はどこか昏いところをさまよっていました。


 冬になって、女の子はお父さんとお母さんから「弟か妹ができる」と聞かされました。

 それからのお父さんは、「今度こそ男だ」と嬉しそうに毎日言いました。

 女の子は「お前が女だったら」とお父さんから言われることはなくなりました。でも、お家の中に、ますます女の子の居場所は無くなりました。

 お母さんは「今はお腹の子が一番大事だから」と言って、堂々と女の子を放っておくようになりました。


 何ヶ月か経つとお母さんのお腹は大きくなり、中にいるのは男の子だとわかりました。

 こうして女の子は、自分は本当にいらない子になったのだと思いました。


 弟が生まれても、女の子はできるだけ弟に近づかないようにしました。

 女の子は本当は、弟の柔らかそうな髪やほっぺたをなでたかったのです。でも、お母さんが見ていないときに弟が泣き出せば、「あんたがいじめたのでしょう」とお母さんに怒られます。弟に近づけるのは、証人になってくれるお父さんがいるときだけでした。それでも、間違って弟を泣かせないよう、女の子はうんと気をつかって弟をなでました。 


 お母さんは弟を抱くとき、とても優しい顔をしていました。女の子は、お母さんのそんな顔は見たことがありませんでした。自分はいらない子で、弟は待ち焦がれた男の子なのです。悲しくて寂しくてたまりませんでいしたが、しょうがないことだと女の子は自分に言い聞かせました。だって、自分は男の子ではないのですから。


 弟はお父さんとお母さんに可愛がられて、すくすくと成長しました。女の子はきちんとご飯も着る物もあてがわれましたが、お父さんとお母さんと話をしたり、二人から笑いかけられることはすっかり無くなりました。

 学校でも相変わらず友達の一人も無く、いじめられることにもただ黙って耐え、無表情に日々を過ごしていました。



 弟が生まれてから、二度目の冬が来ました。弟は歩き回るようになってからというもの、いっときも大人しくせず、せわしなく動き回りました。女の子は、弟が転んだりぶつかったりしないよう、そして弟に近づきすぎないよう、いつも気をつけていました。弟が泣き出せば、理由がなんであれ必ずお母さんから怒られるからです。


 その日、女の子はお母さんに連れられて買い物に出かけました。もちろん、弟も一緒です。お母さんは弟が疲れたときだっこできるよう両手を空けて、女の子はスーパーでカートを押す役目です。まるで家政婦さんのようでしたが、お手伝いらしいことができるのは、いらない子ではなくなったようできらいではありませんでした。

 雪の積もった道の途中で、ご近所のおばさんがお母さんに声を掛けました。女の子は、お母さんの陰から小さな声で挨拶をして、大人の話をする二人から少し離れました。うっかり聞いていると、後からお母さんに『子供には関係ない話だ』と言われてしまいます。


 女の子がふと気づくと、弟がそばにいません。お母さんは、おばさんとの話に夢中になっています。弟が迷子になっては大変と、女の子はあたりを見回しました。

 そして弟を見つけた女の子は、大声を上げました。

 女の子の大声におどろいたお母さんは、女の子を叱ろうとしました。ですが、女の子が見ている先を見てお母さんも大声を上げました。

 弟は、一人で車道に出てしまったのです。


 歩道と車道の境目には、積み上げられた雪が壁のようににそびえています。車が車庫に入るための雪の壁の切れ目から、弟は車道に出たのです。

 女の子は、弟が転んで泣き出す前に迎えに行こうとしました。雪の壁に阻まれて、車が近づいていることに女の子は気付きませんでした。


 道路に出た女の子は、すぐそこに迫っている車を見ておどろきました。運転手はブレーキを踏んでいましたが、路面が滑って車は止まりませんでした。女の子はとっさに、弟を車と反対方向へ突き飛ばしました。踏みつぶされて固くなった雪の上で、車のタイヤがキシキシと音を立てました。


 車が見えていないお母さんは、女の子が弟を突き飛ばしたことに腹を立てて道路へ出ようとしました。

 その時、お母さんの耳に鈍い衝撃音が届きました。音のした方を見ると、そこには車が止まって、女の子が倒れています。弟は少し離れたところで固い雪の上に座り込んだまま、泣いていました。


 お母さんはのろのろと、泣いている息子の方へ近づきました。

 この子が無事で良かった。夫に責められずに済む。

 お母さんは、泣いている息子をしっかりと抱きしめました。


 女の子は倒れたまま、手足が冷たくなっていくのをぼんやりと感じていました。気のせいか、お腹の中も冷たくなっていきます。薄れていく景色の中で、女の子はお母さんと弟の姿を確かめました。弟は、無事だったようです。

 白かった雪は、女の子を中心に赤く色を変えてゆきました。


 女の子の世界は白くなり、今度は少しずつ暗くなっていきます。

 女の子は幸せでした。自分は弟の命を助けたのです。これからは、大好きなお母さんに「あんたはいらない」とは言われないでしょう。幸せな気持ちのまま、やがて女の子はなにも感じなくなっていきました。


 お母さんは、男の子を抱きしめたまま、ただ「良かった」とくり返していました。女の子のことは、振り向きもしませんでした。



 遠くから、救急車の音が近づいてきます。 

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― 新着の感想 ―
[良い点] ランキングから来ました。 娘を持つ者からしたら辛く悲しい物語でした。 [一言] テレビがある時代だと言うのに女の子を差別して、男の子を可愛がる。母親も男を産めと言われて辛かったのでしょうが…
[良い点] すごく心に響きました。 女の子視点でもあり、第三者視点 語り手の視点であることがどこか面白味を感じました。 最後の終わりめですごく悲しいようなでも当たり前であったという感情のような思いがし…
[良い点] ヽ〔゜Д゜〕丿スゴイ 悲しいお話大好きで~す。雰囲気がいい感じだと思います。主人公の感じ方がうまく表現されていると思います。 [気になる点] 特になっしんぐd(^O^) [一言] 素晴らし…
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