プロローグ 〜神の回顧録〜
すべては無から生まれ、無に帰る―――――――――
我もまた無から生まれた。
いや、無から混沌が生まれ、我はその混沌が起こした小さな光から生まれた。
人間たちの言葉で言い表すならば、所謂化学反応というやつだ。
故に我は光。
全知全能なる光そのもの。
そしてこの世界の創造主。
しかしだ。
創造主だとて、全知全能だとて、創造するもの、考えることすべてが正しいとは限らない。
光が生まれたならば、この世界に闇が生まれるのもまた然り。
だからこそ鏡を作ろう。
それは戯ればかりの神である自分のどこかに存在する良心。
いや、感情を持たぬ我にそんなものがあるはずもないが、それこそ創造すれば作れぬこともないはずだ。
我が創ったあの人間たちのように。
そしてこの世界を鏡を通して見ることにしよう。
我は創造主であって破壊者ではない。
一度創造したものを壊すことはできない。
自ら定めた運命を覆すことはできない。
故に彼の者には特別な力を与えよう。
この世の理を変えていく力。
残酷な運命を覆す力。
誤りの世界を無に帰す力。
だから、鏡なる存在よ。
我の娘よ。
我の愛し子よ。
その無垢なる瞳ででこの世界を見よ。
そこに希望はあるか?
絶望しかないか?
愛すべきものはあるか?
憎むべきものしかないか?
すべてをその目で見定めよ。
虚ろ気な心とやらで感じてみよ。
そして我を、この世界を、その心が拒絶するならば、完全なる無へと戻せ。
そなたはそのための我の鏡。
なればこそ我はそなたにそれを許し、委ねる。
さぁ、我の与えしその力で、この世界をどうするか決めるのだ。
我が愛する唯一の人間よ――――――――
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