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2,私の魔法について話しましょうか

ブックマークがついていて驚きました。

1話はちょっと誤字を直しました

さて、今日もお店の準備を始めましょう。

ああ、皆さんおはようございます。アイリスです。

私のお店の開店時間は、田舎のカノフ地区ということもあり、お昼頃とさせてもらってます。閉店時間は夕方ぐらいと、短い営業時間になっているのです。どちらも曖昧で私の気分やお客様の出入り次第で日によって変わります。


喫茶店ということで、大まかなメニューの内容は、

オムライス、パスタ、サンドイッチ、パン、ケーキ、紅茶

と言うものです。

もちろん、全てひと種類という訳では、ありません。


ふふふ、ところで皆さん気づきませんか?オムライスがあるということに!

こういう異世界だと、洋風で和食が懐かしいとかこいしいとなるのがテンプレなのにお米があるんですよ。このおかげで、ほかの異世界転生者のように、自分の記憶を頼りに作り出したりする手間が省けました。もしかしたら、私の前に転生したかたが頑張ってくれたのかもしれませんね。

ありがとうございます。心から感謝申し上げます。


しかし、稲を育てているのは私なので、ちゃんと苦労もしているので、お許しください。

え?『育てるだけだから、まだ楽だろう』ですって?

一人で暮らしていかないといけないんですよ。多少楽をしてもいいでは、ないですか?!


ええ、まあ、私自身の魔法の力により、楽しているのは認めますけどね・・・

私の魔法は植物の育成に効果を持ちやすいものだったのです。

そこそこ魔力も多かったので、頑張れば平民にとって花形の王宮勤めになれたかもしれませんが、私は攻撃魔法、防御魔法共に、才能がなかったみたいなのです。前世が安全でひとに攻撃するのをよく思わない感じだったので仕方ありませんね。王宮勤めになるには、最低は防御魔法が必要になるのでなくなく先生方が諦めていました。

え?私ですか?

私は記憶を思い出す前から王宮勤めになる気はありませんでした。まあ、その頃から、攻撃魔法も防御魔法も苦手意識があったのが一番の理由でしょうかね。両親ものほほんとしていたため、流れに身を任していました。

だからこそ、先生方の思惑通りに割と厳しい授業内容だった特別クラスにいたわけですけど・・・

魔法ができなくなったタイミングがタイミングでしたので、先生もクラスメイトも優しく見守ってくれた訳ですけど。


クラスメイト達はちゃんと貴族様方に負けずに頑張っているのでしょうか?


あら?今日のお客様が来てくださったようです。


「いらっしゃいませ!お好きなお席にお座りになってご注文がお決まりになりましたら、お呼びになってくださいね。」


さあ、喫茶『やどりぎ』開店です。


実はアイリスさん記憶を戻してからもともとできていた座学がさらにできるようになったのでそのこともあり先生方からは惜しまれていました。本人は気づいていませんが・・・

次回は登場人物を増やしたいなと思います。

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