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Labyrinth of the truth

作者: 遠坂 健吾
掲載日:2011/05/17

初めての方は、初めまして。


前にあったことのある方は、お久しぶりです。遠坂です。



今回は、初めての短編小説を書きまして、けっこうグダグダになってしまいました。



話の内容は謎かもしれませんが最後までお付き合いいただけたら嬉しいなぁ……と思っております。




では、どうぞ

 ――これはとある高校生の話である――


 翔燕高校に進学した神坂 省吾は部活から帰ってきて、自分の部屋でくつろいでいた。翔燕高校の部活は厳しく、進学校という理由で勉強もグングンと先に進むので、予習をしなければならず、疲労の溜まる日々を送っていた。

 しかも、今日は先生たちの都合や体育祭が近い事もあって、三時間も体育の授業があった上に、ハードな部活で朝練もあったため、部屋に帰ってからベッドに横になったのである。

「部活辞めようかなぁ……練習がハードなくせに公式戦とか出れないし……一年生だから仕方ないけど……勉強だって追いつかないし……」

 そこで、少し前に言ってた先生の言葉を思い出す。

「あ……明日、英語と古典の小テストがあるんだっけ……」

 しかし、まぶたが重たくなっていく。

(どうせ、小テストだからいいか……めんどくさいし……)

 そして、眠りに落ちてしまったのである。


 そして時は経ち……

(……ん……寒いな……掛け布団を蹴っちまったか……)

 神坂は手探りで布団を探す。だが、見当たらない。

(仕方ない……眠いけど起きて探すか……)

 神坂は目を開けた。眼に映ったのはのは明るい景色であった……しかし。

「ここ……どこだよ……?」

 神坂がいたのは、遠くまで続く長い道、所々で分かれているが、奥が見えない。そして、何よりも……自分の身長の何倍もある高い壁が立っていたのである。

「俺はベッドで寝ていたはずなんだが……まあこれが何か調べてみるか……」

 神坂は探索を開始した。

 少し歩き、一つ目の曲がり角の先を見た時、これが何かを把握する事が出来た。

「……なるほど、ここは迷路なのか……それも……とてつもなく巨大な……」

 そこでやっと、壁が高い理由がわかったのである。

「しかし、これは夢だろ……?何で夢から目覚めないんだ……?」

 神坂は自分自身の頬をつねってみる。…………痛い…………

「出口を目指すしかないってか……よしっ」

 神坂は上を見上げて、一回深く深呼吸した。空は快晴に近く、透き通った景色をしており、何もなく、ずっと続いているような空であった。

 夢にしてはやけにきれいであり、そして鮮明であった。

「何か書いてあるな……」

 目を戻すときに壁に書かれている文字を発見したのである。

 そこには、『出口は北にある』という言葉と東西南北を示す地図記号が書いてあった。

「ということは……あっちか……」

 神坂は書いてあった方向へと進んでいった。

 それからは、分かれ道がある度にどこかへ『~へ向かえ』という文字が残されていたので楽に進む事が出来たのである。

「これなら楽勝だなっ。 よし、早くゴールを目指すか」

 そう思い、走り出した瞬間――

 ――足場が崩れたのである。

(お……落ちる……)

 そう思ってあきらめかけた時……

「「危ない」」

 その声が聞こえ、落下が止まっていたのである。

「大丈夫ですか!?」

「ああっ、助けてくれてありがとな」

「お礼ならここから上がってから言ってくださいよ」

 少し、茶化しながら男女ペアの二人が神坂を救い上げていく……そして、神坂は救い出された。

「ありがとうございます……えっと……」

 神坂は男女の顔を見回す。その時、男が自己紹介を始めた。

「僕の名前は八雲 一樹(やぐもいつき)そして、彼女は月谷 梓(つくやあずさ)だよ」

「ありがとうございます。八雲さん、月谷さん。急に足場が崩れてしまって……」

 間を少し空けてから八雲が喋り始めた。

「それは君がルールを破ったからさ……走ってはいけないというルールをね」

「そんなルールがあるんですか……知りませんでした……」

 そこで、月谷が話し出した

「最初の所に書いてあったはずだけど……見なかったのかな?」

 そこで神坂は焦っていて探さなかったことを後悔した。

「焦っていて探してませんでした……すいませんでした」

 それを発した後、神坂は聞きたいことがあったので、質問をした。

「ここに来るまでに誰とも出会わなかったのですが……何故だかわかりますか……?」

「僕たちも、さっきであったばっかなんですよ。それで、僕の推測なんですが、ここのスタートは数多くあると思うのですが、ゴールがスタートと同じ数あるわけじゃないのだと思います。だから、最初は一人でしたが、どこかで合流するポイントがあるのでしょう。それが今だった……という事じゃないんでしょうか……?」

 神坂は想像しながら、耳を傾けていた。

「うーん……なるほど、全員の人と出会える可能性は低いんですね……」

 そこで、八雲は何かを思い出したように話し出した。

「そういえば、ここのルールについて話しておかなきゃいけませんね――

 ここの迷宮のルールというのは大きく二つあり、“走ってはいけない”という事と“壁を通じて逆側に渡ってはいけない”……つまり、壁を飛び越えて進んで行ったり、壁を破壊して進んではいけない……という事なのだ。まあ出来ればの話なんだが……

 ――と、このくらいですね。分かりやすかったでしょうか?」

「ああ、ありがとう。ところで……一緒に行動してくれないか?」

 神坂は一息呼吸を置いて提案した。それと、同時に八雲と月谷の顔を見る。すると、月谷は頷いた。

「という訳です。じゃあ、行きましょうか」

 と、神坂、八雲、月谷の三人は先へと進んでいった。

 先に進むたびに、色んな人と出会って、情報交換をしたりとしていく度に着々とゴールに近づいている事を知った。

 そして、ついに……ゴールらしき物を発見した。

 神坂がゴールに向かって駆け出そうとしたが八雲が制止した。

「あと少しだから落ち着きましょう……ここで、ルールを破ったら元も子もありませんから」

 神坂の言葉で三人は、落ち着きを取り戻し、ゆっくり着々と確実にゴールと思われる物に近づいていく。

 そして……ゴールを迎えた。そこの先には、逆光のように光っていて何も見えなかったのだが、ゴールした直後から光がどんどんと弱くなっていく。

 そして、神坂の目に映った景色は――


 そこで、目が覚めた。やはり夢だったのだ。神坂は最後に見た景色を思い出す……不思議な気分になっていく。

 神坂は時計を見た。

「なんだ……まだ三時かよ……もう一眠りしようかな……朝練は休めばいいか……どうせ、辞めようと思うし……」

 神坂はそう思ったものの、行動に移す事が出来ない。

「……勉強するか……部活ももうちょっと頑張ってみよう……」

 神坂は勉強を始めるのであった。


どうでしたでしょうか?


この作品を書いて、考えていたことは“神坂の目に映った景色はなんだったのか”と、いう事と“この迷宮はなんなのか”という事です。


そこで、色々な人の考え方があるのではないのかな……


という事に気づいたのです。



それをもとに、これからもがんばっていきたいと思うのでよろしくお願いします。




もし、よろしければ、ストーリーの感想と文の使い方などを評価していただければ嬉しいなぁ、と思います。


どうか、よろしくお願いします。

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