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無名墓標に捧ぐ

作者:ななしのきゅうべえ
 誰もが記憶の彼方にもっている不思議な思い出・・・フロイトによれば、その意味を自分自身、確実に知っているにも関わらず、知っていることに気付いていない。
 この主人公の場合、二重の鍵によって、それは厳重に封印されていた。ある時、ふとしたきっかけで、その鍵を拾ってしまう・・・
 第一の鍵は、夢の中で開かれる。
 第二の鍵は、現実の中で、それも無意識の自分によって開かれる。そして、何故それが封印されていたのか、次第に解明されていく。
 平凡な人生を送っていた男が、封印された少年の頃の思い出に接した時、それが解き明かされる事への恐怖が、彼を襲う・・・それがひとつめの物語だ。
 
 自殺の連鎖の意外な結末・・・妻の復讐を誓う、夫の異常な行動・・・それぞれの物語は、登場人物も背景も全く関連はなく、「無名墓標」が示す意味も、それぞれ異なっている。
 ただひとつ言えること・・・生きた証としての名前など、無に等しいのだ。少なくとも、この物語の人々にとっては・・・
アジサイの海
2023/07/01 13:00
渡廊下
2023/07/15 13:00
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