第4話 岬の秘境(後編)
洞窟を抜けると、広い場所に出た。高い天井には壁画がある。またもやあの巨大なかまいたちだ。
「ここはどこ?」
5人は辺りを見渡した。だが、何もない。辺りは静かだ。
「うわっ!」
突然、雷が落ちた。バズは素早くよけた。この部屋には何かがいる。目に見えない。姿を消しているんだろう。
「何だろう」
突然、目の前に巨大な雷様が現れた。灰色の雲に乗って、口の周りからひげを生やしている。
「僕らを狙っているんだ」
「ならば、やってやろうじゃないか?」
巨大な雷様が襲い掛かってきた。
「氷の裁きを!」
バズは魔法で巨大な雷様を氷漬けにした。大きなダメージを打与えることができたが、びくともしないし、氷漬けにならなかった。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。だが巨大な雷様はびくともしない。
「フッフッフ・・・」
巨大な雷様はレミーの頭上に強烈な雷を落とした。レミーは一撃で倒れた。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。巨大な雷様はびくともしない。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「氷の裁きを!」
サムは魔法で巨大な雷様を氷漬けにした。だが巨大な雷様はびくともせず、氷漬けにはならなかった。
「食らえ!」
巨大な雷様は強烈な雷を落とした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムは一気に表情が苦しくなった。今まで以上に強烈な雷だ。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。だが、巨大な雷様はびくともしない。体力が高いようだ。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。それでも巨大な雷様はびくともしない。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。
「癒しの力を!」
サムも魔法で5人を回復させた。
「食らえ!」
巨大な雷様はマルコスの頭上に強烈な雷を落とした。マルコスは一撃で倒れた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが、巨大な雷様はびくともしない。
「ギャオー!」
サラは氷の息を吐いた。それでも巨大な雷様はびくともしない。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な雷様はびくともしない。
「覚悟しろ!」
巨大な雷様は魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。
「覚悟しろ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも巨大な雷様はびくともしない。まだまだ体力があるようだ。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。巨大な雷様は少し厳しい表情を見せたが、すぐに持ち直した。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でサムを復帰させた。
「食らえ!」
巨大な雷様はサラの頭上に強烈な雷を落とした。だがさらには全く効かない。それほどサラの皮膚は硬いようだ。
「覚悟しろ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雷様は苦しい表情を見せたがすぐに持ち直した。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な雷様は表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
巨大な雷様は魔法で自分を回復させた。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。だが、巨大な雷様はびくともしない。体力を回復して、力を取り戻していた。
「雪の裁きを!」
バズは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な雷様は少し表情が苦しくなった。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な雷様は表情が苦しくなった。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雷様はますます表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
巨大な雷様は魔法で自分を回復させた。巨大な雷様は若干力を取り戻した。だが、表情は苦しいままだ。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な雷様は少し表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。巨大な雷様は表情が苦しくなった。
「星の裁きを!」
バズは魔法で大量の隕石を落とした。巨大な雷様はますます表情が苦しくなった。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な雷様は前かがみになった。
「癒しの力を!」
巨大な雷様は魔法で自分を回復させた。だが、表情は苦しいままだ。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な雷様は表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な雷様はますます表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
サラは氷の息を吐いた。巨大な雷様は倒れ、雲は消えた。
「こいつも神龍教の信者なのか?」
「わからないけど、襲い掛かってきたからそうじゃない?」
サムは息を切らしていた。あまりにも厳しい戦いだった。今までで一番強烈な雷を受けて、一撃で倒れることが多くあった。もっと鍛えて耐えられるようにならないと。
「さぁ、早く先に行きましょ」
5人は先に進んだ。その先にはまた暗い洞窟がある。この先には何があるんだろう。何があっても突き進もう。
「ここも暗いわね」
「慎重に進みましょ。いつ襲い掛かってきてもいいように」
サラは小声で話したその時、敵が襲い掛かってきた。水色のドラゴンと炎のムササビとセイレーンの魔法使いとムササビの魔法使いだ。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は再び大きなダメージを受けたが、それでもびくともしない。
「炎の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、サムの体に火が付いた。
「星の裁きを!」
ムササビの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は再び大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。ムササビの魔法使いは表情が苦しくなった。
突然、炎のムササビはサラに体当たりした。だが、サラには全く効かない。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。ムササビの魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。セイレーンの魔法使いは倒れ、炎のムササビは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。炎のムササビは倒れた。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
バズは魔法で5人を回復させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンは表情が苦しくなり、氷漬けになった。水色のドラゴンは何もできないままその様子を見ていた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「とどめだ! 雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。水色のドラゴンは倒れた。
「まだまだ先は長いわね。頑張りましょ」
「うん」
5人は再び進み始めた。その先に光はない。だが、進んでいけば、光は見えるはず。それを信じて進もう。
だが、進み始めてすぐ、再び敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと炎のムササビとセイレーンの魔法使いだ。
「雪の裁きを!」
バズは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の裁きを!」
サムは魔王で強烈な雷を落とした。それでも4匹はびくともしない。
「星の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。炎のムササビは表情が苦しくなった。
突然、炎のムササビはレミーに体当たりした。レミーは大きなダメージを受け、倒れた。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。炎のムササビは倒れた。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、セイレーンの魔法使いは少し表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。4人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
もう1匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。4人は再び大きなダメージを受け、マルコスは氷漬けになった。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「氷の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で5人を氷漬けにした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。レミーは氷漬けになった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。3匹は大きなダメージを受け、セイレーンの魔法使いは倒れた。
「ギャオー!」
水色のドラゴンは雷を吐いた。4人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「グルルル・・・」
もう1匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。4人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。1匹の水色のドラゴンが氷漬けになった。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、氷漬けになった水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。2匹は再び大きなダメージを受けた。氷漬けにならなかった水色のドラゴンは少し表情が苦しくなり、氷漬けになった水色のドラゴンは倒れた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンは倒れた。
「光が見えるわね!」
サラが前を向くと、そこには光が見える。また外の崖だろうか。
「今度は何かしら?」
「行こう!」
4人はサラに続いて光が見える出口に向かった。
4人は洞窟を出た。そこはまたもや強風が吹く崖だ。その下は海で、サメがヒレを水面から出して泳いでいる。
「ここは?」
「また岬の近くの崖だ」
バズはあきれた。またもやこんな所だ。どこまで進めば旋風神カイの所に行けるんだろう。
「ここも風が強いわね。気を付けて進みましょ」
「うん」
5人は崖に沿って慎重に進んだ。相変わらず風は強く吹いている。吹き飛ばされて崖に落ちたら命はないだろう。
「その先もまた洞窟か」
サラは前を向いた。崖の細長い通路の先にはまたもや暗い洞窟の入り口がある。
「今度こそその先は旋風神カイのいる部屋かな?」
「わからないけど、行ってみましょ」
5人は慎重にその洞窟の入り口に向かった。
数分歩いて、ようやく洞窟の入り口に入った。この洞窟も暗い。その先には光が見えない。だが、進めばやがて見えてくるに違いない。
「ここも暗い洞窟か」
「また敵が襲い掛かってくるだろうから気を付けましょ」
5人は慎重に歩いていた。いつ敵が襲い掛かってきてもおかしくない。何度襲い掛かってきても俺たちの力でやっつけようじゃないか。
「ここにも壁画があるね」
「見とれて油断していたら敵が襲い掛かってくるわよ」
サラは注意を促したその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと巨大なハゲタカとセイレーンの魔法使いだ。
「雪の裁きを!」
バズは魔法で猛吹雪を起こした。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は再び大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ギャオー!」
巨大なハゲタカは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスの体に火が付いた。
「天の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。5人は再び大きなダメージを受け、レミーは体がしびれた。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。セイレーンの魔法使いは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
もう1匹の水色のドラゴンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「炎の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、巨大なハゲタカとセイレーンの魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスは氷漬けになった。
「ギャオー!」
もう1匹の水色のドラゴンも氷の息を吐いた。5人は再び大きなダメージを受けた。マルコスは倒れ、今度はレミーが氷漬けになった。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「グルルル・・・」
もう1匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。2匹の水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。マルコスの攻撃も食らった水色のドラゴンは倒れ、残った水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。だが5人はびくともしない。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「とどめだ! 星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。水色のドラゴンは倒れた。
「見て! 光が!」
「今度は何だろう」
サラが前を見ると、光が見えた。洞窟の出口だ。この先には何があるんだろう。マルコスは少しほっとした。
だがその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと2匹の炎のムササビとセイレーンの魔法使いだ。
「雪の裁きを!」
バズは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「氷の裁きを!」
サムは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は再び大きなダメージを受け、1匹の炎のムササビが氷漬けになった。
「炎の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
突然、炎のムササビはマルコスに体当たりした。マルコスは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。炎のムササビは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。炎のムササビはますます表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、炎のムササビは倒れた。氷漬けになったもう1匹のムササビは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
水色のドラゴンはサラに噛みついた。だが、サラには全く効かなかった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムは倒れた。
「癒しの力を!」
バズは魔法で3人を回復させた。
「水の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で大洪水を起こした。3人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。セイレーンの魔法使いと残った炎のムササビは倒れた。
「不死鳥の力を、我に!」
サラは不死鳥となって、マルコスとサムを復帰させた。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
もう1匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は再び大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、1匹の水色のドラゴンは体がしびれた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、バズは倒れた。
「命の奇跡を!」
サムは魔法でバズを復帰させた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは倒れた。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。体がしびれた水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。水色のドラゴンは体がしびれて何もできない。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「とどめだ! 雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。水色のドラゴンは倒れた。
洞窟を抜けると、そこにはつり橋がある。その下は水が流れていて、その下には肉食魚が泳いでいる。
「崩れないように、慎重に渡りましょ」
5人はつり橋を渡り始めた。その下の水の音が聞こえる。肉食魚は顔をのぞかせて、獲物が落ちるのを待っている。
「怖いわね」
「気を付けましょ」
つり橋はギシギシ揺れている。進むにつれて横揺れが激しくなっていく。
「慎重に進みましょ」
「うん」
5人は慎重に進んでいた。橋の中央に進むにつれて徐々に縦の揺れも激しくなっていく。
「怖いわね」
「あまり揺らさないように慎重に進みましょ」
5分ぐらいかけて、ようやく5人はつり橋を渡り終えた。
「何とか渡り終えたわね」
その時、 つり橋が大きな音を立てて崩れた。床は崩れ、水に落ちていく。床が落ちると、水しぶきが上がった。
「うわっ!」
「橋が崩れた!」
バズは驚いた。まさかつり橋が崩れるとは。
「気にせずに先に進みましょ」
「うん」
5人は更に奥に向かった。その先にはまたもや暗い洞窟がある。今度は何が待ち受けているんだろう。何が待っていても、俺たちの力で乗り越える。どんな敵が襲い掛かってきても、俺たちの力で倒してやる。
5人はまたもや暗い洞窟の中を歩いていた。その向こうに光は見えない。どこまで進めば光は見えるんだろう。
「どこまで行けば旋風神カイ様の所に行けるんだろう」
「わからないけど、進みましょ」
だがそう言ったその時、敵が襲い掛かってきた。水色のドラゴンと巨大なハゲタカと2匹の炎のムササビとセイレーンの魔法使いだ。
「星の裁きを!」
バズは魔法で大量の隕石を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。5匹は再び大きなダメージを受け、1匹の炎のムササビは氷漬けになった。
「ガオー!」
巨大なハゲタカは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは氷漬けになった。
氷漬けにならなかった炎のムササビはマルコスに体当たりした。マルコスは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「水の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で大洪水を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、2匹の炎のムササビは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。4人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「炎の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
炎のムササビはレミーに体当たりした。レミーは大きなダメージを受け、倒れた。
「ギャオー!」
巨大なハゲタカは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、2匹の炎のムササビは倒れた。セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンはバズに噛みついた。だが、バズはびくともしない。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「ギャオー!」
巨大なハゲタカは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーはまたもや氷漬けになった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。セイレーンの魔法使いは大きなダメージを受け、倒れた。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。2匹は大きなダメージを受け、巨大なハゲタカは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でサムを復帰させた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大なハゲタカは大きなダメージを受け、倒れた。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーとバズは倒れた。
「不死鳥の力を、我に!」
サラは魔法でマルコスとレミーとバズを復帰させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でサムを復帰させた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは前かがみになった。
「とどめだ!」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンは倒れた。
「見て! 光が!」
サラが指をさした先には、光が見えた。その先には何があるんだろう。今度こそ旋風神カイのいる部屋だろうか。5人は光の射す洞窟の出口に向かった。
洞窟の先は、溶岩の海だ。その中央に、細い道がある。溶岩からは煙が出ている。
「蒸し暑いわね」
「まるで霊峰の神殿みたいだ」
サムはナツメ火山の神殿を思い出した。そういえばこんな火の海があったな。
「気を付けて行きましょ」
「うん」
5人は細い通路を歩き始めた。
「怖いわね」
「崩れてこないかな?」
バズはおびえていた。今までこんなことがよくあった。今度も崩れてくるんじゃないか? そして、溶岩の中から強い敵が現れるんじゃないか?
「怖いこと言わないの」
サラは注意した。何事にも恐れずに突き進んでいこうと思っていた。
「うん」
半分まで進んだところで、突然、大きな音がした。
「な、何だ?」
バズは後ろを向いた。すると、道が崩れて溶岩の中に落ちていく。5人は驚いた。
「崩れていく!」
「急ごう!」
5人は対岸の洞窟の入り口に向かって走り出した。洞窟の中は暗い。その先には何があるんだろう。
「早く! 早く!」
5人は更に急いだ。その間にもどんどん道は崩れていく。5人は後ろを見ずにただただ前に進んでいった。
およそ1分走って、ようやく対岸に着いた。細い道は全部崩れて、溶岩が広がっている。
「何とか逃げ切ったわね」
5人はその先に進もうとした。だが、大きな音を立てて扉が閉まった。
「扉が閉まった!」
バズは驚いた。まさかまた閉まるとは。
「また強い敵か!」
「倒さないと先に進めないパターンってか」
バズは今までの神殿や祠の仕掛けから襲い掛かってくるんじゃないかと思った。案の定、巨大な敵が襲い掛かってきた。炎をまとった巨大なかまいたちだ。
「まさか、これが旋風神カイ?」
「なわけないだろ? 襲い掛かってくる時点でおかしいもん」
サラはあのかまいたちが旋風神カイじゃないかと思った。だが、マルコスは違うと答えた。世界を救おうとしている5人に襲い掛かってくるはずがない。力を貸してくれるはずなのに、どうして襲うんだろう。
「じゃあ、やってやろうじゃないか!」
バズは腕をまくった。やる気満々だ。
「うん!」
サムもやる気満々だ。巨大な炎のかまいたちが襲い掛かってきた。
「水の裁きを!」
バズは魔法で巨大な水柱を落とした。だが炎のかまいたちはびくともしない。体力が高いようだ。
「ギャオー!」
巨大な炎のかまいたちは両腕の刀を使って目にも止まらぬ速さでマルコスを切り裂いた。マルコスは一撃で倒れた。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。だが、氷漬けにはならず、びくともしない。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも巨大な炎のかまいたちはびくともしない。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。だが炎のかまいたちはびくともしない。
「肉食魚よ、出でよ!」
バズは巨大な肉食魚を召喚し、噛みつかせた。巨大な炎のかまいたちは少し痛がった。だが、巨大な炎のかまいたちにはあまり効いていないようだ。
「命の奇跡を!」
サムは魔法でマルコスを復帰させた。
「ガオー!」
巨大な炎のかまいたちは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、それだけではびくともしない。
「それっ!」
レミーは姿を消して、上空から氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な炎のかまいたちは驚いたが、びくともしない。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは少し凍えたが、それでもびくともしない。
「覚悟しろ!」
巨大な炎のかまいたちは両腕の刀を使って目にも止まらぬ速さでサラを切り裂こうとした。だが、サラの皮膚は硬く、全く歯が立たない。
「肉食魚よ、出でよ!」
バズは魔法で肉食魚を召喚し、噛みつかせた。それでも巨大な炎のかまいたちはびくともしない。あまりにも体力が多すぎる。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。巨大な炎のかまいたちはびくともしない。
「えいっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な炎のかまいたちは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復した。巨大な炎のかまいたちは元気を取り戻した。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。だが巨大な炎のかまいたちはびくともしない。
「氷の裁きを!」
バズは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。だが、巨大な炎のかまいたちは氷漬けにはならず、びくともしない。
「水の裁きを!」
サムは魔法で大洪水を起こした。巨大な炎のかまいたちは少し表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復した。巨大な炎のかまいたちは元気を取り戻した。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。だが巨大な炎のかまいたちはびくともしない。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。それでも巨大な炎のかまいたちはびくともしない。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは少し表情が苦しくなった。
「氷の裁きを!」
バズは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなったが、氷漬けにはならなかった。
「癒しの力を!」
巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復した。回復はしたものの、少し表情が苦しい。魔力が切れてきて、思った以上に回復することができなかった。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。巨大な炎のかまいたちはますます表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。巨大な炎のかまいたちは前かがみになった。
「癒しの力を!」
巨大な炎のかまいたちは魔法で自分を回復させた。だが、魔力が切れ、あまり十分に回復することができなかった。少し表情が苦しいようだ。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは表情が苦しくなった。
「氷の裁きを!」
バズは魔法で巨大な炎のかまいたちを氷漬けにした。巨大な炎のかまいたちは更に表情が苦しくなり、氷漬けになった。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。巨大な炎のかまいたちは倒れそうになった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。巨大な炎のかまいたちは倒れた。
「なんとか倒したわね」
「先を急ぎましょ」
5人は先に進んだ。その先には暗い洞窟がある。この洞窟の先に旋風神カイがいると信じて。
5人は洞窟の中を進んでいた。洞窟の中は暗くて、下り坂になっている。出口の光が全く見えない。
「下り坂だね」
「だとすると、この先に旋風神カイ様が?」
「そうかもしれないわね」
バズが少し期待したその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと炎のムササビと2羽のセイレーンの魔法使いだ。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、炎のムササビは体がしびれた。
「炎の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「氷の裁きを!」
サムは魔法で5匹を氷漬けにした。5匹は大きなダメージを受けたが、びくともしないし、氷漬けにならない。
「星の裁きを!」
もう1羽のセイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受け、レミーは表情が苦しくなった。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。セイレーンの魔法使いは少し表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受け、セイレーンの魔法使いは倒れた。炎のムササビは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けた。レミーは倒れ、マルコスの体に火が付いた。
「ギャオー!」
もう1匹の水色のドラゴンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「星の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。セイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、炎のムササビとセイレーンの魔法使いは倒れた。
「ガオー!」
水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは氷漬けになった。
「グルルル・・・」
もう1匹の水色のドラゴンはマルコスに噛みついた。マルコスは大きなダメージを受け、倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。2匹は大きなダメージを受け、1匹の水色のドラゴンは氷漬けになった。
「ガオー!」
氷漬けにならなかった水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが水色のドラゴンはびくともしない。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。2匹の水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷漬けになっていない水色のドラゴンを何度も斬りつけた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは更に表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。氷漬けになっていない水色のドラゴンは倒れた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。残った水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。水色のドラゴンは更に表情が苦しくなった。
「とどめだ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは倒れた。
しばらく歩いていくと、光が見えてきた。
「光だ!」
「今度こそ旋風神カイ様の所か?」
バズは少し期待した。ようやく目的の場所に着けると思った。
「わからないけど、行ってみよう」
4人はサラの後に続いて走り出した。だが、再び敵が襲い掛かってきた。2匹の水色のドラゴンと炎のムササビと2羽のセイレーンの魔法使いとムササビの魔法使いだ。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。6匹は再び大きなダメージを受け、炎のムササビは氷漬けになった。
「星の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「炎の裁きを!」
もう1羽のセイレーンの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は再び大きなダメージを受けたが、それでもびくともしない。
「天の裁きを!」
ムササビの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。5人は大きなダメージ受け、マルコスは体がしびれた。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。ムササビの魔法使いは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。ムササビの魔法使いは倒れ、炎のムササビは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。
「ギャオー!」
もう1匹の水色のドラゴンは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受け、炎のムササビは倒れた。
「星の裁きを!」
セイレーンの魔法使いは魔法で大量の隕石を落とした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。
「氷の裁きを!」
もう1羽のセイレーンの魔法使いは4人を氷漬けにした。4人は大きなダメージを受けたが、氷漬けにならなかった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、2羽のセイレーンの魔法使いは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
水色のドラゴンはサラに噛みついた。だがサラにはあまり効かなかった。
「ギャオー!」
もう1匹の水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。4人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。4匹は大きなダメージを受け、2羽のセイレーンの魔法使いは倒れた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。それでも水色のドラゴンはびくともしない。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。2匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「ガオー!」
水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
もう1匹の水色のドラゴンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でサムを復帰させた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。マルコスとレミーの攻撃も食らった水色のドラゴンは倒れた。
「グルルル・・・」
残った水色のドラゴンは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「氷の裁きを!」
サムは魔法で水色のドラゴンを氷漬けにした。水色のドラゴンは大きなダメージを受け、氷漬けになった。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。水色のドラゴンは少し表情が苦しくなった。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。水色のドラゴンは表情が苦しくなった。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。水色のドラゴンはますます表情が苦しくなった。
「とどめだ! 天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。水色のドラゴンは倒れた。
「見て! 光が!」
「本当だ!」
サムが前を見ると、光が見える。5人はほっとした。5人は光の射す方へ向かった。
洞窟を抜けると、そこは開けたところだ。今度は何が襲い掛かってくるんだろう。5人は辺りを見渡した。すると、石像がある。いや、旋風神カイが石化した姿だ。
「フッフッフ・・・」
誰かの声に気付き、5人は後ろを振り向いた。後ろの高台には1人の若い男がいる。首に新劉協のペンダントを付けている。見張っている信者のようだ。
「お前は!」
「知らないのか? 私の名はレイだ。私はかつて死のうとした。だが、偉大なる創造神王神龍様の手によって大いなる力を与えられた。そして、再びやり直すことができた」
レイはこれまでの経緯を語った。レイも王神龍の手で蘇った。そのことにとても感謝していた。
「王神龍め、たった一度だけの命をもてあそぶなんて」
サムは王神龍が許せなかった。自分を洗脳して悪に利用しようとしていた。そんな神龍教が許せなかった。
「素晴らしいことではないか。私は一度人生を諦めようとした。教員になりたかったが、教える力がなくていらない子扱いされ、もう一度人生をやり直したかった。だが、私は偉大なる創造神王神龍様によって再び命を与えられ、教員になることができた。今ではこんな立派な教師さ。何て素晴らしいことよ」
レイは王神龍に出会った日のことを思い出した。
9年前、レイは絶望していた。教員になりたくて大学に入ったのに、教える力がなくて諦めざるを得なかった。教員にさせないために、実習を辞退させられ続けた。レイはとても悔しかった。夢だったのに、ここまで頑張ってきたのに、どうしてこんなことになるんだ。
その日の夜、レイはベッドでぐったりとしていた。今夜はジョッキ6杯飲んだ。ふつうは居酒屋に行かないのに、こんなに飲まないのに。とても悔しかった。みんなは実習ができるのに、自分だけできない。これほど辛いことはない。レイはいつの間にか涙を流していた。
レイはそのまま寝入ってしまった。レイは夢を見た。今日、教授たちに呼び出されて諦めるように言われたことが夢に出てきた。それほどショッキングな出来事だった。
「君は勉強ができても、教える力がないから向いていないよ。諦めなさい!」
教授は残念そうな表情だった。本当は教員にしたかった。実習に行かせたかった。でも、レイは無理だろうと思った。
「そんな・・・」
レイはそれ以上言えなかった。これから、どうやって生きていけばいいんだ。教員という夢をあきらめた今、何になれというんだ。
「しょうがないんだ。君はそんな性格なんだ」
その隣にいた学務センターの人も残念そうな表情だ。彼も教授と気持ちは同じだった。でも、諦めてほしかった。
「もし君が問題を起こしたら、大学にも影響してくるんだぞ。場合によっては、断れるかもしれないんだぞ」
確かにそうだ。今まで何度かトラブルが起こったことがあった。トラブルが起こったら、縁を切られる。実習に行けなくなる。大学を守るためなら、どうしてもしなければならなかった。
「それでも僕は教員になりたいんだ!」
レイは今までの我慢が解けて、強気な口調で言った。レイは本気だ。何が何でも教員になってみせる。
「諦めろ!」
突然、教授がビンタした。レイは驚き、泣き出した。ビンタするとは思わなかった。あんなにやさしかった教授がこんなことするなんて。
レイは目が覚めた。枕は涙で濡れていた。レイはベッドから体を起こし、座った。涙が止まらない。これからどうすりゃいいんだ。夢を諦めざるを得なかった。これほど辛いことはない。生きていく意味をなくしそうだ。
「あぁ、俺、これからどうすればいいんだろう」
と、レイはある物が目に浮かんだ。包丁だ。そうだ、この包丁で自ら命を絶って、人生をやり直そう。そして、今度こそ教員になるんだ。
「どうしましたか?」
誰かの声に気付き、レイは上を向いた。そこには、白い服を着た忍者のような男がいた。どうやって入ったんだろう。レイは首をかしげた。
「あなたは?」
レイはその男が誰なのか知らなかった。神龍教なんて、知らなかった。
「私は王神龍。あなたの味方です。あなたは教員になりたかったのですか?」
王神龍はそのことを知っていた。神であり、世界のすべてを知ることができた。そして、力を求めるレイの声に気付き、ここに駆け付けた。
「はい。なのに教える力がなくて、あきらめざるを得ず、夢を失い、自ら命を絶とうとしました」
レイは涙ながらに語った。この人なら信じられる。必ず教員にできるように力を与えてくれる。レイは期待していた。
「何て残念な終わり方なんでしょう。でも、私がいれば、大丈夫。憎しみの数だけ、人は強くなれるのです。私にはわかります。あなたは力を求めている。教える力を」
王神龍は嬉しそうだ。また1人、信者が増える。これほど嬉しいことはない。
「どうしてわかるんですか?」
「私は心の目を持っているのです。あなたの心が読めるのです」
王神龍は神であるため、心の目を持っている。人間の心を読むことができた。
「すごい」
レイは感動していた。自分もそんな力が欲しい。
「あなたは教える力が欲しいですか?」
「はい」
レイは何としても教員になりたかった。子供の頃からの夢。絶対に叶えたかった。
「教員になりたいですか?」
「もちろんです!」
レイは嬉しそうだ。この人についていけば、必ずなれる。確信していた。
「わかりました。そなたに教える力を与えましょう!」
「ありがとうございます」
レイは嬉しそうにお辞儀をした。
「もう一度大学に入り、そして教員になるための資格を取るのです! お金は心配ありません。お金は私が出します」
「わかりました。もう一度入って、必ず教員になってみせます」
それから、レイは新たな力を手に入れた。それによって、教える力を身につけ、どの教授からも信頼された。そして、教員になることができた。その後、レイを見切った大学教授や学務センターの人が突然いなくなった。王神龍の生贄に捧げられた。だが、その事は誰も知らなかった。ただ、関係者の中にその悪夢を見た人がいて、そうなったんじゃないかと思う人がいた。
「そんなことしてまで教員になろうとするなんて!」
サラは拳を握り締めた。そんなことをしてまでも教員になろうとするレイが許せなかった。
「素晴らしいことではないか? 夢を叶えることができたんだぞ!」
レイは教員になれたことが嬉しくてしょうがなかった。その喜びを多くの人々に伝えたい。そして、神龍教の信者にしたいと思っていた。
「まるでドーピングをしているようだ! 強くなるためにこんなことをするなんて!」
サムも拳を握り締めた。
「ドーピングなんて、あまりにもオーバーな表現ではないか。悪いことだと思っているようだが、夢を叶えるためなら仕方がないことだ!」
レイは高笑いしていた。どうしてそんなものに例える。夢を叶えるなんて、ちっとも悪いことではない。
「その腐った脳みそ、叩き直してやる!」
「ほう、やる気か? ならば、相手してやるぞ! そして、お前らも神龍教の信者にしてやるぞ!」
レイは巨大な水色のドラゴンに変身して襲い掛かってきた。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。レイはびくともしない。
「雪の裁きを!」
サムは魔法で猛吹雪を起こした。それでもレイはびくともしない。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、氷を帯びた剣で何度も斬りつけた。レイには全く効いていないようだ。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。それでもレイには全く効いていない。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。だがレイはびくともしない。
「ガオー!」
レイは灼熱の炎を吐いた。5人は非常に大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。それでもレイはびくともしない。
「グルルル・・・」
サラは灼熱の炎を吐いた。レイは少し暑がったが、びくともしない。
「ガオー!」
レイは氷の息を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは氷漬けになった。
「氷の裁きを!」
バズは魔法でレイを氷漬けにした。だがレイはびくともしない。体力が高い。
「くそっ、体力が高い。天の裁きを!」
サムは魔法で強烈な雷を落とした。レイはびくともしない。まだまだ体力があるようだ。
「食らえ!」
レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。レイはそれでもびくともしない。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。レイは少し痛がったが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。レイの表情は変わらない。
「ガオー!」
レイは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。サムとレミーの体に火が付いた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でマルコスを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。だが、レイはびくともしない。
「ギャオー!」
サラは氷の息を吐いた。レイは少し凍えたが、びくともしない。
「ガオー!」
レイは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でレミーを復帰させた。
「癒しの力を!」
サムは魔法で5人を回復させた。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。まだレイはびくともしない。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。だがレイはびくともしない。
「食らえ!」
レイは見えないかまいたちを起こし、バズを切り裂いた。バズは一撃で倒れた。
「命の奇跡を!」
サムは魔法でバズを復帰させた。
「えいっ!」
レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で鋭く突いた。レイは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。レイは表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは氷の息を吐いた。レイはますます表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
レイは魔法で自分を回復した。レイは元気を取り戻した。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。レイはびくともしない。
「氷の裁きを!」
サムは魔法でレイを氷漬けにした。だが、レイは氷漬けにはならず、びくともしない。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で流れ星のように斬りつけた。レイは大きなダメージを受けたが、びくともしない。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。それでもレイはびくともしない。
「ガオー!」
サラは氷の息を吐いた。だが、レイはびくともしない。
「グルルル・・・」
レイは灼熱の炎を吐いた。5人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。
「命の奇跡を!」
バズは魔法でサムを復帰させた。
「それっ!」
レミーは空高く飛び上がり、炎を帯びた剣で斬りつけた。レイはびくともしない。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。レイは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「グルルル・・・」
サラは灼熱の炎を吐いた。レイは少し表情が苦しくなった。
「癒しの力を!」
レイは魔法で自分を回復した。レイは元気を取り戻した。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。レイは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。レイは表情が苦しくなった。
「えいっ!」
レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。レイにはあまり効いていないようだ。
「覚悟しろ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。レイは更に表情が苦しくなった。
「グルルル・・・」
サラは灼熱の炎を吐いた。レイは前かがみになった。
「癒しの力を!」
レイは魔法で自分を回復した。だが、表情は苦しいままだ。魔力が切れた。もう回復するだけの魔力は残されていない。
「天の裁きを!」
バズは魔法で強烈な雷を落とした。レイは大きなダメージを受け、体がしびれた。
「星の裁きを!」
サムは魔法で大量の隕石を落とした。レイはますます表情が苦しくなった。
「それっ!」
レミーは炎を帯びた剣で何度も斬りつけた。レイは前かがみになった。
「食らえ!」
マルコスは巨大な腕のオーラを作り出し、引っかいた。レイの表情はうつろうつろになった。
「とどめだ!」
サラは灼熱の炎を吐いた。レイは倒れた。
「くそっ・・・、よくも俺に歯向かったな。覚えておけ! お前らも偉大なる創造神王神龍様の生贄になるんだぞ。覚えておけ!」
レイは息絶えた。
「こんなことしてまでも夢を叶えようとするなんて。なんでも夢がかなうようなったら人生面白くないじゃないか?」
サラはレイの夢の叶え方がおかしいと思った。いくら向いてないからといって、神龍教の力を使ってまで叶えようとするなんて。自分で努力して強くなってこそやりがいがあるのに。
「そうだそうだ」
サムも同感だった。こんなことで叶えようとするなんて、許せない。もっと努力することが大切だ。
4精霊の光が旋風神カイを包んだ。すると、赤い巨大なかまいたちが現れた。旋風神カイだ。
「よくぞ来た! 奇跡のドラゴン、サラよ。お前に私の力を授けよう。そして、聖魔導、聖バゾス卿よ、新たな聖魔導を授けよう」
サラとバズの体は水色の光に包まれた。サラは力強く羽ばたき、巨大な炎の竜巻を起こす「レッドツイスター」を覚えた。
バズは見えない刀で素早く切り裂く「エアスラッシャー」を覚えた。
「選ばれし5人の魔獣達よ。世界はかつてない危機に陥っている。誰にでも叶えたい夢はある。そのためには、それなりの努力が必要だ。だが、それでもなれない場合がある。レイが教員になれなかったのはまさにそれだ。だが、そのために神龍教の力を借りて教員になることができた。彼は努力をせずしてこうなった。こんなことがあってはならない。努力なくして栄光なしなのだ。努力せずに夢が叶ったら人生は面白くないと思う。努力して、夢を叶えるこそ人生は面白い。レイはそれがわかっていない」
サラはレイのことを考えた。努力せずして夢を叶えることができたなら、人生面白くないだろう。努力してこそ人生は面白い。自分は今まで教員になるために色んなことをしてきた。勉強に、家庭教師に、教育実習。それによって、自分は成長することができた。今、夢を叶えられるほどの力を持っているのは、今までの努力のおかげだ。
旋風神カイの後ろには魔法陣がある。その魔法陣は青白く輝いている。これに乗れば入口に戻れるだろう。
5人は魔法陣に乗った。すると、周りがまばゆい光に包まれた。5人はどこかにワープした。
光が収まると、そこは灯台の入り口だ。もう夕方だ。この時間も入口の辺りには誰もいない。静まり返っている。
「さぁ、早く行かないと!」
4人はドラゴンに変身したサラの背中に乗った。5人はまぶしい西日を浴びて、エムロックタウンに向かった。
5人は空からキュラータビレッジを見ていた。夕方になっても多くの人がいた。みんな空襲を逃れた人々だ。彼らは空襲によって夢も希望も失った。どうしてこんなことにならなければならないのか。全ては神龍教のせいだ。こんなこと許せない。王神龍を封印して世界を救わねば。そして、彼らに夢と希望を与えねば。