新生活の始まり!
まだ二つ目の作品なので、間違えてたらごめんなさい
「遅せぇ!
思い出すのが遅いんだよ!
あんた!
あと一年早ければ何とかなったのにっっっっ!!!」
は?え?誰?どこ?ここ?
周りが白い。いや、むしろ白しかない。
誰かに怒鳴られた。
「な、ん、で、今なんだよ!
あーくそ!
さっさと起きて、これからを考えるぞ!」
誰かがそう言うと急に意識が薄れてきた。
☆☆☆☆☆☆☆☆
「はあはあはあ
ちっ!そういうことか。
通りで、皆とズレてるはずだわ」
私は起きた。そして理解もした
私が今いるのは馬車のなか
私はエスリ・サファイア。
サファイア伯爵家の長女として、王太子様の婚約者として恥じぬよう毎日色々なことをしていた(・・)
しかし、それもつい先日婚約破棄されてしまったし、家からも勘当されてしまった。
理由は、リーシャ様とやらをいじめたかららしい。
が!私はやっていない。
やる意味もない。
他の人たちは、何やら勘違いしていたみたいだが、私は王太子様のことは『政略結婚する相手』位にしか思っていない。
因みにさっき私が思い出した前世の記憶によると、ここは乙女ゲームの世界の中らしかった(もうかんけいないが)、そして、私が悪役令嬢で、リーシャさまがヒロイン、王太子や私の弟や次期騎士団長が攻略対象だったようだ。
ゲームの中では、私が王太子様に一目惚れし、王太子を取られたくないためにリーシャ様に嫌がらせをするっぽいが、私はやっていないので、自作自演か他人だろう。
確かに一年前に記憶が戻っていれば何やら対策をしていただろうしなぁ。
ってかあれ、ヒロイン、ただのビッチじゃん。
しかも権力目当てって直ぐ分かるだろ?
なぜわからん?
まぁ、私も思い出したからよく分かったんだけど。
あれ?何の話だっけ?
……ああ、そうだ。
なぜ、馬車の中なのかだな?多分。
勘当されたからもうただのエスリだけど一応家族だったからかしらないが、王都ではなく少し遠い適当な村に捨てるみたいだ。
だから、馬車にいるんだ。
もう少しかな~
まだ時間あるな
前世の事を話そう
名前が分からないが、女子高校生で妹が乙女ゲームをやっていたんだ。
性格は、男よりの女の子。
気分屋で、めんどくさがり。
恋愛経験なし。
妹がいたからか、たまに女子を優先することがある。
って感じかな~
あ、着いた
「スミマセン
出てもらえますか?」
敬語使ってるけど、態度が渋々なのまるわかり。
さて、さっさと出ますかな~
ガタガタ
バイバーイ
面倒事はごめんだとばかりにさっさと帰ったな
さー、ここから私の新しい生活がはじまるのだ!
ある程度お金はあるけど、まずは住民にしてもらわないとね!
その後も、出来れば書きたいです。
王太子や弟や次期騎士団長の名前が出ないのは、考えていないからです!
アドバイスがあれば、どんどん下さい!