はなむけに贈る -Philia-
――幸せになれなかった、不幸に生きた僕の人生に終止符を。
人生を途中であきらめた人々が運命の悪戯によって導かれる場所、そこを人々は「始まりと終わりの間」と呼んだ。
今日も一人、お客様が来たようだ。
とある大雨の日。
始まりと終わりの間に導かれた青年、高遠永雅(たかとうながまさ)は新人執行官のアルミサエルと出会う。
「本当の幸せとは、何だと思いますか? 」
アルミサエルの問いに答えられない永雅は本当の幸せとはなにかを追い求めるようになる。
始まりと終わりの間とこれまで生きてきた世界との狭間で何を見て、何を感じ、そして何を思うのだろうか。
本当の幸せとはなにか、その答えを見つけるため永雅はある大きな決断をする――
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こんにちは、セイルです。
今回は私が所属していた劇団の2018年新人公演にて上演した「はなむけに贈る」をベースとした作品となっております。
演劇と小説の違いを楽しみながら投稿していきたいと思っております。
毎週月・水・金曜日0時更新
最新情報はTwitter→ @Sail_novel_ にてご確認ください。
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はじまりと終わり
終止符
2019/01/20 00:00
記憶
2019/01/21 00:00
時を刻む
2019/01/22 00:00
はじまりと終わりの間
2019/01/23 00:00
天使
2019/01/24 00:00
契約内容
2019/01/26 21:00
決断
2019/01/26 23:00
本当の幸せ
2019/01/27 00:00
板挟み
2019/02/02 21:00
執行
2019/02/02 22:00
エメラルドブルー
違和感
2019/02/03 21:00
海
2019/02/03 22:00
ラフ
2019/04/15 00:00
夏
2019/05/01 00:00
アウェー
2019/05/03 00:00
探検
2019/05/06 00:00
ひかり
2019/05/08 00:00