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「………。………。ん…。なんだぁ?、眩しいなぁ。」
そう言いながら俺は目覚めた。
「ん?、どこだここ?。」
辺りを見回すと辺り一面が白い花畑で、どうやら俺はこの花畑の中心で寝ていたらしい。
……。何で俺がこんなところで寝ていたんだ?
なんだ?。一体どうなってるんだ?。
?マークが大量に湧いてくるが、とりあえず今まで記憶を振り返ろう。
「え〜と、確か、朝起きていつものようにサンドバッグを殴ってて、そこから……。そこから……。確か、目の前が真っ暗になって。」
そして、目が覚めたらここにいた……。か。
まるで意味が分からない。夢か?。
夢ならばやることは一つ。
俺は自分の耳を思い切り引っ張った。
「痛ででででで!!!。」
やっぱり夢じゃないか。って、何やってんだ俺。
まぁ、夢の可能性もあるが、ひとまず夢ではないと仮定しよう。
まさか、異世界……。なわけないか。いや、まさか俺の妄想?。
う〜ん。考えてもしょうがない。
「移動するか!」
とりあえず移動することにした。