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Magical Wars ~Legend of Red Dragon~  作者: 口羽龍
第3章 赤い竜の伝説
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第2話 滝に眠る祠(前編)

 その日の夜、5人はサイレスシティにやってきた。街は静まり返っている。人間がいた頃はにぎやかだったのに、今はこの有様だ。


 サラはサイレス港に降り立った。ちょうどカーフェリーがやってきた。だがカーフェリーの乗客は少ない。人間がいた頃はもっといたのに。10年前に乗った時のことを思い出した。あの時の賑わいをまた見たいな。


「寂しくなったわね」

「あの頃に戻りたいよ」

「そうだね」


 サラとマルコスとサムは10年前にここに来たことを思い出した。あの時はとても賑やかだった。多くの人がカーフェリーに乗っていた。多くの人が見送っていた。でも、今はこの有様だ。


 あの時の賑わいが再び来るためには、王神龍を封印して、人間を解放しなければならない。できなければ、人間は絶滅して、もうこの賑わいは見られないだろう。


「今日はここで泊まりましょ」

「うん」


 5人はここに泊まって、明日、サイレスシティに向かうことにした。


 10分ほど歩いて、5人はホテルにやってきた。人通りは少なく、静まり返っていた。10年前はどうだったんだろう。サラは考えていた。


 5人はホテルに入った。フロントには女がいた。女はサラのようなロングヘアーだ。サラとは違い、髪は染めていない。


「すいませーん、5名ですけど、部屋、空いてますか?」

「空いてますよ」


 サラはほっとした。部屋が空いていたからだ。開いていなかったら、別の所を探そうと思っていた。


「ありがとうございます」


 サラはお辞儀をした。女は笑顔で答え、部屋へ案内した。


 女は部屋のドアを開けた。部屋は3階にあって、窓からは海が見える。所々に、船の明かりが見える。とても眺めのいい部屋だ。


「こちらでございます」

「ありがとうございます」


 サラは再びお辞儀をした。


 女は部屋の扉を閉めた。それを見たサムは畳にくつろいだ。今日1日で祠と神殿を巡って疲れていた。


「取れてよかったじゃないか?」

「うん」

「明日はアインガーデビレッジに向かいましょ。聖水神レトウ様はここにいるはずよ」


 サラは冷静だ。明日の予定を考えていた。サラは最高神がどこにいるかは大学で学んでいた。だが、それがどこにあるかまで走らなかった。


「うん」

「だが、まだまだこんなにも冒険が続くとは」


 レミーは下を向いた。4つの精霊のオーブを集めたら、そのまま城に行って、王神龍を封印すると思っていた。


「しょうがないじゃない」


 サラは肩を叩いて、レミーを励ました。レミーは少し元気が出た。


「あと8日か。急がないと」

「大丈夫大丈夫。1日1ヶ所ずつ攻めていけば大丈夫よ」


 サラは計画していた。そうすれば、絶対間に合うし、日にちが少し余る。


「うん」

「大変だけど、頑張りましょ」


 サラはみんなを励ました。




 翌日、5人はホテルをチェックアウトして、港にいた。港は朝の賑わいを見てていた。だが、10年前とは程遠い。あの頃の賑わいに戻さなければ。サラは改めて思った。


「行きましょ」


 4人はドラゴンに変身したサラに乗った。目的地はアインガーデビレッジ。10年前に行った村だ。あの村で初めて王神龍の存在を知った。あれから10年。村はどうなっているんだろう。サラとマルコスは想像した。


 5人はアインガーデビレッジにやってきた。アインガーデビレッジも静まり返っていた。人は歩いていたが、彼らはみんなむっつりとしていた。


「10年前とは別だけど、何かおかしいわね」

「うん。みんなむっつりしている」


 マルコスも村の異変に気付いていた。10年前とはまた違う。ワイバーンが人間を捕まえている時とは違う。みんなむっつりとしている。まるで誰かに操られているようだ。


 サラは通りがかった女性に聞いた。その女性は赤ん坊を抱えていた。自らの子供と思われる。


「すいません、聖水の祠って、どこにあるか知ってますか?」

「・・・」


 その女性は何も反応しない。まるで5人を無視しているようだ。


「おかしいわね。何も言わないなんて」

「本当だな」


 サラは通りがかった男性に聞いた。その男が力自慢のようで、腕っぷしが太かった。


「すいません、水の祠について、ご存じですか?」

「・・・」


 やはり男も反応がない。そして5人を睨みつけているようだ。何かがおかしいとサラは思っていた。


「何でにらんでいるのかな?」

「睨んでいるように見えたの?」


 マルコスは更に聞いた。睨んでいるように見えなかった。


「俺もそう見えた。何だろう」


 バズも睨んでいるように見えた。聖魔導の力を得てから、バズも悪を見抜く力が強くなった。


「洗脳しているんだろう」


 悪を見抜く力が強いサラもそう感じていた。


「まさか。そんなことは」

「でも正しいかもしれないわ」


 サラには自信があった。絶対に自分の感は当たっていると思っていた。


 気を取り直して、5人は再び祠の位置を聞き始めた。次に聞いたのは若い男だ。その男は金髪で、耳にピアスを付けていた。


「すいません、聖水の祠ってどこにあるかご存じですか?」

「・・・」


 若者はやはり何も言わない。むっつりしている。そして何かを考えているようだ。


 5人は後ろを向いて立ち去った。5人は残念そうな表情だ。聖水の祠の位置が全くわからないからだ。


 その時5人は知らなかった。若者が後ろを振り向き、5人を見ていることを。


「大変ね。何も情報が得られないわ」

「うん」

「早く行かないと」


 サラは焦っていた。このままでは人間が絶滅してしまう。何としても早く見つけなければ。


 その時、サラは誰かの声に気づいた。


「サラ・・・」


 サラは辺りを見渡した。だが、誰もいない。サラは首をかしげた。


「誰?」

「ガーデの滝の裏へ向かえ! 待っておる」


 サラは再び辺りを見渡した。だが誰もいない。


「ガーデの滝に向かおう!」


 突然、サラは叫んだ。突然の決断に、5人は驚いた。


「どうしたの?急に」

「誰かの声が聞こえたの」

「まさか、聖水神レトウ様?」


 だが、何の反応もない。サラは思った。ただ、ガーデの滝に来いと言われた。ならば、ガーデの滝に行けば、何かがあるのでは?


「かもしれないわ。行きましょ!」

「うん! とにかく行ってみよう!」


 5人はガーデの滝に向かって歩き出した。ガーデの滝の位置は以前から知っていた。だがここに何があるかまでは知らなかった。


 滝に向かおうとしたその時、歩いていた女がトカゲの魔法使いに変身して、襲い掛かってきた。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。トカゲの魔法使いは少し痛がった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが、トカゲの魔法使いは魔法に強く、あまり効かない。


「天の怒りを!」


 サムも魔法で強烈な雷を落とした。やはりあまり効かない。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは少し痛がったが、すぐに持ち直した。


「ガオー!」


 サラは毒の息を吐いた。トカゲの魔法使いは大きなダメージを受け、毒に侵された。トカゲの魔法使いは毒に侵され、息遣いが荒くなった。


「死ね!」


 トカゲの魔法使いは鋭い爪でひっかいた。だが、毒に侵され、思うように力が出ない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。あまり効かなかったが、トカゲの魔法使いは倒れた。毒に侵され、体力を削られていたからだ。


「私、どうしてたのかしら?」


 両親になった女に気づき、サラは魔法で女の体の毒を消した。女は記憶を失っていて、放心状態だった。


「えっ、記憶ないの?」

「うん」


 女は辺りを見渡した。何があったんだろう。どうしてここにいるんだろう。女は今の状況がわからなかった。


「危ない!」


 突然、マルコスは声を上げた。後ろから2人の男が近づいてきた。男はトカゲの戦士とトカゲの魔法使いになって襲い掛かってきた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲは痛がったが、すぐに持ち直した。


「天の怒りを!」


 サムも魔法で強烈な雷を落とした。だが2匹のトカゲはびくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、流れ星のように斬りつけた。トカゲの魔法使いは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「死ね!」


 トカゲの戦士は持っていた槍で勢いよく突いた。槍は光り輝き、レミーの体を貫く。レミーは一撃で倒れた。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で巨大な水柱を落とした。4人は大きなダメージを受けた。


「ガオー!」


 サラは毒の息を吹きかけた。2匹のトカゲは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「息絶えるがいい!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが、槍は真っ二つに折れた。ドラゴンの頑丈な皮膚に傷をつけることができなかった。


「これでも食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは倒れた。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。毒に侵されたトカゲの戦士は体がしびれた。


「水の裁きを!」


 トカゲの戦士は魔法で巨大な水柱を起こした。だが、あまり強くなかった。トカゲの戦士は毒で体力を削られ、今にも倒れそうだ。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。トカゲの戦士は倒れた。


 トカゲの魔導士とトカゲの戦士は元の人間に戻った。サラは魔法で2人の毒を消した。


「洗脳されていたのかな?」

「うん。私たちに襲い掛かってきたもん」


 2人は驚いた。洗脳されていた間にこんな恐ろしいことをしていたなんて。


「アレックスさんが、幸運になれると言って、呪文を唱えたところで記憶がなくなったんだ」


 トカゲの戦士になっていた男はその時のことをよく覚えていた。突然、この村にアレックスという祈祷師が現れて、幸運になれると言って呪文を唱ええていた。


「ヤバい! また来た!」


 またもや魔獣が襲い掛かってきた。今度はトカゲの戦士2匹とトカゲの魔法使い1人だ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。3匹とも大きなダメージを受けたが、全くびくともしない。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。今さっきの戦いで体力を消耗したままだった。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。槍はマルコスの体を貫き、マルコスは倒れた。


「死ね!」


 もう1匹のトカゲの戦士が光り輝く槍でレミーを突いた。槍はレミーは体を貫き、レミーは倒れた。


「水の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。3人は大きなダメージを受けた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となり、マルコスとレミーを復帰させた。


「癒しの力を!」


 バズは魔法で5人を回復させた。


「癒しの力を!」


 サムも魔法で5人を回復させた。


「死ね!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが、槍は真っ二つになった。ドラゴンの皮膚では手も足も出ない。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「命の奇跡を!」


 サムも魔法でレミーを復帰させた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、流れ星のように斬りつけた。食らったトカゲの戦士は倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。ひっかかれたトカゲの戦士は倒れた。


「ギャオー!」


 サラは雷の息を吐いた。最後に残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


「洗脳されているのでは?」


 マルコスは腕を組んだ。これはもうアレックスが洗脳しているとしか言いようがない。何としてもアレックスを見つけ出し、倒さねば。あいつもきっと神龍教の信者だろう。もだがたら、聖水の祠にいて、石にされた聖水神レトウを見張っているかもしれない。


「そうかもしれない」


 そう思っているうちに、また敵が襲い掛かってきた。今度はトカゲの戦士とトカゲの魔法使いが2匹ずつだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。4匹とも大きなダメージを受けたが、4匹ともびくともしない。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「炎の怒りを!」


 もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法で火柱を起こした。5人は再び大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「とりゃあ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度置きりつけた。トカゲの戦士はびくともしない。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。それでもトカゲの戦士はびくともしない。


「死ね!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でレミーを突いた。レミーは一撃で倒れた。


「殺してやる!」


 もう1匹のトカゲの戦士はマルコスを何度も突いた。マルコスは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「風の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で竜巻を起こした。5人はダメージを受けたが、あまり大きくなかった。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けた。


「とおっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、流れ星のように斬りつけた。食らったトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは別のトカゲの戦士を雷を帯びた爪でひっかいた。別のトカゲの戦士も表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。4匹は大きなダメージを受け、2匹のトカゲの戦士は倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。1匹のトカゲの魔法使いは倒れた。


「氷の怒りを!」


 残ったトカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。最後に残ったトカゲの戦士は倒れた。


「あれっ? アレックスさんは?」


 洗脳が解けた男は辺りを見渡した。だがアレックスはいない。


「さぁ、知らない」


 その隣にいた女は首をかしげた。


 その時、また洗脳された村人が襲い掛かってきた。今度は3匹のトカゲの戦士と2匹のトカゲの魔法使いだ。


「そんな! また来た!」

「まるで俺たちを滝に行かせないようにしているようだ」


 マルコスは腕をまくり上げ、臨戦態勢だ。何度来ても俺の拳でぶっ飛ばしてやると思っていた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが5匹はびくともしない。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。マルコスは一撃で倒れた。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だがサラの硬い皮膚には全く効かなかった。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でマルコスを復帰させた。


「えいっ!」


 トカゲの戦士はサラを突いた。だが、サラの硬い皮膚で槍は真っ二つになった。トカゲの戦士は焦った。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。トカゲの戦士は大きなダメージを受けた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。食らったトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。レミーとマルコスの攻撃も食らったトカゲの戦士は倒れた。


「炎の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大きな火柱を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「雪の怒りを!」


 別のトカゲの魔法使いは猛吹雪を起こした。5人は大きなダメージを受け、レミーは凍り付いた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。食らったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。マルコスの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れ、残ったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「炎の力を!」


 トカゲの魔法使いは大きな火柱を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。最後に残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


「大丈夫ですか?」


 サラは倒れた人々の体をゆすった。倒れた人々は目が覚めた。サラは少し笑顔を見せた。


「俺たち、何してたのかな?」


 その男も何が起こったのかわかっていなかった。


「洗脳されていたんだ」


 マルコスは洗脳されていたことを説明した。人々は驚いていた。


「アレックスの奴め!」


 男は拳を握り締めていた。自分たちをだまして洗脳していたアレックスが許せなかった。


「とりあえず、滝に行こう!」

「うん!」


 4人はサラの背中に乗って、滝に向かった。きっとここに聖水の祠の入り口があるに違いない。そこにはアレックスもいるかもしれない。


「それにしても、まさか襲い掛かってくるとは」

「10年前とはちょっと違う恐怖ね」


 10年前はワイバーンが襲い掛かってきたが、今度は村民自体が襲い掛かってきた。10年前もそうだけど、来るたびにアインガーデビレッジでは変なことが起こってる。


「とりあえず、アレックスって、誰なの?」

「わかんないよ」


 サラはアレックスのことが気になっていた。突然現れた祈祷師で、彼らを洗脳していったからだ。


 数分飛ぶと、大きな滝が見えてきた。ガーデの滝だ。その滝は、人里離れた秘境にあって、多くの貴重な野生動物が生息している。


「ここがガーデの滝よね」


 サラはその滝に行ったことがなかった。本や教科書でしか見たことがなかった。その滝は水面までの落差が世界一で、毎年多くの観光客が訪れ、写真を撮っている。だが、この近くは自然を保護するように命令されているため、建物を作ることができない。アインガーデビレッジで買うしかない。


「何もないよね」


 5人は辺りを見渡したが、洞窟の入り口らしきものは見当たらない。いったい、どこにあるんだろう。


 その時、サラは何者かの声が聞いた。


「滝の裏に入れ」

「滝の裏?」


 サラは思わず口が走ってしまった。


「えっ、どうしたの?」

「滝の裏に行けって」


 マルコスは驚いた。マルコスにはその声が聞こえなかった。その声はサラしか聞こえなかった。


「見て! 洞穴がある!」


 サムは指をさした。すると、滝の真ん中あたりに黒い影が見えた。それが入口のようだ。


「ここが入り口?」

「わからない」

「入ってみよう」

「でも、どうやって入るんだろう」


 その時、再び誰かの声が聞こえた。


「5人の選ばれし魔族よ、入れ! 我を救い出せ!」


 その声とともに、ガーデの滝が2つに割れた。そして、割れた場所には洞窟が見えた。そこが聖水の祠の入口のようだ。


 その声を聴いた時、サラはその声はこの中で封印されている聖水神レトウではないかと思った。




 5人は滝の中の洞窟の入口にやってきた。洞窟の入り口の岩場は滝の水で濡れている。


「さぁ、行きましょ」


 5人は洞窟に入った。その先には3段に分かれた通路がある。その先は少し暗い。


「どこから進もうか?」


 5人は悩んでいた。どこから通ろうか。この先で3つに道が分かれていて、どれか1つが正しいルートだろう。


「下から行こう!」


 サラは前向きだった。失敗してでもいいから何が何でも聖水神レトウを助けなければと思っていた。


「うん!」


 5人は下の道を進んでいった。その先は少し暗く、とても静かだ。


 進み始めたその時、敵が襲い掛かってきた。リヴァイアサンとトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受けたが、耐えていた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも2匹は耐えていた。


「ガオー!」


 リヴァイアサンは氷の息を吐いた。レミーは大きなダメージを受け、凍り付いた。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。リヴァイアサンは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。リヴァイアサンは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「とどめだ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは倒れた。


 その先に進んでいくと、真ん中の通路と上の通路に通じる下り階段が見えた。どうやら3本の道がここで合流するみたいだ。


「あれっ、結局ルートは1つだったみたい」

「そうだね」


 その先に進もうとしたその時、敵が襲い掛かってきた。今度は半魚人2匹とトカゲの魔法使い1匹だ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、耐えていた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。だが5匹とも耐えていた。


「食らえ!」


 半魚人は持っていた剣でサラを斬りつけた。だが剣は真っ二つになった。サラの硬い皮膚には全く通用しない。


「死ね!」

 別の半魚人は持っていた剣でマルコスを斬りつけた。マルコスは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。

「水の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。だが、半魚人にはあまり効かなかった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。レミーの攻撃も受けた半魚人は表情が苦しくなった。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でマルコスを復帰させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。トカゲの魔法使いは倒れた。レミーとサラの攻撃も食らった半魚人は表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。半魚人は倒れた。


「くそっ!これでも食らえ!」


 残った半魚人は持っていた剣でレミーを斬りつけた。レミーは一撃で倒れた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。半魚人は苦しそうな表情になった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。半魚人は大きなダメージを受け、倒れた。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でレミーを復帰させた。


 その先には出口がある。出口の向こうも薄暗かった。


「行きましょ」


 5人は出口を抜け、次の部屋に入った。だが、今さっきと同じ部屋だ。


「あれっ?同じ所だ」

「正しい道で行かなければならないのか?」


 サラはその時気づいた。正しい道のりで行かなければ先に進めないのでは?


「きっとそうだ。今度は真ん中から行ってみよう」


 5人が進もうとしたその時、敵が襲い掛かってきた。2匹のリヴァイアサンと1匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。だが3匹はびくともしない。


「炎の力を!」


 トカゲの魔法使いは魔法で火柱を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスの体に火が付いた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受け、1匹のリヴァイアサンがしびれた。


 しびれていないリヴァイアサンがレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。しびれたリヴァイアサンの表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。しびれたリヴァイアサンは倒れ、トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「氷の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で猛吹雪を起こした。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 リヴァイアサンは大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受けた。トカゲの魔法使いは倒れ、リヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。リヴァイアサンは倒れた。


「真ん中だったわね。行きましょ」


 5人は中断の通路に進んだ。その通路は今さっき通った下の通路より少し床が明るい。


 5人が階段を上ろうとしたその時、また敵が襲い掛かってきた。3匹のトカゲの戦士と1匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。大きなダメージを与えることができたが、4匹とも耐えていた。


「食らえ!」


 1匹のトカゲの戦士は光り輝く槍でサムを突いた。サムは一撃で倒れた。


「覚悟しろ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。それでもトカゲの戦士はびくともしない。


「終わりだ!」


 もう1匹のトカゲの戦士が光り輝く槍でレミーを突いた。レミーは一撃で倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、サムとレミーを復帰させた。


「炎の力を!」


 トカゲの魔法使いは魔法で火柱を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「食らえ!」


 トカゲの戦士はサラを突いた。だが、サラには全く効かず、槍が真っ二つに折れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受けた。マルコスの攻撃も受けたトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は再び大きなダメージを受けた。マルコスの攻撃も受けた。トカゲの戦士は倒れた。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。2匹のトカゲの戦士は倒れた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「水の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。トカゲの魔法使いは倒れた。


「気を取り直して行きましょ」


 5人は階段を上り、真ん中の通路を歩いていた。


「どうしてこの通路だけ色が違うんだろう」


 サムは首をかしげていた。それには何か意味があるに違いない。


 5人は階段を上って1段上の通路を歩いていた。


「この道が正しかったんじゃないかな? 1本だけ色が違うから」

「きっとそうだろうな」


 1本だけ色が違うのには何か理由があるとサラは思っていた。


 通路の真ん中に差し掛かった時、敵が襲い掛かってきた。1匹の半魚人と1匹のリヴァイアサンと1匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受けたが、しっかりと耐えている。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも3人は耐えている。


「炎の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で巨大な火柱を起こした。5人は大きなダメージを受け、サムとレミーの体に火が付いた。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、リヴァイアサンを何度も斬りつけた。だがあまり効かない。


「食らえ!」


 半魚人は光り輝く槍でマルコスを突いた。マルコスは一撃で倒れた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。半魚人は表情が苦しくなった。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でレミーを復帰させた。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けた。サラとバズは何とか耐えたが、マルコスとサムとレミーは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。半魚人は倒れ、リヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはサラに噛みついた。だが、リヴァイアサンの歯は粉々に砕けた。サラの皮膚が強かったからだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。リヴァイアサンは倒れ、トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。トカゲの魔法使いは倒れた。


「早く行きましょ!」


 サラは先を急ごうとした。だが、再び敵が襲い掛かってきた。今度は4匹のトカゲの戦士と1匹のリヴァイアサンだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。それだけでは5匹はびくともしない。


「食らえ!」


 トカゲの戦士が光り輝く槍でバズを突いた。だがバズには全く効かない。聖なる力を持ったバズには一撃必殺の技は全く効かない。


「死ね!」


 もう1匹のトカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だがサラにも全く効かず、槍は真っ二つに折れた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも5匹は耐えていた。


「覚悟しろ!」


 もう1匹のトカゲの戦士はレミーを何度も突いた。レミーは大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でトカゲの戦士をひっかいた。トカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。マルコスの攻撃も受けたトカゲの戦士は倒れた。


 リヴァイアサンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、毒に侵された。レミーは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは毒に侵されながらも空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。マルコスの攻撃も食らったトカゲの戦士は倒れた。だが、レミーは毒で倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。残った4匹は少し表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。食らったトカゲの戦士は倒れた。


「死ね!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。槍はマルコスの体を貫き、マルコスは倒れた。


「とりゃあ!」


 レミーは姿を消し、頭上から斬りつけた。トカゲの戦士は急所を突かれ、倒れた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「死ね!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でバズを突いた。だが聖なる力を受けたバズには全く効かない。


「食らえ!」


 もう1匹のトカゲの戦士はレミーを何度も突いた。レミーは大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は倒れた。リヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。リヴァイアサンは倒れた。


「早く行こう!」


 5人は走り出した。その先には下り階段があった。


 下り階段の先には、次の部屋の入り口があった。この道で合っているのか。5人は不安だった。


「本当に合ってるのかな?」


 サムは不安だった。また同じところに戻ってしまうんじゃないか。


 5人は次の部屋に入った。だが、また同じ部屋だ。通路が3段に分かれていて、階段でつながっていた。


 その時、どこからともなく鐘が鳴った。5人は驚いた。


「鐘が鳴ったね」

「合ってるってことかな?」

「そうかもしれない」


 5人は先を見た。すると、色の違う階段の位置が違う。今さっきは真ん中だったが、今度は上だ。


「今さっきは真ん中だったよね」

「うん」

「早く行きましょ」


 5人は今度は上の通路に向かおうとした。だが、再び敵が襲い掛かってきた。今度は1匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。3匹はびくともしない。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。やはりびくともしない。


「星の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大量の流れ星を落とした。5人は大きなダメージを受け、苦しい表情になった。


「炎の力を!」


 もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法で火柱を起こした。レミーは大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。リヴァイアサンは少し表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


 リヴァイアサンはマルコスに噛みついた。マルコスは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「癒しの力を!」


 サラは魔法え5人を回復させた。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でレミーを復帰させた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。リヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは姿を消して、頭上から斬りつけた。トカゲの魔法使いは少し苦しい表情になった。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは魔法でマルコスとサムとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「氷の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法でレミーを氷漬けにした。レミーは大きなダメージを受け、氷漬けになった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。リヴァイアサンは倒れた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で5人を回復させた。だがまだまだ足りない。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。マルコスの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。


「癒しの力を!」


 サラは魔法で5人を回復させた。


「炎の怒りを!」


 残ったトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。残ったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


「行くぞ!」


 5人は先に進んだ。通路はとても静かだ。だが、いつ敵が襲い掛かってくるかもしれない。5人は警戒していた。


「あの槍の一撃には気を付けないとね」


 サラは光り輝く槍の一撃を警戒していた。一撃必殺の技だからだ。マルコスとレミーはいつも一撃で倒れている。


 階段を下りようとしたその時、敵が襲い掛かってきた。3匹のトカゲの戦士と2匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は再び大きなダメージを受けた。


「死ね!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でレミーを突いた。だが、レミーは素早くよけた。


「覚悟しろ!」


 別のトカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。だが、マルコスも素早くよけた。


「とりゃあ!」


 また別のトカゲの戦士はサラを突いた。だが、サラの硬い皮膚で槍は真っ二つになった。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、攻撃を与えたトカゲの戦士を何度も突いた。トカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も食らったトカゲの戦士は倒れた。


「水の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「大地の怒りを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で地響きを起こした。5人は再び大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「殺すぞ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが、サラの硬い皮膚には傷をつけることができない。槍はまたもや真っ二つになった。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士は光り輝く槍でサムを突いた。槍はサムの体を貫き、サムは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は倒れたが、トカゲの魔法使いは何とか耐えていた。


「炎の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で巨大な火柱を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「炎の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、バズは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 バズは魔法で自分を完全に回復させた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。マルコスの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。最後に残ったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 サラは雷の息を吐いた。最後に残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


 5人は階段を下りて、再び下に降りてきた。その先には次の部屋への入り口がある。


「この道で合ってたかな?」

「大丈夫だと信じよう!」


 5人は次の部屋に進んだ。その時、鐘が鳴った。


「ここで合ってたみたい」

「色の違う通路が正しいみたいだな」

「そうみたいだな。これで謎は解けたってことだ」


 サムは腕を組んだ。謎が解けて嬉しかった。


「まだ喜ぶ時じゃないわよ。聖水神レトウ様を救うまで油断できないわ」


 サラはまだ気が抜けないと思っていた。


「えーっと、今度は下ね」


 サラが床を見ると、色が違うのは下の通路だ。次は下を進めば大丈夫だ。


 5人が下の通路を進み始めた時、敵が襲い掛かってきた。2匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでもびくともしない。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはマルコスに噛みついた。マルコスは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「グルルル・・・」


 別のリヴァイアサンはレミーに向かって強烈な水鉄砲を吐いた。レミーは大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。リヴァイアサンは大きなダメージを受け、リヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も受けたリヴァイアサンは倒れた。


 サラは空高く飛び上がり、炎をまとった。その姿は、炎竜神マグスのようだ。


「とりゃーっ!」


 サラは巨大な火の玉のようになって、頭上から3匹に体当たりした。これが、巨炎竜だ。3匹は非常に大きなダメージを受け、一気に表情が苦しくなった。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは表情が苦しくなった。


「炎の怒りを!」


 もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は再び大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは倒れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を起こした。3匹は倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「これが、炎竜神マグス様から授かった技?」


 マルコスはサラは使った技に驚いていた。こんな派手な技を見たことがなかった。


「うん」


 サラは自信気だ。その力を用いて、世界を救ってみせる。


 5人は下の通路に降りてきた。それを待ち受けていたかのように、敵が襲い掛かってきた。2匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。それだけでは4匹はびくともしない。


「天の怒りを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも4匹はびくともしない。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けた。


「炎の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で火柱を起こした。5人は再び大きなダメージを受け、レミーの体に火が付いた。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。リヴァイアサンは少しひるんだものの、すぐに持ち直した。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も受けたリヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、倒れた。


「グルルル・・・」


 リヴァイアサンはマルコスに噛みついた。マルコスは倒れなかったものの、毒に侵された。


「ギャオー!」


 サラは雷の息を吐いた。マルコスとレミーの攻撃も食らったリヴァイアサンは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。残ったリヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。トカゲの魔法使いは少し苦しい表情を見せたが、すぐに持ち直した。


「水の裁きを!」


 レミーの攻撃を食らったトカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとバズは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 サラは魔法で5人を回復させた。


「炎の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。リヴァイアサンは倒れた。


「癒しの力を!」


 バズは魔法で5人を回復させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を起こした。2匹は大きなダメージを受け、1匹のトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。トカゲの魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


「早く行こう!」


 5人は先を急いだ。早く聖水神レトウ様を助けなければ。


 5人は次の部屋に入った。その時、鐘が鳴った。5人は驚き、笑顔を見せた。行ったルートが間違っていなかったからだ。


「やっぱり色の違う床の通路を通ればよかったんだな」

「うん。次は下だね」

「これで解決! さぁ次に行こう!」


 5人が進もうとしたその時、敵が襲い掛かってきた。3匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの戦士だ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、1匹のリヴァイアサンがしびれた。


「ガオー!」


 1匹のリヴァイアサンがサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を起こした。5匹は再び大きなダメージを受けた。だが5匹はびくともしない。


「グルルル・・・」


 もう1匹のリヴァイアサンがレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、倒れた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。食らったリヴァイアサンは表情が苦しくなったが、すぐに持ち直した。


「ガオー!」


 しびれたリヴァイアサンがサラに噛みついた。サラは大きなダメージを受けたものの、何とか耐えていて、毒に侵されなかった。


「ギャオー!」


 サラは雷の息を吐いた。5匹は大きなダメージを受けた。マルコスの攻撃も食らったリヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「死ね!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。槍はマルコスの体を貫き、マルコスは倒れた。


「殺すぞ!」


 もう1匹のトカゲの戦士はサラを突いた。だが槍は真っ二つになった。サラの皮膚があまりも頑丈だからだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、マルコスとサラの攻撃も食らったリヴァイアサンは倒れた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法で自らの毒を消した。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとレミーを復帰させた。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはサムに噛みついた。サムは大きなダメージを受け、倒れた。


「グルルル・・・」


 もう1匹のリヴァイアサンはレミーに噛みついた。レミーは大きなダメージを受け、毒に侵された。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でバズを突いた。だが聖なる力を持つバズには全く効かなかった。


「死ね!」


 トカゲの戦士はバズを何度も突いた。バズは大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のリヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。リヴァイアサンは倒れた。


「覚悟しろ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。もう1匹のリヴァイアサンは倒れた。


「命の奇跡を!」


 サラは魔法でサムを復帰させた。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが頑丈な皮膚のサラには全く効かず、槍は真っ二つに折れた。


「水の裁きを!」


 もう1匹のトカゲの戦士は魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は倒れた。


「いつまでこの無限ループは続くんだろう」


 マルコスはあきれていた。いつまでこんな無限ループが続くのか。いつになったら次の部屋に行けるんだろう。


「わからないけど、早く行きましょ」

「そうね」


 5人は真ん中ぐらいに進んだその時、再び敵が襲い掛かってきた。2匹のトカゲの戦士と3匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹はびくともしない。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で火柱を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、しっかりと耐えていた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも5匹はびくともしない。


「氷の裁きを!」


 もう1匹のトカゲの戦士は魔法でサムを氷漬けにした。サムは大きなダメージを受け、凍り付いた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。食らったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 別のトカゲの戦士は魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、サムとレミーは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、サムとレミーを復帰させた。


「食らえ!」


 トカゲの戦士はサムを何度も突いた。サムは大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士は光り輝く槍でバズを突いた。だがバズには効かない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受け、マルコスの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は倒れた。


「炎の裁きを!」


 トカゲの戦士は魔法で巨大な火柱を起こした。5人は大きなダメージを受け、サムとレミーは表情が苦しくなった。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で何度も斬りつけた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなり、体がしびれた。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も受けたトカゲの魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。残ったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、サラ以外の4人は倒れた。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。トカゲの魔法使いは倒れた。


「早く行こう!」


 5人は先を急いだ。早く聖水神レトウ様を救わなければ。


 5人は部屋の出口にやってきた。これが最後であるように。早く聖水神レトウ様に会えるように。5人は願っていた。


 出口に差し掛かったその時、敵が襲い掛かってきた。1匹の半魚人と1匹のトカゲの戦士と2匹のトカゲの魔法使いだ。


 バズは毒の牙で半魚人に噛みついた。半魚人は毒に侵され、顔色が悪くなった。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。4匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。半魚人は大きなダメージを受けたが、それでも表情は変わらない。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。

「星の怒りを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で大量の流れ星を落とした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。毒に侵され、体力を削られていた半魚人は表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 サラは魔法で5人を回復させた。


「死ね!」


 半魚人は光り輝く剣でサラを突いた。だが、頑丈な皮膚のサラには全く効かない。半魚人は毒で体力を奪われ、倒れた。


「息絶えろ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でマルコスを突いた。槍はマルコスの体を貫き、マルコスは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でマルコスを復帰させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。3匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「覚悟しろ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。レミーやマルコスの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは倒れた。トカゲの戦士の表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 トカゲの戦士はレミーを何度も突いた。レミーは大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 バズは魔法でレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。トカゲの戦士は倒れ、残ったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「とどめだ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


 5人は再び入り口に入った。だが、また同じ部屋だ。そしてまた鐘が鳴った。鐘が鳴ることだけが嬉しい。今度は上の通路へ向かう階段の色が違う。次は上のルートを進む。


「まだ続くのか」

「これで最後がいいな」


 あきれつつ、5人は上の通路へ向かう階段を上ろうとした。その時、再び敵が襲い掛かってきた。3匹のトカゲの戦士と3匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも6匹はびくともしない。


「水の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、耐えていた。


「炎の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは表情が苦しくなった。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、何度も斬りつけた。トカゲの魔法使いは大きなダメージを受けた。少し苦しい表情を見せたが、すぐに持ち直した。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。レミーの攻撃も食らったトカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 表情が苦しくなったトカゲの魔法使いは魔法で強烈な雷を落とした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとレミーは倒れた。サムは耐えたが、体がしびれた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとレミーを復帰させた。


「食らえ!」


 トカゲの戦士はレミーを何度も突いた。それだけではレミーはびくともしない。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士はマルコスを何度も突いた。体力の高いマルコスはびくともしない。


「息絶えろ!」


 更に別のトカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが、皮膚の硬いサラには効かず、槍は真っ二つに折れた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。6匹は大きなダメージを受け、トカゲの魔法使いが1匹倒れた。

「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けた。3匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは表情が苦しくなった。


「水の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。再び5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムとレミーを復帰させた。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でバズを突いた。だが、聖なる力を持つバズには効かない。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士はレミーを何度も突いた。レミーは大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「殺すぞ!」


 また別のトカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが硬い皮膚のサラには全く効かない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法強烈な雷を落とした。3匹のトカゲの戦士は一気に倒れた。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けた。マルコスとレミーは倒れた。


「水の裁きを!」


 別のトカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。3人は大きなダメージを受け、サムとバズは倒れた。サラも表情が苦しくなった。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、4人を復帰させた。


「癒しの力を!」


 サムは魔法でサラを回復させた。サラは完全に回復した。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹は大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは倒れた。


「とどめだ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。残ったトカゲの魔法使いは倒れた。


 5人は上の通路への階段を歩き始めた。


「これで最後にしてほしいな」

「ほんとほんと。こんなに繰り返すと余計に疲れてくるよ」


 サムは下を見上げていた。下には多くの敵がうろうろしている。


 階段を上り終えて、通路に踏み入れたその時、敵が襲い掛かってきた。1匹のリヴァイアサンと2匹のトカゲの戦士と2匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。それだけでは5匹はびくともしない。


「ガオー!」


 リヴァイアサンはサラに噛みついた。サラは大きなダメージを受けたが、毒に侵されない。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。5匹は大きなダメージを受けたが、それでもびくともしない。


「それっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。食らったリヴァイアサンは少しく表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でレミーを突いた。槍はレミーの体を貫き、レミーは倒れた。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士は光り輝く槍でサムを突いた。だがサムには効かなかった。透明になって避けた。


「覚悟しろ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。リヴァイアサンは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。リヴァイアサンは倒れた。


「炎の力を!」


 トカゲの戦士は魔法で火柱を起こした。4人は大きなダメージを受け、マルコスとバズは倒れた。


「水の怒りを!」


 トカゲの戦士は魔法で大津波を起こした。2人は大きなダメージを受け、サムは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、4人を復帰させた。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は何度もレミーを突いた。レミーは大きなダメージを受け、表情が苦しくなった。


「死ね!」


 別のトカゲの戦士は光り輝く槍でレミーを突いた。槍はレミーの体を貫き、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 サムは魔法でレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「グルルル・・・」


 サラは雷の息を吐いた。2匹のトカゲの戦士とトカゲの魔法使いは倒れた。


「炎の裁きを!」


 残ったトカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受けたが、何とか耐えていた。


「とどめだ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。最後に残ったトカゲの魔法使いは倒れた。

 通路を進んでいくと、下り階段がある。その先には出口がある。


「今度こそこの部屋が最後であってほしいね」


「うん」


 5人はそう願いつつ、階段を下りた。5人の足取りは疲れていた。同じ部屋を通って、連戦連戦の繰り返しだ。もう同じ部屋を通るのはこりごりだと思っていた。


 5人は階段を下りてきた。ちょうどその時、敵が襲い掛かってきた。2匹の半魚人と2匹のトカゲの戦士と2匹のトカゲの魔法使いだ。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。6匹はびくともしない。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。それでも6匹はびくともしない。


「星の怒りを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大量の流れ星を落とした。5人は大きなダメージを受けたが、びくともしない。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。食らった半魚人は表情が苦しくなった。


「水の裁きを!」


 もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスは倒れた。


「えいっ!」


 レミーは空高く飛び上がり、雷を帯びた剣で斬りつけた。マルコスの攻撃も食らった半魚人は倒れた。


「死ね!」


 半魚人は持っていた剣で斬りつけた。レミーは痛がったが、そんなに大きなダメージを受けなかった。


「食らえ!」


 トカゲの戦士は光り輝く槍でレミーを突いた。槍はレミーの体を貫き、レミーは倒れた。


「命の奇跡を!」


 サラは魔法でレミーを復帰させた。


「死ね!」


 もう1匹のトカゲの戦士は光り輝く槍でサラを突いた。だが、皮膚の硬いサラには全く効かない。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。半魚人は表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 サムは魔法で強烈な雷を落とした。半魚人は倒れ、2匹のトカゲの戦士は表情が苦しくなった。


「炎の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で溶岩を起こした。5人は大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは表情が苦しくなった。


「氷の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で5人を氷漬けにした。5人はぽ大きなダメージを受け、マルコスとサムとレミーは倒れた。


「不死鳥の力を、我に!」


 サラは不死鳥となって、マルコスとサムレミーを復帰させた。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。2匹のトカゲの戦士は倒れた。


「水の裁きを!」


 トカゲの魔法使いは魔法で大津波を起こした。5人は大きなダメージを受け、バズは表情が苦しくなった。


「癒しの力を!」


 サムは魔法でサムを回復させた。


「氷の裁きを!」


 もう1匹のトカゲの魔法使いは魔法で5人を氷漬けにした。5人は大きなダメージを受けたが、倒れはしなかった。ただ、レミーが氷漬けになった。


「食らえ!」


 マルコスは雷を帯びた爪でひっかいた。トカゲの魔法使いは表情が苦しくなった。


「ガオー!」


 サラは雷の息を吐いた。マルコスの攻撃も受けたトカゲの魔法使いは倒れ、残ったトカゲの魔法使いも表情が苦しくなった。


「天の裁きを!」


 バズは魔法で強烈な雷を落とした。最後に残ったトカゲの魔法使いは倒れた。

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