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華夏神話  作者: 芒果 (Mango)
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蚩尤の後悔と三苗の後悔

 苦しい、苦しいぞ。このような苦しみは生まれて初めてだ。三苗どもよ、一体儂に何をしたのだ。いや、奴らの事だ、きっと蠱毒であろうが蠱毒こどくなどこの儂には大して効かぬのに。それになぜだ、いつ蠱毒を行ったのだ、おそらくはあの使者どもが来て行った宴会の時か、それしか考えられぬが。あの舞いを舞っていた女どもが蠱毒を行っただと、この儂と兄弟達を目の前にして蠱毒を行っただと?我らの目が節穴だと言うのか、それに我らを目の前にして平然と蠱毒をやってのける胆力などあるものか。……そうか、そういうことかわかったぞ。あの女ども自体が三苗の術者に操られていたのか。それなら合点がいく。儂らの目を欺いて蠱毒を仕掛けるとは、そうすると三苗は儂らすら滅ぼしかねん恐ろしい存在という訳か。いっそのこと滅ぼしてしまいたいがそれよりもまずはこの術を何とかせねば。いや待て、殺すのは上手いやり方ではない、味方につけた方が何かと使いようがあるではないか。……苦しい、意識が遠のいていく。しかし、儂はこんな所で死ねん。そう、我らの一族に繁栄をもたらし、子々孫々に渡って栄えていく、その基盤を作るまでは。我らの民よ、今しばらく飢えに耐えてくれ。そして、もうすぐだ、もうすぐあの米という食いものを毎日心行くまで味合わせてやろう。


 「ぬかったわい…。まさかこの儂がこのような目に遭おうことなど…、思いもよらなかったぞ。」


 暁を覚えようとしていた頃、蚩尤しゆうはふと目を覚まし力なく呟いた。蚩尤しゆう蠱毒こどくにより長い間生死の境を彷徨っていた。

 木造の屋敷にひかれた麻の布団に寝転がり天井の木の木目を見ていた。枕元には最近折られたと思われる楓の木が供えられていた。蚩尤達九黎族は古来から楓の木を信奉していたので蚩尤の傍で世話をしている女たちが蚩尤の回復を祈って置いていったのであった。


 事の発端は一年近く前に遡る。軒轅けんえん達華夏族が住む中原の外周は大荒たいこうと呼ばれていた。蚩尤も大荒におり、九黎族きゅうりぞくを率いて大荒の東をほぼ平定していた。そして最後に残った大きな部族であった三苗族さんびょうぞくを攻めようとしていたが、蚩尤の侵攻を知ると三苗族はすぐさま恭順の姿勢を取り蚩尤に降伏の使者を送り、多くの宝物を蚩尤に献上した。その使者の中には多数の美女がいたため蚩尤たちは気分を良くしてこの降伏を受け入れたのだ。


 使者が向上を述べ宴席が設けられた。その宴席では三苗族の女たちが伝統の踊りを披露してその場を大いに盛り上げ、三苗族から送られた山海の珍味を味わった。

 あくる日から蚩尤の体調は少しずつ悪化していった。一体何事かと兄弟達も不思議がったが、兄弟達の中にも三苗族の美女たちの踊りを見て三苗族から献上された山海の珍味を食べたものの中に体の不調を訴える者が多数現れた。この時、誰もが疫病かと思ったが天然痘やコレラ程度の疫病ならば蚩尤とその兄弟達は意に介さない。なぜならば、北方の疫神おんしんである禺疆ぐうきょうも今は蚩尤の側についていたからであった。

 さらに奇怪なことに三苗族の女たちが全員いなくなっていた。警備が厳重な蚩尤の砦を誰にも気づかれずしかも大勢で出ることは不可能であったが、三苗族はこれを見事にやって見せたのだ。

 この時蚩尤達は三苗の本当の恐ろしさを理解した。それは三苗族は戦闘を得意とする部族ではなく。呪術使いの部族であることを。


 蚩尤たちの病状は半年が経過する頃には立てないほどに重くなっていた。三苗族の踊りを見ず、食べ物も食べなかった兄弟達は蚩尤とその兄弟達の様子を見て危機感を覚えた。この呪いを解くためにはどうすればいいだろうかと話し合ったが、幾ら話し合っても結論は三苗族に直々に聞く以外には無かった。

 蚩尤の兄弟達の内、無傷で残ったのは36人であったが、残った兄弟達は九黎の軍勢を集めて三苗族の拠点へ向けて進軍する決断を下した。これまで蚩尤なしで戦争をしたことが無かった兄弟達であったが、兄弟達の窮地に立ちあがったのだ。それに蚩尤が亡くなると中原制覇のみならず、これまで築いてきた九黎族の勢力をも縮小することになるだろうことは彼らにも分かっていた。勢力を拡大しつつある九黎族にとっては蚩尤は文字通り大黒柱であったのだ。

 三苗族の拠点は深い山中にあり、山々の間には大きな川が流れていた。拠点はその川の傍の山の斜面に有った。


 蚩尤軍が三苗族の拠点に到着すると三苗族は戦闘の準備を整えており砦の前で迎え撃った。王の蚩尤さえいなければ何とか勝てるかもしれないと踏んでいたからであった。

 しかし三苗族にとっても誤算があった。それはまだ蚩尤が生きていることであった。今回三苗族は自分たちの持つ呪術の中でも禁術とされている術を用いたのだ。この術を使って生きているはずがないのであるが、現に蚩尤の兄弟達は蚩尤の呪いを解けと喚き散らしているのである。

 この時三苗の長老たちは自分たちはもしかして想像以上に恐ろしい軍勢を相手にしているのではないかと不安がよぎっていた。

 今回、三苗の呪術者たちが用いた蠱毒には毒蜂、馬蜂、藍蛇、白花蛇、青蛇、吹風蛇、金環蛇など現在では見られなくなった種の強力な毒を持つ毒虫が用いられていた。これらの毒虫を壷に入れて最後の一匹になるまで互いに食わせ合うが、行う時期は比較的暖かい上に湿度の高い時期が選ばれていた。この日は現在で言うと旧暦の五月五日の端午の節句の時期にあたった。


 生き残った毒虫は壷から取り出された後に殺して天日に干される。するとこの毒虫の死体から曼荼羅草などの草が生えて来るのでこれを粉末にして蠱薬と為す。この蠱薬を大量に作り大きな碗に貯めておき術者の寝床の下に置くと、碗の中から枝が伸び、碗の中には閉じた目があることが見て取れるようになる。そして術者が術を唱えるとその目は少しずつ開きやがて碗から出てきて形を成していく。

 この蠱毒は挑生蠱ちょうせいこと呼ばれており、呪いの力があまりにも強すぎたので禁呪として長く使用されてこなかったのだ。この挑生蠱を踊り子の体に纏わせ近づいた者たちに蠱を送り込んだのだ。さらに、蚩尤に対しては三苗はこの挑生蠱に加えて鴆毒ちんどくまで用いている。死ななない人間などいるはずがなかった。蚩尤は元々は人間であるがこの時もはや軍神として神の領域に到る存在となっていた。


 蚩尤の兄弟達に率いられた九黎軍が三苗族と対峙したとき、三苗族の軍勢は3000人程いるのが見て取れた。対する蚩尤軍は36人の兄弟と1500人の九黎族の兵がいた。

 三苗族の方が兵士数は多いが、圧倒的な戦闘力を誇る兄弟達と強兵である九黎兵にとってはどうと言うことのない兵力差であった。


 「全軍突撃しろー!」


 と、兄弟達は口々に叫び手勢を引き連れて三苗軍を攻撃した。しかし、三苗族の軍隊は蚩尤軍に押されてすぐに後退を始めてしまったのだ。


 「何だ、この腰抜けどもが。」


 と、兄弟達は三苗軍の余りの覇気のなさに拍子抜けしこの調子だとすぐに拠点を制圧できると踏んだ。


 「おう、あんな奴らすぐに片づけてやる。」


 九黎軍は一丸となり三苗軍の追撃を始めたのであるが、これは三苗の作戦であった。


 「ぐわぁぁぁぁっ!!!」


 蚩尤軍は砦付近まで攻め上がると突然これまで聞いたことのない獣の大きな叫び声を聞いた。この大声にその場にいた誰もが一瞬動作を停止し、その声の主へと一斉に振り向いた。そこには巨大な猿のような怪物がゆっくりと川から上がってこちらに向かって歩いてのしのしと近づいていたのであった。

 その怪物は獅子鼻で金色の目をしており額は突き出しており、白い頭に青い体で全身は毛で覆われていた。川に住む伝説の猛獣、無支祁むしきであり余りの凶暴さに神々によって封印されていたのを解放して呪術によりこの怪物を操っていたのであった。


 「何だ、あの化け物は…?まあ良い、骨のないやつばかりで物足りなかったところだ、叩き殺してやる。」


 その異様な光景にさすがの蚩尤の兄弟達もたじろいたが、筋金入りの蚩尤の兄弟達である、すぐさま標的を見据えて我先にと無支祁に立ち向かっていった。

 しかし、力の差は歴然で一撃で十丈ほど吹き飛ばされてしまった。頑丈な兄弟達の体はこの強烈な一撃にも耐えることが出来、吹き飛ばされては立ち上がり再び無支祁に向かって行った。

 兄弟達は鉄の剣で斬りつけたが、硬い毛と皮膚に斬撃はあまり効果的ではなく薄皮一枚を傷つけるにとどまっていた。そして攻撃しては吹き飛ばされてを繰り返しただ時間だけが経過していった。


 兄弟達の数名は機転を利かせて無支祁を無視して直接三苗族の呪術師を殺そうと思い、呪術師が無支祁を操っている砦へと向かった。しかし、三苗軍はその動きもあらかじめ予想しており砦の門の前には別の怪物たちが配置されていた。それは封豨ほうき修蛇しゅうだ鏨歯ざんし化蛇かだであった。封豨は巨大な猪の怪物であり貪欲の象徴でもあった。修蛇は象を食べると言われており、食べた象は3年かけて消化した後に、骨のみを吐き出したと言う。後世では修蛇は封豨と共に封豨長蛇と呼ばれ貪欲の象徴として用いられるようになっていた。蚩尤軍は怪物と三苗軍に完全に包囲されてしまっていた。


 どの怪物も以前少典が戦った相柳そうりゅうに劣らず獰猛な怪物でこの時代においても伝説と化している化け物ばかりであった。特に無支祁は飛びぬけて狂暴であり破壊力も桁違いであった。

 蚩尤の兄弟達は苦戦し、誰もが三苗族がこれほどまでに強力な呪術を用いると共にここまで自分達を追い詰めるとは夢にも思っていなかった。

 この場に兄弟ですら足元にも及ばない並外れた戦闘力を持つ蚩尤さえいれば無支祁など倒してしまっていただろう、しかしその蚩尤に呪いを掛けられ戦闘不能にされてしまったことは兄弟達にとって痛恨の極みであった。

 怪物たちと兄弟達は戦い続けていた。修蛇や封豨などには兄弟達数人がかりで対峙するとともに蚩尤軍の弓隊による援護射撃で優勢に戦いを展開していたが、流石に伝説の怪物である無支祁には手も足も出ずに次第に一人、また一人と戦闘不能に追い込まれていっていた。戦況は九黎軍が圧倒的に不利となっておりこのままでは敗北は時間の問題であった。


 そんな中兄弟の一人が無支祁に吹き飛ばされた後に砦の柵に打ちつけられた。柵は頑丈に作れられていたのであるが、幸運にもその柵の木は白蟻に食われて脆くなっており、これに気づいた兄弟は脆くなった柵を破壊して砦の中へ入りこむことに成功したのだ。

 砦の中で怪物に暴れられると砦が破壊される上に怪物を操っている呪術師にも被害を及ぼすために砦の中には怪物はいなかった。砦内を守る三苗軍がすぐさま兄弟の侵入を発見し5人ほどの兵士が一斉に襲ってきたが兄弟はこれを返り討ちにした後、門に向かって走り出した。門は木材で閂がなされており、この閂を外すと門が開いた。


 「おい、ここだー、ここから中に入れるぞー!」


 と叫ぶと、これを見た数人の兄弟達は一斉に門へ向かって走り出した。


 「きゅ、九黎軍が砦に入ってきた!直ちに倒せ!!」

 

 と、砦の兵士たちは蚩尤の兄弟達を見つけると攻撃を仕掛けたが、一旦砦に入るともはや兄弟に対抗できるものはおらずに三苗軍は大混乱に陥り逃げ惑った。

 砦に入った兄弟達は呪術師を探し回り見つけて皆殺しにしようと思った。そして襲ってくる三苗の兵士を倒しながら方々探し回り、遂に砦内の大きな屋敷にある一つの部屋で呪術師たちが術を発動しているのを見つけた。

 この兄弟達の乱入で術者たちの集中力が乱れ外で暴れる怪物たちは制御を失い、無支祁は川へと入っていき他は暴れながら砦から離れて行ったのであった。

 砦の外では化け物がいなくなったことで九黎軍が勢いを盛り返し攻撃に転じて数に勝る三苗軍を圧倒していた。


 「殺せー、殺してしまえ!」


 砦の中では蚩尤の兄弟達が兄弟達を死の寸前にまで追い詰めた憎き張本人を目の前にして皆怒りの言葉を喚き散らしながら怯える呪術者達を皆殺しにしようとしていたが、


 「まて!殺してはならん!」


 と、兄弟の一人が身を挺してこれを制止した。


 「こいつらを殺すと兄者たちは助からんぞ、それでもいいのか?」


 と、兄弟の一人が必死で他の兄弟達をなだめていた。呪術者が死んでしまうと蚩尤の呪いを永久に解くことが出来ないため、呪術者に呪いを解かせる必要があったからである。


 「ああ、そうだな、その通りだ。」


 他の兄弟達もこれを聞いていくらか冷静になり、蚩尤達の呪いを解け、さもなければ三苗族皆殺しにすると脅した。否、脅しではなく本当に皆殺しにするつもりであった。


 「おい、お前ら。兄者たちの呪いが解けなければ喰ってしまうから覚えておけ。」


 と、蚩尤たちの呪いが解けなければ高確率で自分たちに訪れる近い将来の状況を聞きながら、なす術もなく震え上がっている三苗族の長老たちは蚩尤軍に降伏し呪いを解くことを約束した。

 三苗族の呪術者たちは敵意むき出しの蚩尤の兄弟達に囲まれながら生きた心地がしない状態で九黎の都の蚩尤の屋敷までやってきた。蚩尤を目の当たりにして呪いが解けなければ自分たちは確実に惨殺され、さらに今晩の夕飯として食われてしまうかもしれないと思い震える手で呪いを解く儀式を行った。

 三苗は優秀な呪術者であると共に呪いを解く方法も心得ており、この儀式は成功し蚩尤達の体に寄生させた蠱を取り除くことが出来たのだ。

 もともとは呪術とは人々を助けよりよい生活を送るために発展してきたのであるが、いつしかその目的は自分の恨みを陰ながら晴らすという呪いの方に使用されるようになって行ったのだ。


 呪いを解いた三苗の長老たちは殺されるのを覚悟していたが、蚩尤の言葉は意外なものであった。


 「お前らには死ぬ目に遭わされたが、今後儂に忠誠を誓うのであればお前らの命は助けよう。」


 と、三苗の長老たちの命を助けると言い出したのだ。さらに、


 「我らには中原侵攻という目的があるではないか、その目的を果たすためには三苗がひつようだ。分かってくれ、兄弟達よ。」


 と言ったが、狂暴無比な無支祁に殺されそうになった兄弟達はこれには納得いかない様子であった。

 蚩尤は荒ぶる兄弟達を根気強く説得し行くうちに、三苗の砦で無支祁を見た者の中には中原侵攻には三苗の力が役に立つと思う者も出だし、最終的には兄弟達は皆しぶしぶ同意したので蚩尤は三苗の長老の命を助けると共に、三苗族を九黎族の配下に加えてしまったのであった。


 この後蚩尤達の体調は徐々に回復していったが一旦呪いがかけられて生死の境を彷徨った体を元に戻すには半年以上の静養が必要であった。

 蚩尤の冀州城への行軍が軒轅達の予想よりも大幅に遅れてしまったのは三苗族の蠱毒によることが原因であったのだ。これが幸いして華夏に蚩尤に対抗するための貴重な時間が与えられたのであった。


 この時兄弟達と三苗族との戦いから1ヵ月程経過していたが、蚩尤は床に就いたまま天上を見てひとり呟いた。


 「まさか三苗が蠱毒を仕掛けてくるとは思わなかった。今回はさすがに死ぬかと思ったぞ。しかも呪術師が全員女だとは夢にも思わなかったわい。しかし、思い出しただけでも腹が立つ、今すぐにでも奴らを皆殺しにしてやりたいがいや待て、あの呪術は役に立つ。味方につけておけば何かと使えるであろう。今から中原へと攻め込むのだ。あの小賢しい応龍も中原に加勢したと聞いた。中原の国々はさらに勢力を拡大しているとも聞く。中原と戦うために今は戦力を増やさねばならんのだ。」


 蚩尤も一代の英雄であった。私情で動かずに大局を見て判断していたのだ。


 「今回は兄弟達のおかげで命拾いをしたわい。九黎族を富ませるためにも俺はまだ死ぬわけにはいかんぞ。そしてあの米とかいう穀物が豊富に収穫されている肥沃な中原の大地を我らのものにするまではな。」


 そんな中、冀州城で兄弟の一人が華夏の人間に殺されたという知らせが届いた。人間如きが自分達を殺すことが出来るはずがないと思っていた兄弟達はこの知らせに愕然とした。蚩尤は兄弟の死に激昂し、他の兄弟達も軒轅を殺せと大声で叫び周囲にいた九黎族の警備兵は蚩尤と兄弟達の野獣の咆哮に似た凄まじい剣幕に耳をふさいで怯えていた。

 蚩尤は体調回復にまだ時間がかかったために先の無支祁との戦いで傷ついた者を除いた30人の兄弟達と三苗の呪術師をすぐさま冀州城へと派遣した。


 蚩尤の体調は少しずつ回復していった。やがて歩けるようになり万全とまでは行かないが戦えるようにもなった。しかし蚩尤は冀州城へは行かずに別の場所へ赴いていた。それは風伯ふうはく言う東方の神の下であった。

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