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第9話 再会

家の玄関口に自転車を止め、ボックスを抱えてドアを開けようとすると、家の中から喧騒が聴こえてきた。一体だれだ。新手の敵か。

僕は音を立てないようにゆっくりとドアを開け、家に侵入した。

「あっはっはっは」

 どこかで聞き覚えのある笑い声がした。

 僕は恐る恐るドアを開けて家に侵入した。なんで自分の家なのにこんなにも緊張しているんだろう。

「ルクレーーーーー」

 廊下から見覚えのある小さい女の子が走ってきた。

「スイータッ」

 スイータは僕に全力で抱きついてきた。その力の強さに僕は思わず転びそうになってしまった。

「会いたかったのだーーー」

「なんでキミがここにいるの」

「あたしだけじゃないよ、皆いるよ」

「え」

 スイータの言葉が合図になったのか、奥の茶の間からハッサム、ウパ、そしてカリーが出てきた。許斐もいる。

「一体どうしたんだ、みんな」

「私の能力で皆をこの世界に転移させました。」

 僕の後ろからスーデルが話しかけてきた。僕はスーデルの方を向き、

「一体どういうことだ」と尋ねた。

「お前一人に背負わせはしない。」

 ハッサムが力強くそう言い切った。

「ルクレティオを助けになればと思って」

 ウパは控えめにそう言った。

「私達は仲間でしょ。一緒に試練を乗り越えましょう」

 カリーは僕を見据えた。

「皆・・・」

「ところでその宝箱は何だ?」

僕に抱きついているスイータが脇に挟んでいるボックスに興味を示した。

「ああ、こいつは僕の」

「ボックスです、キュルル」

「ぎゃああ、ミミックが喋ったあああああ」

 スイータは僕の体から離れ床に着地すると、自慢の斧を取り出して戦闘体制に入った。

「おいおい、スイータ。こいつは僕の相棒だよ」

「相棒、ミミックが」

「ああ」

「うう、ルクレ、お前は寂しい青春を送っているんだな。同情するよ、ううう」

 何故だかスイータは僕を哀れんで泣き始めた。

「ミミックを相棒にしてどうするつもりなんですか?」

 ウパも訝しげな表情で迫ってくる。

「まさか俺達よりミミック一匹の方が有能だと言いたいのか?」

「いや、そうじゃないよ、ハッサム」

 僕は皆を元々いた茶の間に再び案内し、異世界へ転移したときのことを話した。  

「なるほど、そういうことがあったんですか」

 カリーは許斐が入れたお茶を飲みつつ納得したようにうなづいた。

「全くルクレティオは俺達がいないとてんで駄目だな」

 ハッサムがここぞとばかりにマウントを取ってくるのが憎らしい。

「でも皆にまた会えるとは思ってなかったから嬉しいよ。向こうの世界は平和なのかい?」

「ああ、魔物はいるが大人しくしてる。魔王の種子も俺達の世界には無さそうだ。仮にあっても魔王化したら倒せばいいだけだからな」

「すごい自信だな、ハッサム。あれだけ苦戦した理のことをもう忘れたのか?」

「忘れちゃあいないさ。あれから王宮仕えをしながら戦闘能力を高めてきたからな。今の俺ならもっと上手く戦える自信があるんだ」

「そいつは心強いな」

「あたしもハッサムと同じなのだ。自信があるのだ」

「チビのくせによく言うよ」

「あー、ルクレ、言ったなーー」

 スイータが笑顔で僕の頭部目掛けて飛び掛ってきた。僕はあえてそれを避けずに受けた。

「ぐあああ、苦しい。助けて」

「謝るのだ、ルクレ」

「謝る、ごめんなさい」

「うむ、許すのだ」

 スイータは僕の顔から離れ、したり顔になった。

「ウパとカリーも二人と同様か」

「いいえ。魔王の恐ろしさは身をもって味わっていますから、自信よりも恐怖の方が先行しています」

 ウパは終始怯えた調子だった。無理もない。理は強かった。彼女は後方支援だったけど、だからこそ客観的に敵の強さを把握できたのかもしれない。

「カリーは」

「私も自信はないけど、そんなこと言ってられないからね。もし種子が魔王化したら全力で戦うわ」

 カリーは瞳を燃え上がらせた。頼もしいことを言ってくれる。魔王軍にルードを殺された彼女にとって魔王は忌むべき対象になっている。

「みんな、ありがとう。みんな事情はスーデルから聞いているみたいで安心したよ。今回の戦いは魔王の種子が発芽する前に回収する ことだ。それが出来なかったら失敗になる。僕は今指輪の試練を受けていることは知ってるよね? 魔王の種子を回収する能力は最終日に作ろうと計画している。だからキミ達にはそれまでの露払いをお願いしたんだ。頼めるかな」

「任せるのだ」

「不詳ハッサム任務を引き受けた」

「怖いけど、頑張ります」

「みんなでルクレを守りましょう」

 みんなの言葉の後、僕達はそれぞれテーブルに手を差し出して、重ね合わせた。

「勇者ルクレティオに栄光あれっ」

「栄光あれっ」

 久しぶりに勇者扱いを受けて少し気恥ずかしいけど、僕はそれを受け入れることにした。

「ところで、ルクレティオ。」

「なんだ、ハッサム」

「その指輪の能力は今いくつ作ってるんだ」

「まだ三つ。あと十日残っているよ。」

「次に作る能力のあてはあるの」

 カリーは僕に鋭い質問を飛ばしてくる。

「勿論、いい質問だね。次、つまり明日作る能力は魔王の種子を探知する能力にしようと思ってる。女神達でも誰が魔王の種子を持っているのか正確には把握できないらしいからね」

「面目ないです」

 部屋の隅で正座をしていたスーデルが申し訳無さそうにしていた。

「気にするなよ、スーデル。仲間を連れてきてくれてありがとう。助かったよ」

「ルクレティオ様・・・」

「どうやら魔王の種子の回収を阻止しようとする勢力がいるらしい。僕達の戦いはそいつらを駆逐することだ」

「どうしてそんなことがわかるんだ」

 ハッサムが瞠目して僕にたずねてきた。

「家が魔界の炎で焼かれたんだ。危うく許斐を失うところだった。何者かが暗躍しているのは間違いないと思う」

「なるほど、敵は魔族か」

「多分ね」

 ハッサムは腕組みして考え込み始めた。

「ところでキミ達、この世界で泊まる場所はあるのかい」

「ないのだ」

 僕の問いかけにスイータは高速で返してきた。

「ならば事が済むまで僕の家に居候するといいよ。幸い空き部屋は沢山あるしね」

「おおおルクレは神様なのだー」

 スイータは興奮し、部屋中飛び跳ねた。残りの面子は、

「本当にいいのですか?」

 とウパが低姿勢で来るので、勿論と答えておいた。

 こうして、その日の夜は久しぶりに魔王討伐パーティーが集結し、リビングで許斐もスーデルも混ぜで軽い宴が催された。僕は酒が飲めないのでグレープフルーツジュースと自作のオードブルを楽しんだ。

「こうしてまたルクレティオと晩酌できるとは思っていなかったから嬉しいよ」

 酒に酔ったのか、カリーは頬を明るくしている。

「そうだな、本当に久しぶりだな」

「ホント、天国のお姉さんにも味合わせてあげたかったな」

 カリーは遠い眼をして瞳を潤ませている。僕は彼女にかける言葉が見つからなかった。

 その後も仲間達と色々な話をし、宴は夜の零時まで続いた。帰ってきた両親に事情を説明し、正式に四人は暫くウチで暮らすことになった。

「それにしてもルクレティオにこんなバラエティ豊かな友達がいるとは思わなかったわ」

 母さんがメガネを指で上げながら言う。

「私もだよ。年齢もバラバラだし、同級生じゃないみたいだな」

 父さんは疑問ありげに首をかしげていた。

「まあ、まあ。父さん、母さん。僕の大切な仲間であることには間違いないんだよ。」

「テオ、その若さでよくこんなに素敵な友達を作るなんて。やっぱりお前は天才だ」

 父親が感極まった様子で言うので、場の空気が凍り付いてしまった。スイータが必死に馬鹿をやったのでその場はなんとか治まった。


東京は曇天の空が続いていた。太陽はマナを生産を増幅させる効果があるので、能力作成には出来れば日差しのある日が望ましい。

放課後、学校から家に帰ってきた僕は、とうとう魔王の種子を探知する能力を作成する。仲間達が見守る中、自室で僕はさっそく能力を作成した。能力は魔王コンパス。凡庸な名前だけど効果はテキメンのはずだ。

 僕はさっそく魔王のコンパスを発現させた。するとコンパスは自宅から西の方角を指し示した。

「この世界に、魔王の種子がある・・・」

「なんだって」

「それは本当なんですか、ルクレティオ」

ハッサムとウパが僕に食らいつく勢いで迫ってきた。

「ああ、間違いない。西だ。西の方向を力強く指し示している」

「すぐに回収に向かいましょう」

 めずらしくカリーが興奮した調子で言った。

「まあまて。まだ能力がそろっていない。回収は最終日だ。」

「そっか、そういえばそうだったわね」

 カリーは振り上げた拳を降ろした。

「僕一人で様子を見てくる」

「正気か、俺達も連れて行け」

「悪いがハッサム、大勢で行っても仕方がない。魔王の種子がどのような代物なのか知るチャンスなんだ。ここは僕とボックスの二人で行かせてくれ」

 僕は必死にハッサムをなだめすかした。他のメンバーも僕に同意して、ハッサムについて行かないよう忠告した。

「ルクレティオ、もし何かあったら直ぐに私達を頼ってね」

 カリーが心配そうに僕に言ってくる。姉の死を経験した彼女は、もう人が死ぬのが嫌なのだろう。

「ああ、みんな。直ぐ戻ってくるから心配するな」

 そう言って、僕は家を出て行くことにした。玄関口にはスイータが仁王立ちしている。

「本当に一人で行くのか。あたしぐらい連れて行っても構わぬのだぞ」

「平気だよ。スイータは家でケーキでも食べてな」

「え、ケーキあるの?」

「ああ、あるよ。冷蔵庫に入っているから食べな」

「わーいっ」

 スイータはとても幸せそうな笑顔を見せてリビングにかけて行った。

「いくぞ、ボックス」

「あいあいさーキュルル」


 外に出ると、コンパスの針が非常に力強く触れていた。

 いる。

 この近くに、魔王の種子を持った人間が。

 僕は慎重に魔王のコンパスの指し示す方角へと歩いていった。

 そして辿り着いたのは、なんと漣の家だった。

「漣の家だと?」

 今、家には漣エローレ雪定がいる。一緒に帰ってきたんだからそれは間違いない。しかも彼女の家は両親が共働きなので今の時間帯は彼女しかいない。しかし、このコンパスは故障したのではないのか? それともまさか本当に漣が魔王の種子を持っているのか。

「流呉っ」

 二階から僕を呼ぶ漣の声が聞こえた。

「何しているの、人の家の目の前で」

 コンパスの針が上向き、漣を指し示した。もう間違いない。この能力が失敗じゃなければ漣に魔王の種子が埋め込まれていることになる。僕は狼狽しそうになるのをぐっとこらえて、真相を確かめることにした。

「なあ、漣、キミの家に入ってもいいかい」

「いいわよ、今開けるわね」

 来る。コンパスは再び下を向き、平行になった。明らかに漣に反応している。 

 彼女が玄関から姿を現したとき、コンパスの針がグルグルと回転した。これはもう間違いない。漣の体には魔王の種子が埋め込まれている。

「一体何の用?」

「いやあ、一緒に宿題をやろうと思ってさ。今日の魔法の授業難しかっただろう」

「そうね、流呉てんで駄目だったもんね。いいわよ、入って」

 僕はコンパスを消した。そして漣に言われるがまま居間に通された。

「あれ、宿題持ってないじゃない、それにそのミミックは何?」

 手ぶらの僕に疑問を感じた漣は、僕に質問してきた。僕はミミックの口に手を突っ込んで宿題の入ったカバンを取り出した。

「このミミックの口内は四次元に繋がっているんだ。手を突っ込むと任意の場所に手が出せるんだ」

「すごい、一体どうやって作ったの」

「へへ、魔綬したのさ」

「流呉ってホント魔綬に関しては天才的だよね」

「ふふ」

 僕は得意げに鼻を鳴らしてみせた。しかし今はそんなことをしている場合じゃない。宿題をしている場合でもないのだ。漣に魔王の種子が存在しているのか確かめなくては。

「それじゃあさっそく宿題を始めましょう」

「あのさ、漣。」

「何?」

「最近、気分とか悪くない?」

「悪くないよ。どうして?」

「いや、何となく季節の変わり目だから体を壊しちゃいそうだろう。」

「心配してくれてありがとう。幸い私は体も心も健康よ。まあこの先はどうなるかわからないけど」

「どういう意味だ」

 僕の問いに、漣は一瞬口ごもった。

「やっぱり流呉に見てもらうのが一番よね。」

 そう言うと、漣は立ち上がり、上着を脱ぎ始め、上半身だけ下着姿になった。

「おっおい、漣。何をする気だ」

「どうしても流呉に見てもらいたいものがあるの」

 漣はブラジャーを取り、豊かな乳房を見せてきた。その美しい乳房の間には似つかわしくない赤茶色い芽が存在していた。

「それは、まさか、魔王の種子」

「やっぱり流呉は知ってたんだね」

「漣、キミは・・・」

「これって魔王の種子って言うんだ。」

「ああ、そうだ。その種子を埋め込まれた人間は、遅かれ早かれ魔王化する」

「そうだったんだ。でも心配しないで、私の膨大な魔力で進行は抑えているから。発芽することはないと思う。」

「そんなことが可能なのか?」

「可能よ。それに」

 漣は両手に大鉈を具現化させた。

「魔王の能力も使えるようになったの」

「なんということだ・・・」

「私は平気。むしろ今までよりも強くなりそう。敵さん埋め込む相手を間違えたみたいね」

 あまりのことに、僕は卑下た笑みを浮かべるので精一杯だった。

「その魔王の種子は非常に危険な代物だ。近いうちに僕が回収するよ」

「必要ない。この力を使いこなしてみせるわ」 

 そう力強く言い切る漣に押し切られる形で、僕は彼女を受け入れるしかなかった。

「ねえ流呉、私にも手伝わせて欲しい」

「何を?」

「貴方の今やっていること。」

「駄目だ、危険すぎる」

「私だって魔法使いの端くれよ。正義を守りたいの」

「だったらその種子をまず何とかしないと」

「魔王の種子なら平気よ。私の魔力で完全に自分の支配下にあるから。でも他の人はそうはいかないと思う」

「一体いつ頃埋め込まれたんだ」

「わからない。数日前だと思う。夜には無くて、朝起きたら埋め込まれていた。」

 魔王の種子を埋め込んだ連中の特定は出来なさそうだな。

「ねえ、流呉、全部話して。じゃなきゃこの魔王の力を使って大暴れしちゃうから」

「それって脅かしのつもりかい?」

「私は本気よ」

 僕は嘆息したのち、漣を信用し、全てを話すことにした。僕が人生2週目であること。異世界で勇者として世界を救ったこと。魔王の種子の存在。今はリングの試練を受けていること。仲間が現世にやってきていることも全て話した。

「人生2週目なんだ」

「ああ、もう一度人生をやり直して満喫しようと思ったらこの様さ」

「大変だね、流呉。でもこれは流呉にしかできないことだから、早く私以外の魔王の種子を全て取り除いて人生を満喫しようよ」

「そうだな。そうしよう」

「ねえ流呉」

「なんだい」

「もし私が魔王化することがあったら、そのときはあなたが私を殺してね」

 漣は真剣な面持ちでそう言ってきた。僕は

「そんなことがないように願いたいよ」

 と答えるに留めた。

「私にも協力させて。きっと力になれると思うから」

「そうだね。魔王の種子もこの目で見られたし、きっと皆にとってもよい刺激になると思う」

僕は漣を皆に紹介することにした。


「なんですってーーーー」

 自宅でまったり過ごしていたスーデルは、事情を聞き絶叫した。

「ぜひその種子をこの目で見させてください」

 スーデルは漣を別室に連れて行き、また咆哮をあげた。

「これはチャンスですよ、ルクレティオ様」

 部屋に戻ってきたスーデルは顔を紅潮させている。

「何がチャンスなんだ」

「魔王の種子を回収する絶好の機会です」

「だから言っただろ、彼女の種子は回収しないって」

「魔王化したらどうするんですか」

「私は魔王にはならないわよ。自ら魔力で魔王の力を制御できるから」

 漣は淡々とした口調で言った。

「だそうだ」

「そうですか。でもこれで戦力は整いましたね。これで種子を持った者が魔王化しても戦うことが出来ます」

「そうだね」

「それでは私はさっそくこの事実をお姉さまと妹に報告してきますので」

 そう言い残し、スーデルはこの世界から姿を消した。

「せっかちな人ね、スーデルって」

 漣は少し呆れ気味な表情をしていた。

 僕は残りの仲間達に漣を紹介した。ハッサムは漣の美貌にほれ込んだのか、やたらとイケメンっぽい表情で彼女に迫っていったが、軽くあしらわれてしまった。

「漣、ルクレの友達。つまりあたし達の友達なのだ」

 スイータが柄にもなく良い事を言う。

「よろしくお願いしますね、漣様」

「こちらこそよろしく」

 ウパと漣は互いに握手をした。カリーも続いて漣に挨拶をすると、明日から同じ学校の生徒になることを漣に告げたので、僕は驚いた。

「それ、どういうことだよ、カリー」

「この世界になじまないといけないからね。ずっとこの家にいるのも退屈だし。私とウパは貴方達の学校に編入することにしたの。ルクレティオのお母様にも賛成されたわ」

「そっそうか。賑やかになるか」

「俺はコンビ二という店でアルバイトをすることにした」

「何だって、ハッサムは家にいてくれよ」

「心配するな、夜はいる。」

「あたしは小等部に通うことにするのだ」

「なんでスイータまで」

「この家にいても退屈なのだ。だからこの世界の学校なるものを味わってみたいのだ」

「はあ・・・そうか」

 皆が決めたことなら仕方がない。僕は潔く受け入れることにした。

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