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今、神と共に反逆を  作者: 天乃 ロガ
始まりの話
5/21

今、部下に説教を

  1000年間続いた協定を破る宣戦布告をするかどうかを聞いていた。


「無論滅ぼすに決まっているだろう」

「かしこまりました。 でしたら提案なのですが、この件を私に任せていただけませんか?」

「いいだろう」


  要件は終わったであろうと考え、サーガは扉の方を向く。


  「お待ちください、もう二つお話しておきたいことがあります。 シレル様アロディー様の国を傀儡国にしておきたいのでその許可と、奴らを滅ぼす為に他の国にも被害がいってしまう事のお許しを」

「わかった、ただし他国に被害が出る場合はその被害が出る国と神に予告する事。 それが条件だ」


  二柱に対し再び最敬礼をするカイザー、しかし二柱からは見えない角度でカイザーの顔はほくそ笑む。


「かしこまりました、サーガ様。 それとリベリオン様、宗徒を使ってもよろしいですか?」

「構わない、存分に使え」

「感謝致します」


  そしてまた、サーガらは扉の方を向き帰っていく。 それを最敬礼のまま見送り、扉が閉まるまで待つ。


  扉は閉まり、レノアと二人きりになった時に最敬礼を解き再びその部屋の玉座へ座り込む。


「レノア、近衛兵達を全員ここに連れてこい」

「はっ」


  今度はレノアは全く移動せず目を瞑るだけ。

  しかし、大量の足音が地ならしのように鳴り響いたと同時にその部屋の扉が再度開かれる。

  そこには全近衛兵が集結していた。


「貴様ら何故ここに連れてこられたか分かるか?」


  近衛兵達はお互いに顔を合わせ、なんの事か確認し合う。 すると一人の近衛兵が先頭に向かって歩いていた。


「は……はい。 先程お二人様をお連れした際の事です」


  カイザーは大きくため息をつく。


「近衛兵の教育機関を設けているはずだが、教育行き届いてないのか? 貴様、神の助数詞は?」

「助数詞は……えっと、すみません分かりません」

「練兵過程の必須科目で基本教養としてあるはずだがな。 テストも受けて合格したから近衛にいるのだろうが、分かるやつはいるか」


  呆れたと言わんばかりに張り詰めた重い空気がその空間を覆う。 しかし、チラホラと手は上がっていた。

  その一人に指を指す。


「はい、神の助数詞は”柱”です。 ”人”とは数えません、更に言えばお二人様は二重敬語なので、言葉としておかしいです」


  カイザーの気分が少し晴れたのか、安心したように声色はいつも通りに戻る。


「そうだ。 つまり個人として不勉強であると言うことか。 今の問題点瞬時に解けなかった奴は手を挙げろ」


  すると先程よりもより多くの手が上がっていく。


「そうか、今度また試験を執り行いそこで満点を取れなかったものは再び基礎教養のみを履修してもらう。 今後こういうことがないようにするために以上」

「はっ!」


  そそくさと帰り始める近衛兵達。 全員がその部屋から出たのを確認し、カイザー項垂れるように頭を抱える。


「部下の教育は面倒だな」


  するとレノアはカイザーの元へ近づき、頭をポンポンと優しく撫でる。


「そんなに落ち込まないでください、勉強をテストの為だけと考えた愚かな考えをした彼らがいけないのですから」

「あぁ」


  レノアは優しく微笑み、頭を撫で続ける。 少したった時カイザーは顔をあげる。


「とりあえず、試験内容の作成か」


 ──それから3日後、二百問に及ぶ作成の後試験が執り行われた。

  結果は210名中43名しか満点になっていなかった。 予告通り試験に落ちた167名はいちから基礎教養全ての再教育が施される。



  結果がカイザーの手にも渡る。

「これはひどいな。 まぁ再教育のいい機会か、今後は定期的に試験も取り入れるとしようか。 レノア」

「はっ」


  またもや瞬時に物と入れ替わるように現れたレノア。


「ここにリベリオン兵を40人連れてこい」

「かしこまりました」


  再び目を閉じ、数分後に40人程の兵士がその部屋にやってくる。 黒い革ジャンを纏い、サングラスをかけた集団。


「突然なんですかい、カイザー陛下」

「貴様らに依頼だ、至急ダリウス国のダナ森付近の村全てを襲え」

「報酬は?」


  この世界は世界共通通貨として”リブラ”を使用する。

  目安としてパン1つは18リブラだ。


「一人3万リブラでどうだ」

「分かりやした、今から出立で?」

「構わん」


  リベリオン兵はすぐさま部屋を出て、城の外にある陸上バイクに乗って向かう。


  陸上バイクでもここから四日掛かる場所にダリウス国のダナ森はある。 なるべく早くであれば最適最速の行動をリベリオン兵は取っていた。


「いきましたね、リベリオン兵は無粋なものばかりです」

「リベリオン様の宗徒だ。 略奪とか強盗とかの犯罪系や荒くれ者の多さは仕方ない。 しかし、1000年たってもあのライダースファッションが変わらないのは面白いな、昔とは純粋さが違うのは難点だが」


  リベリオン兵は荒廃し、倒壊した過去の建造物などの道を埃を立てながら進み続けていた。

読んでいただきありがとうございます!

この時代ファッションってどんな風なんでしょうかね?

皆さんはどんなファッションだと思いますか?

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