第一話
俺は、笹崎高校という公立高校に入学をした。ここは、スポーツが凄いって訳ではなく、良くて2回戦まで、という部活がほとんどで特に取り柄のないドコにでも在りそうな学校だ。
◆◇◆◇
自分のクラスのドアの前に立つ。
これからは、あの2人が居ないから平凡な学校生活がやっと送れる。そういえば、アイツは、高校どこに行ったんだろう?まっ、俺が行く学校は、教えてないから、まず被る事はないだろう。これで男子達からの死線を受けることがなくなるから、嬉しいね~
とりあえずこれで、やっと平凡な学校生活が送れる!!
ガラガラガラ
教室のドアを開けた。
◇◆
そんな風に考えた時期も俺にはありました。
駿河「おっ、やっと来たか」
?「何で、受験する高校教えてくれなかったの?探すの大変だったんだよ!!朔ちゃんのお母さんに聞くまで分からなかったんだから。」
見馴れた顔が2つあった。1つは、ザッ、高校野球児みたいな髪型をしていて長身でがっしりとした体格の持ち主の駿河 翔。
もう1つは、茶髪でツインテールの髪型をしていて美少女で中学の時に芸能界のスカウトの人に何回も勧誘される程でモデルみたいなスタイルの持ち主の水嶋 海。
………そう、中学時代に男子達からの死線を受けていた原因は、もちろんコイツだ。悲しいことにコイツとの関係は、親同士が仲が良くて、小さい頃からよく遊んでいた。いわゆる、″幼なじみ″というやつだ。そのおかけで野球に……………………………………………………………その話はまた今度機会があれば、話すとして
ちょっと待てよ、今何て言った?母親に聞いた?ふ、ふざけるなよ!!教えるなと何度も頼んだのに!!!!
まぁ、いっか過ぎた事は仕方ない。今は
柊「………聞きたい事は一杯有るけど、今度聞くとして、慶太郎は?」
慶太郎だけが見当たらない
駿河「慶太郎?あ~、アイツも誘ったんだけど、高校では、お前と勝負がしたいってさ、だから違う学校に行くんだってよ。」
柊「ハァ~~~お前じゃあなくて、俺!?」
めっちゃくちゃ驚いた、何故に俺?
駿河「そんなに驚くことか?お前だって中学時代3番打っていただろ?アイツは、俺よりも、お前の方をライバル視していたし」
おいおい……
野球の話しがまだ出てこない