解毒薬、そう簡単には問屋は卸さないようです(4)
「お、おい、大丈夫か?ユフィ……」
「だ、だ……だ、大丈夫………で…はないかも……うぷっ」
「「ユフィ――――――ッ!」」
「「「「ユーフィリ…ナじょ………うぷっ」」」」
「おやおや、これはなんとも愉か……いや、お気の毒様だねぇ」
「「「「アリオト、今愉快と言いかけ……うぷっ」」」」
み、皆様、暫しお待ちを………………うぶっ
かれこれ僅か数分前。
紳士の鏡である男性たちを前にして、前世の記憶が邪魔をするあまり、淑女の鏡になりきれない私は大いに戸惑っていた。
これはエスコートで間違いないわよね。
いやいやそう思うのはさすがに早計だわ。もしかしたら戦いを前にした円陣的なモノかもしれないし、もしくはきび団子ください的なモノかもしれないもの………
彼らが口にしていた台詞さえも、もはや現実逃避でしかない思考の遠心力によって遥か彼方へと飛んでいき、私はただただその場で固まった。
しかし直ぐに、アリオトとシロのおかげであっさりと解決をみることとなる。
そう、有無を言わせず私たちは並ばされることになったからだ。
魔道具へと吸収される順番に。
シロ曰く――――――
『魔道具から離れれれば離れるほど、吸収の際にかかる負荷が大きくなります。つまり、魔道具により近く、なんなら直接触れている方が、比較的緩やかに吸収されるということです。なので、さぁ、ユフィは先頭に』
というわけで、流れるようにシロにエスコートされ、私はアリオトの掌の上に鎮座する魔道具の前に立ち、恐る恐るの体で魔道具の上に手を置いた。
ちなみに私のすぐ後ろに並んだのは守護獣であるアカで、その後ろにはトゥレイス殿下、さらにその後ろは年功序列で、レグルス様、サルガス様、シェアトと続き、一番最後にシャムが並んだ。
アリオト曰く――――――
『ウサギは魔獣で幻獣なんだから、どんなに負荷がかかろうと痛くも痒くもないはずだよ。っていうかさ、なんでお前までこの魔道具で転移しようとかしているのかな?そのお飾りの羽で飛べるだろ』
などと告げて、アリオトは怪訝そうにシャムを睨んだけれど、シャムは『飛べてもその分魔力が減るにゃ!それにここからにゃら、最速でも三分はかかってしまうにゃ!シャムにそんな体力はにゃいにゃ!』と、胸を張る勢いでそう宣言し、アリオトに盛大にため息を吐かせていた。
うん、“魔の者”であるアリオトに閉口させるなんて、さすがお兄様の従魔だけはある…………かもしれない。
そんなこんなで、私たちは魔道具の前に並ばされ、私を先頭に手を繋いだ。
前世でいうところの“だるまさんが転んだ”状態で、まさしくうっかり動いたところを鬼に見つかり捕まってしまった子供のように。
但し、漂う悲壮感は捕まった子供以上のモノがあったけれど。
そして、シロの光雪華によってドリル回転で箱の中に入り、眩しい光の中で意識を朦朧とさせながらうつらうつらしていたところを、今度はまた容赦ないドリル回転で強制的に箱から吐き出された。
で、現在、絶賛吐き気をもよおしている次第である………………うぷっ
「ん~~…………これはあくまでも魔力を吸収し、吐き出すための魔道具ですからね。そもそも人体を吸収するようにできていませんでしたし、私の助力があっても、多少無理がありましたか……」
「いやいや、これでもボクたち頑張ったほうだと思うよ。ほら、みんな一応は五体満足みたいだしね、っていうかさ、この場合、人間が弱すぎなんじゃない?だって、炎狼もウザギもピンピンしてるしさ。ほ〜んと、獣はムカつくくらいに頑丈だねぇ」
それはやはり三半規管が私たち人間とは…………いや、狼とウサギはネコ科ではないからそこまでは…………
なんて思考がぐるぐる回るけれど、もちろん声にはならない。
ちなみに、箱の中に先乗りしていたトゥレイス殿下の護衛騎士もまた、私たちと一緒に吐き出された。ただ、見事に白目を剥き、泡まで吹いて、それはもう哀れ………いや、幸せに見えるくらい綺麗に意識を飛ばしている。
実際、この嘔吐感を思えば、本当に幸せそうで羨ましい。
うん、白目と泡は嫌だけど。
しかし、それにしてもだ。
シロはロー様で何度も試してみたと言っていたけれど、これで本当にロー様は平気だったのかと、改めて心配と疑問がムカつきとともに浮上してくる。
そんな意を込めてシロとアリオトを胡乱な目で見やれば、どうやらそれは私だけではなかったようで…………
「ね、ねぇ………ローで何度も試したって言ってたよね……本当に大丈夫だったの、これ。確かに魔力は満たされてるけどさ……それ以前の問題ってゆーか………俺、今軽く死ねそうなくらい気持ち悪いんだけど………って、うぶっ」
顔面蒼白で膝をつきながら二人を睨めつけていたレグルス様だけど、すぐに手で口を押さ込み蹲ってしまった。なんとも悲惨である。
シロはそんなレグルス様を尻目に、記憶を辿るようにして遠い目となる。しかし、すぐにレグルス様へと視線を落とすと、平然と言ってのけた。
「もちろん五体満足でしたし、魔力もたっぷりで、ちゃんと生きてましたよ。ただそうですね……毎回試す度に貴方がたのように手で口元を押えながら部屋を飛び出していきましたね。こちらが驚くほどの勢いで。それはもう元気いっぱいに」
それは決して元気いっぱいだとは言わないッ!!
私たちの声なき突っ込みは、確かめるまでもなく綺麗に重なり、デオテラ神聖国を目と鼻の先に置いて、これ以上ない団結力を生んだ。
うん、雨降って地固まる。終わり良ければ全て良し――――――ということで…………
よくない!!
「やれやれ……ほんと酷い目にあった…………で、アリオト、ここはどの辺りだ?」
レグルス様の声を皮切りに、それぞれがフラフラと身体を起こし、緩慢なほどゆっくりと周りを見やる。
何故緩慢なほどゆっくりなのかは言わずもがな、依然として馬車酔いのようなムカつきを引きずっているからだ。
はっきり言って、今の私たちは魔力はたっぷりでも戦闘力はゼロである。
しかし現状把握だけはしなければならないと、それぞれがようやく周りの景色を目を収め始めた。
乾いた風に砂塵が舞う荒涼とした大地。
最近雨も降っていないのか、地面には亀裂が走り、草木の影すら見えない。
生き物も見る限りいない。
まるで息し生きるモノを拒絶するかのような殺伐とした大地に、我が物顔でゴロゴロと横たわるのは、大小様々な石群だけだ。
それは古代遺跡の名残のようだけれど、風化が激しく、何かしらの建造物だった面影も消え去り、もはや粗削りの岩にしか見えない。
そして今現在、その中でも一際大きいの岩影に私たちは身を潜めているらしい。
私は空を切り取るように頭上を覆っている岩の形状と、自分の足元に広がる影を見て、なるほど……と納得した。
たとえ太陽が季節ごと、時間ごとに位置を変えようとも、この岩の形からすれば必ず地に影を落とす。それを見越してアリオトはこの岩影の中に自分の影を仕込んでおいたのだろう。
影を隠すなら影の中。
確かにこれ以上ない隠し場所である。
しかし、問題と疑問がないわけではない。
確かにここはデオテラ神聖国とデウザビット王国の国境付近であることは間違いない。
その証拠に、殺伐とした景色の中に異様な姿を晒す存在が、先程から私たちの視界を埋めている。
大地の割れ目より空に向かって反り立ち、一切の者の侵入を拒むかのように延々と続く頑強なる岩壁が。
つまり、あの岩壁こそが紛うことなき――――――
「デオテラ神聖国との国境…………」
私たちを拒絶する壁の存在に呆然としながら、ほとんど無意識に呟けば、アリオトがそれをご丁寧にも拾い上げた。
「そうだよ。あれがデウザビット王国とデオテラ神聖国を隔てている岩壁だよ。そしてここはかつてまだ二つの国が一つだった頃に、華々しく賑やかしい王都があった場所。しかし今ではすっかり荒んだ辺境の地だ。ほ〜んと、ものの見事に岩しかないっていうかさ、国から見捨てられた地って、なんとも哀れなものだよねぇ」
ここが千年前に王都だった場所…………
王城があり、活気に満ち溢れていた場所…………
人々が息づいていた場所…………
なのに今はもう――――――
一つの国が二つに分かれ、それぞれに王都が別の場所へ移ったことはわかっている。
それでも、ここまで面影一つ残さないものなのかと、時の無情さを感じて言葉を失っていると、アリオトがそうではないと酷薄な笑みを浮かべた。
「ユフィ、ここがこうなったのは何も時間だけのせいじゃないよ。だからといって何か自然災害があったせいでもない。すべては人為的なものさ。いわゆる破壊ってやつ?何も穏便に、一つの国が二つに分かれたわけじゃない。王都は一時戦場となったんだよ。あっという間に建物は瓦礫と化し、呆気なく大量の人間が死んだ。同じ人間で、同じ国に住んでいた者同士で、殺し合うなんてさ、もしかしなくても“魔の者”より惨いよねぇ」
「アリオトッ!」
風を斬るようなシロの声が、アリオトの声を一瞬で制した。
そのシロをアリオトは冷ややかな目で暫し見据えてから、取ってつけたような無邪気な笑みを貼り付ける。
そして、「ま、ボクは神の理の外の者だから、どーでもいいんだけどねぇ。それに人間の闇なんて、ボクの大好物以外の何物でもないしぃ?」などとおどけて、さらにその場を茶化しにかかった。
「ちなみにさ、地魔法であんな岩壁を地面から強引に生やしたのはデオテラ神聖国だよ。まったくセンスも何もあったもんじゃないよね。っていうか、ボクの美的感覚からいって最悪だ」
アリオトが岩壁にどんな美的センスを求めているかはわからないけれど、確かに決して見栄え重視のものなんかではなく、逆に粗雑な岩肌が酷く閉鎖的で威圧的に見える。
でもそれは見えない心の壁どころか、しっかりと目に見える形での、デウザビット王国を拒絶するという意思表示に他ならず………………
私たちは今からあの岩壁の向こう側へと行くのね……
でも、お兄様とスハイル殿下のためなら、どんな場所にでも飛び込んでやるわ。
火の中でも、水の中でも、千年という月日を重ねて、一層増長された憎悪の中であろうとも。
カラカラにビビ割れた大地をさらに削るようにして、砂埃を舞い上がらせながら吹きすさぶ風。
その風が頬を打つ度、胸に痛みが走るけれど、今は過去への感傷に流されている場合ではないと、目下の現実だけを見ることにする。
そう、さしあたっての問題と疑問に…………
「ねぇアリオト、ここが国境でかつての王都であることはわかったけれど……その………」
「あぁ、どうやってこの岩壁を超えるかってこと?」
「えぇ」
私が頷けば、アリオトの口角は緩やかに上がった。そして愉快げに告げてくる。
「そうだね。デオテラ神聖国へ入るには、確かにこの岩壁を登るのが手っ取り早いけど、おすすめはできないかな。両国の間にはこの岩壁だけじゃなく結界が張り巡らされているからね。だから、ここから東に五〇〇メートル程先の砦にある跳ね橋を渡るのがいいだろうね。そこの王子もそうやって、この国へ来たんじゃないのかな。一応この国とデオテラ神聖国を繋ぐ唯一の正規ルートだし?」
アリオトが流した視線の先にいたトゥレイス殿下が小さく頷き、さらに付け加えた。
「我が国とデウザビット王国を繋ぐルートはそこしかない。スハイル王弟殿下が我が国に訪問された際も、そのルートを使われている」
そりゃそうよね…………と、改めて思う。
いくら千年もの間、国交を断絶していたとしても、予期せぬ国家間の問題が生じることだってあるに違いない。それを想定して、ルートを確保しておくのは当然のことだ。
国の未来を担う高爵位持ちの要人たちに、自力で岩壁を登れと言うのははさすがに酷な話だし、それを口にする勇気は誰も持ち合わせてはいないだろう。というか、物理的に無理だ。
行く手を拒むかのように、この岩壁は高く、さらにとんでもない急角度で大きく反り上がっている。言うなれば、巨大なネズミ返しといったところ。冒険家、もしくは体力自慢の騎士ならともかく、温室育ちの高爵位貴族たちがおいそれと簡単に登れるような代物ではない。
すなわち、公爵令嬢である私には土台無理な話だということで…………
「もちろんあの岩壁を登る気もないし、砦に向かって歩くことも構わないわ。でもね、さすがにトゥレイス殿下の護衛騎士様も同行されているとはいっても、一国の第二王子殿下が留学先から母国に帰還するには、少し……なんというか…………」
思わずその先を言い淀んでしまった私に代わって、レグルス様が後を続けた。
「ユフィちゃんが危惧する通り、一国の王子としてはあまりに気ままがすぎるよね。御学友を連れて、フラフラと歩いて帰ってくるなんてさ」
ニッと笑って肩を竦めてみせたレグルス様に、私はその通りですとコクコクと頷いた。
そんな私に同調するように、「確かに体裁も何もあったものではないですね、これは」とサルガス様が続き、「連れている者たちといえば、守護獣殿に“魔の者”に、ウサギ型魔獣………ある意味戦力的には豪華すぎるメンバーですが、かえって怪しすぎますね」と、シェアトが苦笑する。
そして当のトゥレイス殿下もまた、「私専属である護衛騎士は白目剥いて寝ているし、第二王子といっても所詮私の待遇なんていつだってこんなものだから、取り立てて問題はないがな」と、表情筋をしっかりと活用させて唇を僅かに尖らせているし、「シャムは歩くと疲れるから、ここからてくてく歩いていくのは嫌にゃ」と、せっせと毛づくろいしながら、世間のウサギ枠から大いに外れた文句を垂れている。
しかし、誰も慌てていないどころか、愉快げに今の状況を評しているところから察するに、どうやら解決案は既に用意されているらしい。
なるほど……
知らなかったのは私だけなのね…………
今更気づいた迂闊すぎる自分のことは丸っと棚に上げて、少し拗ねたような気分でアカを見やれば、案の定アカも事前に知っていたようで、形の良い眉を申し訳なさそうに下げてくる。
守護獣として片時も私の傍から離れることはなかったのに、一体いつの間に…………という話だけれど、ただただ私が愚鈍なだけなのだろう。
「アカ……」
若干の拗ねも手伝って、思いの外責めるような声音となり、アカの顔が引き攣った。
隣を見れば、シロの顔も引き攣っている。
うん、さすが対となる守護獣同士。
こんな時の表情はそっくりだ。
そのことに多少微笑ましさも感じたけれど、今ここで追及の手を緩めるようなことはしない。
しっかりとこれからの段取りについて説明してもらいましょうかと、胡乱を盛大に滲ませながらにじり寄る。
するとそこへレグルス様が割って入ってきた。
「ごめんごめん、ユフィちゃん。俺が皆にユフィちゃんには内緒にしておいてって頼んだんだよ。ちょっとユフィちゃんを驚かせたくて」
「驚かせたい?」
その理由に思わず目を丸くした私に、レグルス様は「本当にごめん」と言いつつも、クスクスと笑っている。
言葉はともかく、反省はしていないらしい。
でもすぐに「百聞は一見にしかずだから」と、一人岩影の外に出ると、二国間の国境でもある岩壁に向かって、両手を突き出した。
「砦との距離もなかなか…………これなら砦に気づかれることはないし、だからといって遠くもない。ほんといい場所に影を隠してたもんだ」
「お褒めに預かり光栄」
レグルスの感心を含んだ声に、アリオトがわざとらしさ満載の恭しさで返す。
それを横目で見ながら、レグルス様に向かって声をかける。
「レグルス様……一体何を…………」
「まぁ、いいから。ユフィはそこで見てて」
なんてことを軽いウィンク付きで告げてくるレグルス様に、嫌な予感しかしない。
「ユフィ、ちょっとレグルスから離れとけ」
アカにさり気なく誘導されて、促されるままに一歩、二歩と後退した瞬間、その予感は見事的中した。
「風魔法!結界を噛み崩せ!風牙!」
岩壁に向かって、躊躇うことなく放たれた風の攻撃魔法。
声を上げる間もなく、鋭い風の牙が目には見えない結界へと深く突き刺さり、結界揺らぐと同時に一瞬景色が揺らいだ。
しかし――――――――
「うん、やっぱりこのくらいの威力じゃ、あの結界は破れないな。でも、俺たちの存在を気づかせるには十分だろ」
なんてことを言いながら、レグルス様が私たちのもとへと戻ってくる。
瞬きも忘れて、ぽかーんと口を開けたまま立ち尽くす私に、「ユフィちゃんはそんな顔までとびきり可愛いんだね。セイリオスじゃないけど、このまま何処かに閉じ込めてしまいたいな。デオテラ神聖国なんかには行かないでさ」などとレグルス様が呑気なことを言ってくるけれど、もちろんそれどころじゃない。
「な、な、な、な……なん…て…こ………」
「ん?ユフィちゃん。言葉話せてないよ」
「な、な、なんてことを……」
と、動揺のしすぎでぶつ切れになる言葉を、なんとか意味のあるものへと繋げようとしたところで、レグルス様が不意に空を見上げた。
「早速来たな」
「あぁ、本当だ。これはお早い到着で」
「それもなかなかの数だぞ」
「しかし、あれだけ来てくだされば十分でしょう」
「あぁ、十分だな」
「にしても、ほんと人間のやることはわからないよね。アレを従魔にするなんて」
「ほんとだにゃ!揃いも揃ってみんな顔が怖すぎるにゃ!可愛くにゃいにゃ!」
告げるべき言葉を喉に留めたままで、私もまた空を見上げた。
そしてさらにあんぐりと口を開ける。
「なっ………なな…………な……………」
言葉は小骨のように喉へと刺さり、もはやただの音しか絞り出せない。
西南の空には大量の黒い点。
しかもそれはデオテラ神聖国ではなく、自国であるデウザビット王国からやってくる。
シャムには既にそれらの顔が見えるようだけれど、私にはその輪郭すらもまだ朧げだ。
しかし、瞬きをし、息を呑む間に一気に近づき、その輪郭が空の蒼に映えて、ハッキリスッキリと目に映し出された。
「あ……あ、あ、ああああれは…………まさかグリフォン!」
「御名答」
正解したらしいけれど、全然嬉しくない。
空には大量のグリフォン。
地上には企み顔のレグルス様たち。
まさかこのグリフォンで、デオテラ神聖国に殴り込む気ではないですよね…………?
違いますよね?ね?ね?ね?
…………ねぇ、ほんと嘘でしょう?
お願い!誰が嘘だと言ってください!!
魔道具酔いさながらに、私は再び顔面蒼白となった。
こんにちは
星澄です☆
たくさんの作品の中から、この作品にお目を留めていただきありがとうございます♪
大変長らくおまたせしました。
いやはや年明け早々見事に体調を崩してしまいました。駄目ですね〜
でもなんとか書けてやれやれです。
さてお話は、ユフィたちの災難編といったところでしょうか。
うん、酔いは辛い。
お酒も、車も、その他諸々も。
そして次回こそ、デオテラ神聖国へ乱入していきます。
もちろん正攻法で(笑)
恥ずかしながら誤字脱字は見つけ次第、すぐに修正いたします。
何卒ご容赦のほど………。:゜(;´∩`;)゜:。
ではでは
どうぞよろしくお願いいたします☆
星澄




